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[02]
天人あまひとに還る (岡田多母 著) 

『天人(あまひと)に還る』 ……人は、生きとし生けるものと調和して生きていけるようになります。「大調和(アセンション)」が目前です。(地球(テラ)の語り部)岡田多母著

地球テラの語り部)岡田多母著
ISBN978-4-910545-05-9
定価(本体1600円+税)

内容

幼いころから、著者には「ここはどこ? 私はだれ?」という違和感がずっとついて回りました。まわりの人や環境になじめなかったのです。そのわけがはっきりしたのは小3年のとき。アイルという名前の男の子(5歳)だった過去世、さらにミツという女の子として生きていたことを思い出したのです。長ずるにつれ彼女の身のまわりに不思議なことが頻発し、神通、霊視、お筆先など、不思議な能力が出てきました。霊能力? 最初、そんなものはいやだと拒否しますが、妙な出来事が引き続き、やがてその道の方々から霊能者への道を進むように説かれます。
「普通に生きたい」と思っているのに、払っても払っても溢れてくるのです。ついに、そのままの自分を受け入れるしかなくなりました。これしかなかったのです。以来著者は、アイル、ミツ、岡田多母の3者が統合された「地球テラの語り部」として、時代を見つめるようになりました。

いろいろ問題が見えます。
本書で著者が強く語るのは、「天人あまひとに還れ」です。

人類は5次元以上の高意思(宇宙知性)とコミュニケートすることで、21世紀の先は、神と人類で創造する時代が始まります。人類が自らを神の座に進化させる惟神(かんながら)の時代です。人は神の座から根源へと進化して、ヒカリそのものとなるのです。すると、人は生きとし生けるものたちと調和して生きられるようになります。それが宇宙全体に広がると「大調和」になります。大調和とは、健やかな人類、健やかな地球、健やかな宇宙です。人は、太陽系の他の星たち、さらに天の川銀河の全ての星々と和合できる「天人」になるのです。
この流れを取り戻すこと、これが「地球テラの語り部」岡田多母の想いです。

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目次

(第1章)「ここはどこ?」
(第2章)不思議な力
(第3章)人として生きる
(第4章)時を読む
(第5章)深い契りの人――船井幸雄先生
(第6章)長男の生と死
(第7章)大浄化(アセンション)
(第8章)根源に還る
(第9章)現実に向き合う
(第10章)和―ユルヴェーダ
(終わりに)どんな世界にいたいですか
(オマージュ)あれから24年 加藤 千香子

著者略歴

岡田多母(おかだ・たも)

1956年埼玉県秩父市に生まれる。別の人生の記憶がぼんやりとあったせいか、幼少のころから「どこか違う所に来た」という違和感が付きまとう。それがはっきりしたのが小3のころ。「アイル」という名前で生きていた過去世、さらに「ミツ」(女性)だった過去世が蘇る。長ずるにつれ不思議な出来事が続き、自分のなかに、神通、霊視、お筆先などの能力があることを知る。そのままの自分を受け入れて生きる、と肚をくくる。以来、アイル、ミツ、岡田多母の3者が統合された「地球(テラ)の語り部」として時代を見つめている。
主宰する講座に、「自然法を生きる」「和然講和」(日本の吉祥/ヤマト観相学)「語り部講座」(思いを伝えるヤマト言葉/言霊)「空のお稽古」(日本の暮らしと和膳)「光コトハ+波ESP 育成コース」「祈りと瞑想」などがある。著書に『愛しのテラへ』『ヘソの話』(共に風雲舎刊)など。

問い合わせ:アイ企画(E-mail info-public@ai-kikaku.co.jp‎ ☎ 0494-25-1308 fax: 0494-25-1309)

担当者から

20年も前のことですが、初めて岡田さんに出会ったとき、「この人は高度な意識をもった宇宙人にちがいない」と担当者は感じました。話の内容がぶっ飛んでいて、(真実を語っているという印象はあるのですが)ぼくには理解できない、会話が成り立たない、原始人が神さまと会話しているみたい、「こんな人、見たことがない」と冷や汗をかいていました。

岡田さんはこの地球やその人々に慣れる苦労を重ね、結婚し、子どもをもうけ、ふつうの人間になろうと努力したようです。でも見る人が見ると、その力は歴然と現われるようです。あの船井幸雄さんはずばり、「彼女の特性は、直観力に特に優れた人。どんなことについても瞬時に正しい答えの分かる能力」と見抜き、ジョーティッシュ(インドのヴェーダ占星術)のミシュラ先生は、「直観とは、人間に備わっている超自然的な本来の判断力。現在、過去、未来に開かれている全ての知性。正しい答えがわかる能力のことです。
あなたにはすでに備わっています」と看破しました。
優れた宇宙知性が何をどう見てきたのか、本書は「あなたの目に、今の世は、未来はどう映っているの?」というぼくの問いに1年がかりで答えてくれた語りです。どうぞご一読ください(編集部・山平)

[11]
わたしは意識の粒子となって浮いていた
…それが「本当のわたし」だった…

『わたしは意識の粒子となって浮いていた  …それが「本当のわたしだった…』 (コンビニ店長の不思議な旅)水谷フサエ著

(コンビニ店長の不思議な旅)水谷フサエ著

ISBN‎ 978―4―910545-04-2

定価(本体1500円+税)

内容

粒子おばさんから「新しい人」へ

著者はコンビニの店長さん。
夫の病没後、三人の子どもを抱え、コンビニ経営をすることになったのです。
見かけとは大違い、この仕事は激務。一日15、6時間の勤務、連日の睡眠不足。
疲れ切って自宅にたどり着き、バタンとベッドにもぐり込んだある夜、不思議な体験をします。

寝ている自分と、その天井あたりに白い雲のようなものが浮いています。白い雲は自分だと直感で分かりました。自分と白い雲の真ん中あたりで、両者を見ている意識がいます。それもわたしでした。わたしは三つに分解されていたのです。翌朝驚いたことに、身体が浮くように軽くなって、ひどい肩こりも消えていました。

別のある夜、エネルギーの波のようなものが足元から腰までやって来ました。「至福」としか言いようのない波。それはわたしを抱きかかえ、部屋いっぱいに広がって、天井を越えて出ていきました。

もっと驚いたのは、このわたしが粒子となって宙に浮いていたのです。浮遊する埃のように、粒子となって、意識を持つ粒子となって浮いています。わたしは意識のある粒子だった! この体験を機に、わたしは粒子おばさんとなり、「新しい人」に生まれ替わりました。

でも、これはいったい何? 何と呼ぶの? どうしてわたしに?
その答えを求めて、著者は長~い旅に出ます。トランスパーソナル、チベット仏教のお坊さん、森の暮らし、facebookの世界。ようやくたどり着いたのは、映画監督の白鳥哲さん、そして『ヒマラヤ聖者の生活探究』という一冊の本。 さて、そのつながりは?

映画監督白鳥哲さんのコメント

……筆者が、現代の象徴的な生活の場である「コンビニ」の世界で、肉体を最大に酷使し、それによって体験したことは、「人がエネルギーの存在である」ことを証明しています。
本書は、愛の粒子を感じ続ける「新しい人」に脱皮するためのガイドブックであります(「解説」より)。

ポイント

著者は、コンビニの実状をきちんと描きながら(「コンビニ店長の細腕繁盛記」としても読めるくらい)、そのうえで自分の意識の変化を丁寧にまとめています。瞑想の仕方、意識の目覚め。それらを一つひとつ確かめながら、「本当の自分」にたどり着くそのプロセスが読みどころ。瞑想家でも行者でもないアマチュアがここまでやれるのか、と驚きます。読み手にも、「ほら、あなたもやれそうでしょう」と誘っているみたい。嬉しくなります。

目次

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(はじめに)不思議なことが続きました

(第1章)満月とボタン雪の夜
(第2章)三層になったわたし
(第3章)部屋いっぱいに広がったわたし
(第4章)粒子体験
(第5章)トランスパーソナル
(第6章)「何もすることはない」
(第7章)コンビニの小さな窓から
(第8章)森の暮らし
(第9章)クロスする二つのヴィジョン
(おわりに)森の呼吸に合わせて
(解説)人はエネルギーの存在なのです 白鳥 哲

著者略歴

水谷フサエ(みずたに・ふさえ)

1947年福岡県英彦山(ひこさん)の麓で生まれる。20歳で結婚。夫の発病を機に専業主婦から居酒屋経営へ(35歳)。「知らない世界」を垣間見る(42歳)。コンビニ店長に(43歳)。自分の意識と初めて出会う(49 歳)。「エネルギーで満たされた部屋いっぱいのわたし」を観る(50歳)。意識の粒子となって浮いていた、本当の自分は「意識の粒子」だったと知る(51歳)。その後、一連の体験の意味を問う旅に出る。コンビニ店長引退。森の生活へ(70歳)。『バガヴァッド・ギーター』に出合う(72歳)。本書を書き始める(74歳)。2023年5月脱稿。「わたしの人生すべては、この本を書くために用意されていた」と実感。すべてに感謝。

[07]
「バイオサンビーム」で病気が治った(青木クリニック院長 青木秀夫著)

”治る治療”を追求してきた

ある医師の物語

青木秀夫(青木クリニック院長)著

(定価1600円+税)

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この本について

著者19歳。受験に失敗して浪人中、鬱屈していたある日のことです。
ぶらり入った本屋で、一冊の本に出会いました。
『人間の運命』(新潮社)。
ふーん、人間の運命……?

作家芹沢光治良の自叙小説です。
主人公の名前は森次郎。
強い意志をもって人生を切り開くその姿に深い感動を覚え、著者は
「自分だって社会に裨益する人間になりたい」と深く心打たれます。
全14巻をむさぼり読んだころ、著者の魂にカチッとスイッチが入りました。

学業成績「中の下」程度の青年が、
「自分の使命を私利私欲なく忠実に追求すれば、道は開かれる」
という芹沢光治良の言葉に押され、「よし、病気を治す医者になる」
と志を立てたのです。
『人間の運命』――この本が青年の運命を変えました。
芹沢先生は人生の師となりました。

とはいえ医大受験は失敗続き。

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一浪、二浪ならまだしも、ようやく八浪の末に医大に合格し、
なんとか呼吸器内科の医者になります。
五年ほど後、臨床にも慣れ一人前になったと思っていたある日のこと。
「自分は本当に患者さんを治しているだろうか?」
という疑問が湧きました。
患者さんの病気の原因を突き止め、きちんと治るべく対処しているか。
病気を治す医者に向かっているか、漫然と医者らしいことをやっているだけ
ではないか……と。

目の前にある医療現場は「治らない現代医療」の集合体のようです。
治らないままずっとそこにいる患者さん、治らないで退院していく患者さん、
亡くなる患者さん――。
それを横目に見ながら、医者たちは自分の研究テーマに精を出し、目先
の仕事をこなし、対症療法に労力を費やしているように見えました。
紛れもなく自分もその一人です。ガーンと一発頭をぶん殴られたようでした。

——————–
治っちゃった
——————-
こんなざまじゃ“病気を治す医者”なんかになれない――
新規まき直しとばかりに、著者は「食」を学びなおし、東洋医学、漢方
へ目を向け、導かれるようにバイオレゾナンス医学(矢山利彦医師の提唱)
に出会います。
人間をエネルギー体としてとらえ、バイオ(生体)が発するレゾナンス
(波動共鳴)を診る――医学です。
これぞ求めていたもの。夢中で取り組みました。

ある日、思いがけないアクシデントのおかげで、「バイオサンビーム」という
療法を思いつきました。患者さんの胸に紙カードを付け、漢方中心の投薬を
する――基本はこれだけです。この療法で、「治りません」と言われた病気が
次々と治っていくのです。

●脳下垂体の腫瘍の40代女性。脳に溜まった歯科金属が原因と診断。歯科
治療で金属を除去、デトックス漢方薬の服用で、2年後にがん消失。
●80歳の前立腺がんの患者さん。前立腺がん対応のカードと漢方薬を処方。
病因を取り除く生活(乳製品・生ものを摂らない、電磁波対策など)を徹底
することで、4カ月で完治。
●新型コロナウイルス、リウマチ、アトピー、皮膚病、乳がん、すい臓がん
等々、よそで「手の打ちようがありません」と告げられた患者さんが、カード
を身に付け、漢方薬中心の処方を受け、生活改善することで、「治っちゃった」
のです。

著者の「青木クリニック」は静岡県富士宮市内房の田んぼの真ん中にあります。
富士川が流れ、見慣れぬ角度で富士山が顔をのぞかせ、里山がぐるりと
周りをとりまき、のんびりゆったりした風景の中にあります。
クリニックがうまくいかなかったらここで自然農でもするか……そんな覚悟を
決めての開業でした。

新幹線「新富士」駅から車で30~40分、身延線「芝川」から徒歩20分。
交通至便とはいいがたく、辺鄙なところです。
でも開業以来18年間、診察した患者さんは1万8千人。
片田舎の小さなクリニックに、全国から患者さんが押し寄せています。

東洋医学では古くから医者のランク付けがあるそうです。
「上医は未だ病まざるものの病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、
下医はすでに病みたる病を治す」
著者の目指すのは、「未だ病まざるものの病を治」す上医への道です。
下医から、中医、上医へと進む光の道――予防医学への展望です。
予防医学としてのバイオレゾナンス医学が普及すること、
それが青木さんの目指す地点です。

志を立てて、そこを目指す。
芹沢光治良の『人間の運命』(全14巻)『神の微笑』『神の慈愛』
『神の計略』他を、改めて読み直ました。若いころ流し読みした印象とは違い、
青木さんのこの本を読んだ後で読み直すと、芹沢さんという作家の大きさに、
深く打たれました。こういうすごい作家がいたんだなあと。
いい本、まっとうな本、社会に裨益する本――
自分も初志を思い出さなければいけないなと。

一歩進んだ医学です。
「あなたの病気の原因は分かりません」
「打つ手がありません」などと言われたら、この本をご一読ください。
きっと展望が開かれます。

目次

(オマージュ)仮想現実から覚醒したわが同志 矢山利彦
(はじめに)「病気を治す医者になる」
(第1章)社会に裨益する医者になる
(第2章)治る医療を求めて
(第3章)バイオレゾナンス医学へ
(第4章)バイオサンビームの世界
(第5章)現代病へのアプローチ
(第6章)見えない世界を可視化する
(あとがき)
(著者のこと)医療と神のスピリットをつなぐ本 井手 恵

著者略歴

青木秀夫(あおき・ひでお)

青木クリニック院長。バイオレゾナンス医学会認定医師。
1950年静岡県沼津市生まれ。沼津東高校卒。浪人中に芹沢光治良『人間の運命』と出会い、社会に裨益する人間、とりわけ「病気を治す医者」になる志を抱く。早稲田大学理工学部に入学するも、芹沢文学に触発された初志を貫き、八浪の末、浜松医大に合格。卒業後、浜松医大第二内科呼吸器内科、榛原総合病院、焼津市立総合病院、共立蒲原総合病院に勤務。この間東洋医学、漢方を独学で学び、治る医療を求めて、矢山利彦氏率いるバイオレゾナンス医学に出会う。2003年静岡県富士宮市郊外に青木クリニックを開業。2011年、精神的な活動の場として医院隣に「長寿の館 森次郎」をオープン。

[04]
「ありがとう」100万回の奇跡(工藤房美著) 

「ありがとう」はサムシング・グレートへの感謝の祈り (筑波大学名誉教授 村上和雄)

「遺伝子スイッチ・オンの奇跡」②

「ありがとう」10万回でガンが消えました。

以来ずっと、「ありがとう」を唱えていたら、不思議なことが続出するのです

工藤房美〈語り〉 木下供美〈聞き書き〉

ISBN978-4-938939-88-5

定価(本体1500円+税)

☆「ありがとう」10万回でガンが消えた
工藤さんは48歳の主婦。ある日「あなたは子宮頸ガンです。「余命1ヵ月」と告げられました

その病床へ『生命の暗号』という本が届きます。一読して驚いたのは、「人間のDNAのうち、実際に働いているのは 全体のわずか5%程度で、その他の部分はまだよくわからない」というところです

え、それなら?眠っている95%のDNAのうち1%でもオンになったら、私だって少しは良くなるに違いない――そう思いついた瞬間、著者は「ばんざーい!」と叫んでいました 病んでない目、鼻、耳、その他の臓器の細胞に「これまで私を支えてくれてありがとう」とお礼を言い、ガン細胞にも「あなただって支えてくれたのだから、ありがとう」と感謝を伝えました

ガンが消えてなくなるように祈ったのではないのです 10ヵ月後、ガンは消えました(12年前のことです)。

 

☆「ありがとう」100万回を超えた頃
以来、著者は「遺伝子が喜ぶ生き方」を生活の基準にします。

人にもモノにも一木一草にも、「ありがとう」と感謝し、それを日々実践する――そんな生き方です

そうすることで、遺伝子をオンにしていったのです

「ありがとう」が100万回を超えた頃です、不思議なことが続出します

妊婦さんのおなかの赤ちゃんが話しかけてきたり、見ず知らずの人から「久しぶり、元気だった?」と声をかけられたり、亡くなった人との魂レベルでのコミュニケーションとか、宇宙人がお店にやってきたり…… 意識が宇宙まで飛び出し、ますます不思議なことが続出しています。

 

☆目次
(オマージュ)「ありがとう」はサムシンググレートへの感謝の祈り(村上和雄) (プロローグ)「あとどのくらい生きられるとですか?」 (1章)遺伝子が喜ぶ生き方 (2章)宇宙とつながる (3章)希望を届ける (4章)元気になった人 (5章)大地が揺れた (6章)命を見つめて (エピローグ)楽しく、ワクワク生きる

 

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著者の近況

前著『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』(5刷り)の出版の後、著者のところには病に悩む人がたくさん訪ねてきました。著者は一人一人に自分の経験を伝え真剣に対応し、中には「ありがとう」を唱えることでガンが消えた人もいたそうです

著者は熊本でカレー屋さんを切り盛りしながら全国を歩き、「遺伝子をスイッチ・オンにすると、いいことがある」という村上説を、自分の経験とともに語り歩いています。東京、埼玉、秋田、北海道と、どんどん広がっています。今年はロス、サンフランシスコも回る予定だそうです。熊本の工藤から全国区の人になりました。お声がかかれば、小さな集まりにも出ているようです。

出版社から

眠っている遺伝子をスイッチ・オンする――この村上学説は大切な真理かもしれません。そうだとすると、テーマは絞られます。どうしたらスイッチ・オンできるか。

村上和雄先生は、「工藤さんの変化は、すごいねえ」と激賞しながら……

原稿を一読した村上先生は、「この人の進化は、すごいねえ」とべた褒めです。その先生から工藤さんに「あなたの弟子にしてください」という(ジョーク交じりの)電話がかかってきたそうです。先生は数年前の脳梗塞で舌がもつれるなどの後遺症があります。どうしたら実際に遺伝子をスイッチ・オンすることができるか、師匠は実践者である工藤さんに、その秘策を尋ねたかったのかもしれません。工藤さん、すごいですね!

[12]
サレンダー(マイケル・A・シンガー著/菅 靖彦・伊藤由里訳)
——自分を明け渡し、人生の流れに身を任せる

森の中で瞑想していた隠遁者は、
なぜ、どのようにして
巨大なIT産業の経営者になったか。

アメリカを代表するスピリチュアル教師(ティーチャー)マイケル・シンガーの「気づき」と成長のストーリー。

『サレンダー』
(THE SURRENDER EXPERIMENT)
my journey into life’s perfection

— 自分を明け渡し、
人生の流れに身を任せる —

マイケル・A・シンガー
菅 靖彦・伊藤 由里 訳

 

46ソフト336p
定価(2000円+税)
ISBN978-4-938939-86-1
風雲舎

世俗的なことと、
スピリチュアルなことを
分ける考えが消えた。
流れに任せると、
人生はひとりでに花開いた。

自分の自己実現の道は、瞑想以外にないと
私は信じ切っていた。
だが、それは間違っていた。
人生は、他人への奉仕を通して、自分自身を
解き放つ方法を指南していた。

発売(2015年6月)以来、「ニューヨークタイムズ」のベストセラーに昇りつめた話題の一冊です。

山川亜希子さんが、『サレンダー』についてコメントしてくださいました

~私の大好きな本です。本の読めない私が、あっという間に読んでしまいました。
~本当に読めないのです。目も良くないし、それ以上にじっくり本とむかえない。私は本から学ぶタイプではない、と言われてほっとしたことがあるほどです。(2017年11月、フェイスブックで)

~私たちがかなり前に訳した本、タデウス・ゴラス著『なまけ者のさとり方』には、人生のコツ、生き方の大切なルールとして、「抵抗しないこと」というルールがあげられています。起こってくること、宇宙があなたに差し出すことに、抵抗してはいけない、それを素直に受け入れなさい、すると人生はとても穏やかで楽で、しかも生き生きしたものになる、と書かれています。ちなみに、この本は薄くてすぐに読める本ですが、とても深い内容が愛を込めて書かれています。どんな方にもおすすめの一冊です。

もう一つ、最近読んだ本に、マイケル・シンガーという人が書いた『サレンダー』があるのですが、この本にはもっと詳しく、「受け入れの法則」を使ってみたらどんなことが起こったか、マイケルさんの体験が書かれています。もちろん彼は「受け入れの法則」という言葉を使っていませんが。

シンガーさんは大学院で経済学を学んでいましたが、本当に興味があったのは、心を静め、悟りを開くことでした。だから瞑想ばかりして、そのため広大な森の中に住むような青年でした。しかし、経済学の学生としても、きわめて優れていたようです。

彼はある時、「誰かが自分に何かを提案してきたら、好き嫌いを無視して、どんなことでもすべて受け入れる」という決心をしました。彼はとても優秀な人だったので、仕事や依頼がいろいろやってきました。あまりやりたくない仕事もあったのですが、すでに何も断らないで全部受け入れる、と決めていたのですべてOKしました。するとどうなったか……最初は乗り気でなかった仕事でも、どれも彼の人生を大きく発展させていったのです。そして何回もそのようなことが続いて、気がついてみると、大きなIT企業の経営者になっていたのでした。

マイケルさんはすこぶる優秀な人ですから、このお話は例外と思うかもしれません。自分はとてもそんなではないから、誰からの話も来ないし、来たしてもうまくいきっこない、なんて、どこかで思っていませんか?

でもね、それぞれの人にはそれぞれにふさわしいことが用意されています。または自分で得意なこと、この世ですることになっていることを決めてきています。だから、多分、マイケルさんくらい、優秀でないとうまくいかないよね、ということはないのだと思います。たとえば、普通の奥さんであるあなたに、ある日、友達からアルバイトのお誘いがあり、それに乗っていったら、ものすごく楽しくて自分のためになる仕事に発展するかもしれないのです。

ゴラスさんやシンガーさんの本の他にも、自分に起こったことにはすべてOKを出そうね、とか、起こってくることにすべてイエス、と言いましょう、などという本は数多くあります。ということは、「受け入れの法則」は決して私たちの発明品ではなくて、すでに生き方のコツのひとつとして、または生き方のルールとして、多くの人が使っていたり、知っていたり、推薦していたりしているのです。(山川紘矢・山川亜希子『受け入れの極意』(興陽館))

山川紘矢様・山川亜希子 様 公式サイト

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(こんな内容です)

① 著者のマイケル・シンガーはフロリダ大学で経済学を専攻するのんびり屋の、マリファナをたしなむインテリヒッピーでした。時代はベトナム戦争の影響で、ヒッピー、マリファナ、LSDなどが氾濫し、カウンターカルチャーと呼ばれた
1960年代の激動期です。

② ある日友人とソファでのんびり会話を楽しんでいると、世間のあれこれについて、自分の頭の中の声が「これは好き、こいつは嫌い」とわめく声と、それをじっと見つめているもう一人の自分がいることに気がつきます。
頭の中に二人の自分がいる! これには驚きました。

③ その状況が高じてくると、頭はこんがらかってマイケルはすっかり辟易します。
こいつを黙らせる方法がないかと、フロイトや心理学の本をめくっても、答えはありません。ところが、「禅」の本にその答えがありました。頭の声を鎮める方法は、瞑想でした。

④ 小躍りしたマイケルは、瞑想三昧の暮らしに入ります。経済学や博士論文は、どうでもよくなります。「深く集中すると動揺はすべて溶け去った。そこには静寂と平和があった」……そんな気分です。

⑤ 瞑想三昧のマイケルは、自己実現の道は瞑想以外にはないと信じていたのですが、だんだんそれは間違いだと気づきます。

⑥ 他人とのかかわりが多くなり、他人に奉仕することが面白くなったのです。
他への奉仕を通して、自分を解き放つ……
それが人生の目的、それこそが完璧な人生の旅だと気づくのです。

⑦ 森の中で瞑想する隠遁者は建設業者となり、パソコンに夢中になってプログラマーに変身し、全米一といわれるソフトウエアを書き、やがてIT関連の企業経営者へと変身します。森の中の瞑想所「宇宙寺院」を営みながらです。
人生は、マイケルをとんでもない世界へ引っ張り出すのです。

◎読みだすと、これが面白い。ついつい明け方まで読んでしまいます。

◎おやこれは、ソロー『森の生活』、パラマハンサ・ヨガナンダ『あるヨギの自叙伝』に似ているな、と感じられるかもしれません。

◎そろそろ瞑想してみようかな……と感じたら、あなたはこの本を“読んだ”ことになります。

◎訳者の菅靖彦さんはマイケルと同じ1947年の生まれ。
人生の流れが自分に提示するものを受け入れ、精魂込めてやってみる、というこの一冊にぞっこんです。訳者の手になる『サレンダー』サイトをクリックすると、『サレンダー』とマイケルについての情報が詰まっています。

http://www.surrender.top/

『サレンダー』……目次

(イントロ)人生の流れに身を任せる

(第1部)目覚め
1章 叫びではなく、囁きと共に
2章 自分を知る
3章 禅の柱
4章 絶対的な静寂
5章 天国と地獄
6章 人生からの贈り物
7章 怯える人間
8章 予期せぬインスピレーション
9章 約束の地
10章 聖なる小屋
11章 汝僧院へ行け
12章 弟子に準備ができたとき、師が現われる

(第2部) 偉大な実験が始まる
13章サレンダーイクスペリメント
14章 人生に身を委ねる
15章 王子と乞食
16章 見えないものに従い、未知の世界へ
17章 初めての面接
18章 手綱を手放す
19章 教師になる
20章 刑務所訪問

(第3部)孤独から奉仕へ
21章 生きているマスターからの呼びかけ
22章 シャクティパット
23章 ゲインズビルに師を迎える
24章 寺院建立
25章 ハート・チャクラが開く
26章 再婚

(第4部) 宇宙の流れに委ねるビジネス
27章 ウィズラブ建設の船出
28章 正式な建設業者に
29章 コミュニティ・バンキング
30章 拡大する宇宙寺院
31章 クリエイチャーの変容

(第5部)お金では得られないもの
32章 パーソナル・セルフからパーソナル・コンピュータへ
33章 「メディカル・マネジャー」の誕生
34章 初期のプログラマー
35章 売り出す準備

(第6部)自然な成長の力
36章 ビジネス成功の基礎
37章 止まらない業界からの打診
38章 成長しつづける寺院

(第7部)暗黒の雲が虹になるとき
39章 頻発するシンクロニシティ
40章 新しいオフィスビルの建設
41章 未来への基礎づくり
42章 大いなる暗闇の時期

(第8部)爆発的な拡大
43章 「メディカル・マネジャー・コーポレーション」の誕生
44章 カルマ・ヨガ
45章 合併
46章 ワシントンに赴く

(第9部)トータル・サレンダー
47章 ガサ入れ
48章 主席弁護士との出会い
49章 合衆国vs.マイケル・A・シンガー
50章 『いま、目覚めゆくあなたへ』の出版
51章 憲法と権利章典
52章 神の介入
53章 振りだしに戻る

(訳者あとがき)――菅 靖彦

「スピリチュアルな修行が日常と協調するとき、驚くべき人生が展開する。
混沌の中に救済の光を投げる名品」
ジャック・キャンフィールド(『心のチキンスープ・シリーズ』の著者 amazon.com)

 

マイケル・A・シンガー(Michael A.Singer)

世界的ベストセラー『The Untethered Soul』(邦題『いま、目覚めゆくあなたへ』菅靖彦訳 風雲舎)の著者。フロリダ大学で経済学を専攻。大学院在学中(1971年)覚醒体験をして以降、瞑想やヨガにのめりこみ、森の中で暮らす。1975年、瞑想とヨガのセンター「宇宙寺院」を森の中に設立。クリヤ・ヨガの継承者であるパラマハンサ・ヨガナンダを師と仰ぎ、ムクタナンダ師、アムリット師らインドのヨギとの出会いを通して深い霊的体験を重ねる。その一方で、医療業務管理産業に革命をもたらしたソフトウェアを開発し、二千人以上の従業員を抱えるソフトウェア会社の最高経営責任者になる。本書の他に、『The Search for Truth(真理の探究)』『Three Essays on Universal Law: Karma, Will and Love(宇宙の法則に関する三つのエッセー:カルマ、意志、愛)』などの著作がある。

菅 靖彦(すが やすひこ)

マイケル・シンガーと同じ1947年、岩手県花巻市に生まれる。国際キリスト教大学(ICU)人文科学科卒業。翻訳家。日本トランスパーソナル学会顧問。自己成長や創造性開発をテーマに執筆、翻訳、講演を行なっている。著書に『自由に、創造的に生きる』(風雲舎)、『変性意識の舞台』(青土社)、訳書に『この世で一番の奇跡』(オグ・マンディーノ PHP)『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン サンマーク出版)、『ブッダの脳』(リック・カールソン 草思社)、『いま、目覚めゆくあなたへ』(マイケル・シンガー 風雲舎)など。

伊藤 由里(いとう・ゆり)

熊本県水俣市生まれ。青山学院短期大学英文科卒業。ウェスタン・ミシガン大学に編入・卒業。早稲田大学大学院人間科学部にて医療人類学を学ぶ。豊富な瞑想体験を持つ。

 

[06]
遺伝子スイッチ・オンの奇跡(工藤房美著) 

「きみはガンだよ」と、著者は宣告されました。
進行が速く手術はムリ。放射線治療、抗ガン剤治療を受けますが、
肺と肝臓に転移が見つかり、とうとう「余命1ヵ月です」と告げられます。

著者はどうしたか……?

「ありがとう」を

10万回唱えたら

ガンが消えました!

『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』

(余命一ヵ月と告げられた主婦)工藤房美著

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「自分の奥深くまで届くような“我を忘れる深い祈り”は、眠っている潜在的な力を呼び起こすのです」

(筑波大学名誉教授)村上和雄

 

(ISBN978-4-938939-83-0)定価(本体1400円+税)
10月30日発売


こんな手があったんだ!

●「手術はムリです、余命一ヵ月」と告げられて、著者は呆然自失としていました●その病床へ『生命の暗号』(村上和雄著)という一冊の本が届きます。一読して、著者は驚きました●いちばん驚いたのは、「人間の遺伝子のうち、実際に働いているのは全体のわずか五パーセント程度で、その他の部分はまだよくわかっていない」というところです●これを読んだとき、閃いたのです、それなら眠っている残りの九五パーセントの遺伝子が目を覚ましてオンになったら、私だって少しは良くなるに違いない……そう閃いたのです●それに気づいた瞬間、「ばんざーい!」と大きな声で叫んでいました●まず病んでいない目、鼻、耳、その他の臓器の細胞に「これまで私を支えてくれてありがとう」とお礼を言い、ガン細胞にも「あなただってこれまで支えてくれたのだから」と「ありがとう」と伝えます●ガンが消えてなくなるようにと祈ったのではないのです●十ヵ月後、ガンはすっかり消えていました。

 

村上和雄先生からのオマージュ

自分の奥深くまで届くような“我を忘れる深い祈り”は、遺伝子のオン・オフの働きを呼び起こすことができるはずです。心の底からの願いは自我レベルにはないのです。つまり、奥にある本当の自分(真我(アートマン))に働きかければ、眠っている潜在的な力を発揮できる、というのが私の考えです。彼女は素直な心で、それを実行してくれたのです。

工藤さんと村上先生の講演会は盛況裡に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

紹介ビデオ

「みやざき中央新聞」社説11月2日号にて本書の紹介いただきました。
下記よりお読みいただけます。

眠っている遺伝子をオンにしてみよう(「みやざき中央新聞」編集長)水谷護人

▼ 続きを読む

本文より

●いちばん驚いたのは、

「人間のDNAのうち、実際に働いているのは全体のわずか五パーセント程度で、そのほかの部分はまだよく分っていない。つまり、まだオフになっているDNAが多い」

というところです。

これを読んだとき、それなら、わたしの眠っている残りの九五パーセントのDNAのうち、よいDNAが一パーセントでもオンになったら、今より少し元気になるかもしれない……と、ふと思いついたのです。つまり、わたしの眠っているDNAが目を覚ましてオン

になったら……?

と連想したのです。

……そして次の瞬間、

「ばんざーい!」と叫んでいました。

大きな声で、「ばんざーい! 人間に生まれてきて良かった!」

と人目もはばからず、真夜中の二時、大声で叫んでいたのです。相部屋のガン患者さんは睡眠薬を飲んで爆睡しています。私はいくら眠れなくて辛くても、入院中、睡眠薬を飲んだことはありません。このときも暗い病室で、こうしてこのタイミングで届いてくれた本を握りしめ、ひとり感動していました。明日の治療のことを少しでも忘れられるならと読み始めたこの本に、そのとき私はこんな大きな希望をいただいていたのです。

 

●まずはガンではない部分から始めました。

見える目に、ありがとう。私の大切な人が見えることに、本当にありがとう。幼いときの子供たちの笑顔。透き通った青い空。今でも鮮明に思い出せます。見えるおかげで、消すことのできない大切なすてきな思い出がたくさんあります。見える目にありがとう。目の遺伝子にありがとう。

聞こえる耳に、ありがとう。愛しい人の声が聞こえることにありがとう。楽しい笑い声、自然の中の鳥のさえずり。風の音。私を癒してくれたたくさんの優しい音楽。私の耳にありがとう。耳の遺伝子にありがとう。

動く手にありがとう。愛しい人たちに触れることができることにありがとう。料理を作ったり、手紙を書くことができること。手をつないで、暖かい手のぬくもりを感じられることにありがとう。手の遺伝子にありがとう。

動く足にありがとう。行きたいところに連れて行ってくれることにありがとう。足の遺伝子にありがとう。

髪の毛にありがとう。

働いてくれている心臓にありがとう。ありがとう。

身体のどの部分に、どれくらいの細胞と遺伝子があるのか分かりませんでしたが、ずっとずっとありがとうを言い続けました。

そのうち空が明るくなってきました。夜が明けたのです。それでもずっと、ありがとうを言い続けました。一つひとつに心を込めて、二回目のラルスの治療が始まる時間まで言い続けました。

 

●夜中の三時を過ぎた頃でしょうか、突然、洗面所のドアが開きました。高校二年生の次男が立っていました。次男は、髪の毛が一本もない私の頭と、その抜け落ちた髪の毛を握り締めて泣いている鏡の前の私の姿を見た瞬間、こう言いました。

「おかあさん、この特別な状況を楽しまなんよ(楽しまないとね)!」

びっくりしました。想像もしなかった息子からの励ましの言葉です。こんな意外な息子の言葉に、「この状況は特別すぎるでしょう!」と突っ込みたくなりましたが、「え? この状況を楽しむの?」と返すのが精いっぱいでした。

そして尋ねました。

「優くんなら、どがんして楽しむ?」

すると息子は、

「いっつもせんような化粧ばするたい。そしていっつも着らんような服ば着るたい。僕がバイトでカツラば買うてきてやるけん」と言ってくれたのです。

著者プロフィール

工藤 房美(くどう・ふさみ)

1958年宮崎県生まれ。3児の母。48歳で子宮ガンを発病。手術もできないほど進行しており、放射線治療、抗ガン剤治療を受けるが、肺と肝臓に転移が見つかり、「余命1ヵ月」と宣告される。その病床で、村上和雄著『生命の暗号』(サンマーク出版)に出会い、遺伝子の働きに深い感銘を受け、60兆個の細胞に感謝し、抜け落ちた髪の毛一本一本にも「ありがとう」を言い続ける。10ヵ月後、全身からガンはきれいに消えた。完治後、村上和雄教授の勧めで、自らの体験を語り歩く。以来、自分の遺伝子が喜ぶ生き方を選択。現在インド・ネパール料理店を開き、2店舗を切り盛りしている。

担当者より

風雲舎の集まりによく参加して下さる木下供美さんというご婦人がいます。三人の子どもさんを連れて、保江邦夫先生、並木良和さんの集会などにわざわざ宮崎県からお出でになるのです。航空費、ホテル代を入れると、大変なご出費だろうと、ぼくは思っていました。

彼女からある日電話がありました。仲良しのいとこの原稿をぜひ風雲舎から出版したいというのです。鹿児島に所用で出向いた際に、木下さんとご一緒に著者の工藤房美さんに会い、直にお話を伺いました。

「え、そんな……」と、その内容にびっくりしました。

 

工藤さんは子宮ガンと宣告され、あれこれ治療を受けますが、打つ手がなく、とうとう最後に「余命一カ月です」と告げられます。息子たちに遺書をしたため、衣類や靴を整理して、静かにその準備を整えています。そこに『生命の暗号』という村上和雄先生の著書が届きました。それを読んで、彼女は頭をぶんなぐられるような衝撃を受けます。そこには、

「人間の遺伝子のうち、実際に働いているのは全体のわずか五パーセント程度で、その他の部分はまだよくわかっていない」とあったのです。彼女はその部分を読み、こう閃いたのです。

「それなら眠っている残りの九五パーセントの遺伝子が目を覚ましてオンになったら、私だって少しは良くなるに違いない……その瞬間、『ばんざーい!』と大きな声で叫んでいました」

 

彼女は、遺伝子がスイッチ・オンになる方法――「ありがとう」という感謝の言葉をおよそ十万回ぐらい唱えたのです。まずは元気な部分に、次いで患部のガン細胞に。

十ヵ月後、ガンはきれいに消えていました。

 

村上和雄先生に彼女のことをお尋ねすると、
「そう、工藤さんのことは良く知っているよ」とおっしゃいます。

「先生、それならぜひ序文を書いてください」とぼくは頼みました。

「いいですよ」と村上先生。

その文章がすばらしいのです。

 

「自分の奥深くまで届くような“我を忘れる深い祈り”は、遺伝子のオン・オフの働きを呼び起こすことができるはずです。心の底からの願いは自我レベルにはないのです。つまり、奥にある本当の自分(真我­=アートマン)に働きかければ、眠っている潜在的な力を発揮できる、というのが私の考えです。彼女は素直な心で、それを実行してくれたのです。

 

いい言葉ですね。

こうして工藤さんは無事に生還しました。この後、彼女は村上先生の大ファンになり、先生の本を読みつくし、お二人は仲良しになります。

 

ところがある日、夢の中に、

「自分だけ治ったからって、それでいいの?」

というような言葉が降りてきました。

おまけの人生、これまでの暮らしではいけない――。

彼女は、村上先生の本で読んだ「遺伝子が喜ぶ暮らし」をしようと、それまでの仕事を辞め、知り合いのネパール人の求めに従って、カレー屋さんを開業します。お金のためではなく、調和のある暮らしを目指しての選択です。村上先生の言う「サムシング・グレート」の存在に気づいたのです。ガン完治後、彼女は何か大きなものの存在に気づいたのです。このあたりもすてきなお話です。

編集していて、こころが温かくなりました。では、本文をどうぞ。

ありがとうございます。(山平)

アスペルガーとして楽しく生きる(吉濱ツトム著) 

アスペルガーと言われる人が200万人を超すらしい。
他人と会話できない、
いつも強い不安や恐怖、劣等感がある、
慢性的な疲労感があるーー。

僕もそうでした。
小、中、高校と、みじめな人生でした。
でも、克服した。

適切な方法さえあれば、
誰でも改善できます!

自らの悲惨な体験をもとに、
克服のための知識と方法を
体系化したカウンセラーからの提言!

 

46版並製232頁 定価(本体1500円+税)
◎3月30日発売
ISBN978-4-938939-80-9
アマゾンで購入

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本書の内容

●自らの悲惨な体験をもとに、克服の知識と方法を体系化したカウンセラーからの提言。
☆僕は幼児の頃から自閉症だった。
☆小学4年、自転車でバスと衝突し、アスペルガーと診断された。
☆他人とコミュニケーションができない、恐怖、不安、劣等感があり、いつもぐった
りしていた。
☆19歳。自己改善に取り組んだ。
☆妙案があったわけではない。真正面から取り組んだのだ。
☆まずアスペルガーについての関連書を山ほど読んだ。
☆次いで、ローカーボ食事法、分子整合栄養医学、行動応用分析、認知行動療法、コ
ミュニケーションのロールプレイング、
運動療法、自律訓練法、スピリチュアル系の自己啓発など、あらゆるアスペルガー改
善法を研究し、実地に試す。
☆数年後、「典型的な症状」が半減し、26歳、社会復帰。
☆完全に治ったわけではない。まだ残っている。うん、これはやれると自信がつい
た。
☆同じ障害で悩む人たちからの問い合わせが増えた。
☆アスペルガー・カウンセラ―となった。
☆最近では、アスペ改善請負人と呼ばれるようになった。
☆大丈夫、適切な方法さえわかれば、誰だってよくなる!

本文より

~発達障害とは?
発達障害というと、とかく精神論や愛情の問題、根性論に結びつける人が多くて困り
ます。
どうか皆さん、そんな言葉に惑わされないでくださいね。発達障害は心の病なんかじゃありません。これは、脳機能の問題です。発達障害であっても、体系的かつ実践的なメソッドを使えば、社会への適応力を向上させることができます。努力のベクトルさえ間違わなければ、確実に効果は出るのです。

~自閉症だった幼少期
小学校に通いはじめても、半狂乱のパニックはおさまりません。とにかく学校が怖くてたまらず、朝の支度の段階から、母親に抱きついては「いやだ! いやだ! 行きたくない」と泣き続けます。
玄関に立つと、体の震えが止まらないのです。
まるで処刑場にでも送り込まれるような極度の恐怖と緊張に襲われ、足がすくんでしまうのです。

~決死の思いで家を後にして、重い足どりで学校へ行きます。
学校への道順は、自分の中に絶対のルールがあります。
この道では左右どちらの足を先に出すかにはじまって、歩幅や速度まできっちり決まっています。
映画「レインマン」にも同様のシーンが出てきますが、同じ道はいつもと寸分の狂いもなく進まないと、どうにもこうにも気がすみません。

~砂糖中毒
朝はどんぶり一杯に白砂糖を盛り、スプーンでそのままパクパク食べていました。昼は学校でハーゲンダッツのクリスピーサンドを六個、板チョコを二枚、スニッカーズを三本食べます。夜はカップのハーゲンダッツを四個、あんぱん、まんじゅうを二個ずつ、ケー
キ二個が定番です。大好きな牛乳には、いつも大さじ三杯の砂糖を溶かして飲んでいました。

頭の中は、四六時中、甘いもののことでいっぱいです。肉も魚も、野菜もいっさい食べません。

甘いもののほかには、白米やそうめん、ポテトチップスといった炭水化物ばかりを食べていました。

どれもこれも体に必要な栄養などなく、ほとんど糖の塊かたまりです。
体は急速に糖代謝異常を進行させていきました。

~劇的な変化が起きた
①生理学に基づいた健康法 ②環境圧力 ③行動療法 ④認知療法 ⑤肉体強化 ⑥習慣化 これらに本格的に取り組んだ結果、僕の体調は回復していきました。体調にとどまらず、思考、感情、意識、言動など、生活全般において、劇的な変化がもたらされました。

マイナス側に入っていたアスペルガーの症状スイッチが、プラス側に次々とオンされていったのです。

著者略歴

吉濱ツトム(よしはま・ツトム)

発達障害カウンセラー。スピリチュアルヒーラー。
幼少のころから自閉症、アスペルガー症状に悲惨な人生を歩む。他人とコミュニケーションができない、強い不安や恐怖がある、劣等感が激しい、病気にかかりやすい、慢性疲労がある-などの症状に苦しむ。

その後、発達障害の知識の習得に取り組み、あらゆるアスペルガー改善法を研究し、実地に試す。
数年後、「典型的な症状」が半減。26歳、社会復帰。同じ障害で悩む人たちが口コミで相談に訪れるようになる。
以後、自らの体験をもとに知識と方法を体系化し、カウンセラーへ。個人セッションに加え、教育、医療、企業、NPO、公的機関からの相談を受けている。本書は第一作。
URL http://yoshihama-tsutomu.com/ E-mail yoshihamatsutomu@gmail.com

担当者から

初対面、開口一番、吉濱カウンセラーは僕の顔を見て、
「あ、あなたもアスペルガーですね」とのたまうた。
僕の偏頗な振る舞い、挙措、しゃべり方、それを一瞥して、そう規定した。
以来、いかに僕がアスペの要素を強く持っているかを指摘され続けた。

原稿を読むにつれて、思い当たることがいっぱい出てきた。
結婚式のスピーチを頼まれるーー死ぬほど怖い。
どうでもいいことに、いつまでもくよくよする。
態度がでかいのに、わが身を必要以上に劣位に置く。
この道しかないと、視野狭窄に陥る。
ダメ男の概念規定など、まるで僕そのものだったーーなど、
思い当たるふしが多々あった。
最後に著者は、「この人は回復の展望なし」とほざいた。

でもこの天才との付き合いで、目からウロコが落ちるようなことがいっぱいあった。
これが楽しかった。
こういう若き俊才がゴロゴロ出てきていることに驚愕した。

この感覚は風雲舎の前の本『ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ』
の著者・並木良和以来ずっと感じていたことで、さすがというか、やはりというか、
若い、鋭い、本質を一目で見抜くインディゴチルドレンたちの出現を感じないわけに
いかない。
爺さんたちが古い感性で説教をしても、彼らは遥かに爺さんたちを超えている。

爺さんは、ありがたいと思った。
僕らがいつまでも僕らの常識や僕らの感性でああだこうだと言い張っても、
彼らは楽々僕らを超えて飛翔していく。

ルイ・アームストロングの曲に
「What a wonderful world」というのがある。
結婚式なんかでいっときよくBGMとして流された。
その3番目ぐらいの中で、
「赤ちゃんが泣いている。
いいじゃないか、
あいつらはないたりわめいたりして大きく育つ、
そうして学び、おれたちを超えていく、
すばらしいじゃないか」
とでも訳したい歌詞があった。

並木さんも吉濱さんも、それでいい。
すばらしいじゃないか!

[09]
ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ(並木良和著) 

ほら起きて!目醒まし時計が鳴ってるよkonnna

そろそろ「本来の自分」を憶い出しませんか?
宇宙意識そのものであるあなた自身を。

アマゾンで購入

 

超人的インディゴ・ヒーラーの出現!
●子供の頃から、霊が視え、過去世が視えた。小学4年で、「霊能者になる」と宣言。
●著名な霊能者に弟子入りして、10年間研鑽を重ねた。
●物乞い、海賊、料理人、ヒーラーや神官など、30ぐらいの過去世を記憶している。
●「自分は一体何者なのだろう?」と自己対話を重ね、守護霊(ガイド)や天使、
ハイヤーセルフとつながった。すると色々なことが視えてきた。
●相手をリーディング(霊視)すると、その人の問題点がはっきり視える。
●「今がどういう時代で、これからどういう方向へ進むのか」も視えてきた。
●ライトワーカー(地上に光を広める者)として世界のパワー・スポットを巡っている。
●著者はこんなことを言いたいのです。
アセンション(統合の流れ)に入った今、「あなたはどのように生きますか? 何を選択しますか?」
と問われていますよ。そろそろ目を醒まして、「宇宙意識に還りませんか」と。
☆「この世の中、何かがおかしい」と感じている方は、ぜひご一読ください。

(本書の内容)

(はじめに) 誰でも必ず幸せになれる
(第1章)宇宙意識って–?
(第2章)目醒めへの道標
(第3章)アセンションへのプロセス
(第4章)人間ドラマから抜け出す
(第5章)宇宙意識(ハイヤーセルフ)につながる六つのステップ
(ステップ1)目を醒まして生きる――と決める
(ステップ2) 地球のアセンションの波と同調する
(ステップ3)グラウンディングする
(ステップ4)自分を一〇〇%の愛で満たす
(ステップ5)統合
(ステップ6)望む現実へ移行する
(第6章)宇宙意識に還る
(おわりに)
過去世からこの世を観る
人生はいつでもやり直せる
あなたは、何を選択しますか?
(解説)ありがたい不思議—–小坂 正

【定価(本体1600円+税) ◎2月末日発売】
ISBN978-4-938939-79-3

 

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痩せるなんてかんたんよ(曾紅 著) 

瘦せるなんてかんたんよ

ミトコンドリアを活性化する、とにかくミトコンドリアを元気づけるのです。
脂肪は、体力、体温、ホルモンに変わります。それが「吐納法」という呼吸術の特徴です。

「吐納法」とミトコンドリアを結んだ
工学博士曾(そ)紅(こう)(医用工学)著

吐納法で、あなたの脂肪は、体力、体温、ホルモンに変わります。究極の若返りダイエットです。

吐納法とは?

風船をしぼませるように、おなかをへこませて息を吐く。これが「吐気」です。まず息を吐くのです。

吐き終わったら、風船をふくらませるようにおなかをゆるめます。自然に空気が入ります。これが「納気」です。空気を納(おさ)めるのです。納気を長くすると、痩せられます。吐気を長くすると、太れます。

帯津良一先生が「後世畏るべし!」と、ベタ褒め。
(定価(本体1500円
+税)11月末発売)

amazon kindleで購入

曽紅さんの吐納法の公開レッスンが毎月2回、東京目白で行なわれています。
よろしければお出かけください。

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【本文から】

本当に痩せられますか?

「わたしはお相撲さんクラスです。こんな私でも本当に痩せられますか?」

そう言って、私の主宰する「ミトコンドリア細胞呼吸学園」を訪れた二十代の女性がいました。八年前のことです。当時、彼女の体重は96キロでした。明らかに太り過ぎです。

お話を聞いてみると、彼女は子どものころから太っていて、これまで何度かダイエットに挑戦したようです。しかし思うような結果が出ず、「どうせ私にはムリ」と半ばあきらめていました。そこで私は68キロとブヨブヨに太っていた昔の写真を彼女に見せました。彼女ほどではないにしろ、充分におデブさんです。

「えー! 本当ですね。まるで別人みたい……」

と彼女は目を見開いて、昔の写真と52キロに痩せた目の前の私を見くらべ、うらやましそうに微笑みました。

さっそく私が提唱する「納気延長の酸素ダイエット法」という吐納法にチャレンジ。息の仕方を変えるだけで、彼女は着々と体重を減らし、体調も良くなり、人生に自信を取り戻していきました。最終的にはなんと35キロの減量に成功し、リバウンドもなし。その後、めでたく結婚し、いまは一児の母として幸せに暮らしています。

痩せるには酸素が必要です

瘦せるのは脂肪を取り除く「引き算」ではありません。脂肪を分解することは、体力、体温、性ホルモン、神経伝達物質が増幅する「足し算」なのです。だから、できれいに瘦せて、美しさを足しましょう。瘦せたい方には「納気延長法」を、太りたい方には「吐気延長法」をお薦めします。瘦せるも太るも、呼吸一つで違います。電車の「上り」と「下り」をまちがえると、目的地に行けませんね。太りすぎも瘦せすぎも健康によくありません。今日から吐納法でご機嫌なボディーを自由自在に調整しましょう! (本文より)

【本書の内容】

(はじめに)本当に瘦せられますか? ――
《第1章》 息を吸うと病気になる――
《第2章》瘦せるための「納気延長法」――
《第3章》なぜ瘦せられるのか――
《第4章》太るための「吐気延長法」――
《第5章》吐納法にたどり着くまで――
《第6章》ミトコンドリアさん、ありがとう――
(おわりに) 吐納法はミトコンドリアと直結している――

【著者略歴】

曽紅(そ・こう)

工学博士(医用工学)。帯津三敬病院養生塾「ミトコンドリア細胞呼吸学園」主宰。学習院大学講師。ミトコンドリア学会会員。1952年中国廣州市生まれ。廣州外国語学院卒業後、廣州余業大学日本語の助教。「見つかる」「見つける」の違いを説明できないことで来日。東海大学(修士)、学習院大学(日本文学博士課程)修了後、学習院大学中国語講師。2001年、茨城県牛久市で「ミトコンドリア細胞呼吸学園」を開設。以来、ミトコンドリアと吐納法とのかかわりについて研究。2014年、桐蔭横浜大学大学院にて「腹式呼吸法の生理作用効果について」で工学博士号。著書に『生命力の回復・病気をなおすスーハー細胞呼吸法』(勉誠出版)。http://www.sokou.jp

【担当者から】

帯津良一先生から「これを本にしてくれ」と依頼が来た。

一日に40~50人の患者を診ている多忙人だから、よそから

持ち込まれた原稿を読むのが面倒になると僕に回ってくる。

帯津先生は、酒飲み友だち、人生の師匠だから、むげには断れ

ない。今回もそうだった。帯津養生塾の教え子の原稿だという。

 

著者は中国人の曽紅(そこう)さん。日本人に嫁いで20年の

腹式吐納法の生理作用効果からミトコンドリア細胞呼吸との

関連性に着目して研究する医用工学博士。

出てきた原稿は「ミトコンドリア呼吸法」。一読して、かたい!

こんなものダメと突っぱねた。著者もさる者、ではこうしたら、

この角度ではとねばる。ミトコンドリア呼吸法ねえ……。

 

吐納法という中国古来の呼吸法にミトコンドリアの活性化を

結びつけたそれだという。「両者は直結しているのです」と。

さんざんやり合ってタイトルどおりの視点に落ち着いた。

正直な話、嫁いだ娘二人のただならぬ肥満を思い出して、まあ

話を聞こうとなったのだ。ところがさあ大変。下手な日本語だか

ら、ライターをつけて3度も書き直し。カバーイラストは2度も

描き直し。曽紅さんからあれはダメこれはダメの連続で、結局2

年越しの編集作業となった。エゴが強いというか、自己主張が

激しいというか、自分の意見を曲げない。その意志の強さに、

こりゃすごい! と脱帽。これは見習わなきゃと、日本男児、

ぐっと受けとめた。

 

原理は簡単。大きく息を吸うのはダメ。まず吐く。吐くと、空気

が自然に納まる。これが吐納法の基本。このスタイルで体内のミト

コンドリアを元気づけ、脂肪を体力、体温、性ホルモン、神経伝

達物質に変換する。逆をすれば太るのも簡単。痩せる太るだけでは

ない。「これは一生覚えておく宝です」と著者。

 

痩せる、太るはむろん達成できるが、加えて、

「抜け毛しなくなったね、小顔になったわ。シワ、シミ、ソバカ

ス、顔のくすみも減ったね。モチモチ肌になった。目覚めがよく

なった。気力が湧いてきた。イライラしなくなった。生理がピタッ

ピタッとくるわ。卵巣の腫れもなくなった。更年期よサヨウナラ。

血圧も下がって降圧剤も減った。痔が消えた。鼻炎がおさまって、

ティッシュの紙が減らなくなった! 何十年来の踵のひび割れが

初めてなくなった。冷え性が改善、カイロを使わなくなった。眠れ

るようになって、地震がきたのも知らないでグーグー寝ていた……。

ワハハハハ〜!」 (本文より)

というわけ。

 

一時は放り出そうかとも思った原稿だが、終わってみると楽しかっ

たと気付く。頑固一徹、曲げない、まっすぐで、僕がどんな皮肉を

口にしてもめげない、朗らか、その上、ちょっとアホな工学博士。

日中関係もこんな風にしてほどけていくのかな……。

曽紅さん、ありがとう。

[05]
神様につながった電話(保江邦夫著) 

神様につながった電話

あの物理学者にとうとう神さまが憑いた!

●僕は植芝盛平合気道に憧れていた。その根源は何だろうとずっとそれを求めていた。

●根源は、神降ろしだった。天之叢雲九鬼武産龍王(あめのむらくもさむはらりゅうおう)、サムハラ龍王だった。

●サムハラ神社・奥の院で祝詞を上げていると、風が吹き、雨が降り、雷がとどろき、何かが追いかけてきた。

●サムハラ様が入ってきた。以来、サムハラ龍王が僕を動かしている。

●翌日、見知らぬ人が宮崎からやってきた。「マリア様の伝言を預かってきました」と前置きして次のように続けた。

「マリア様の愛を今後のヤスエクニオの体に入れるゆえ、承知せよ」

●「何をもってそれとわかるのか?」と僕は尋ねた。

●「愛が入ったなら、お前は若くなる一方だ。寿命は九十二歳まで」

●以来、会う人会う人が、「どうしたの? 若くなったみたい!」と驚く。

●以前から僕には伯家神道の巫女様がいる。そこにサムハラ龍王が憑き、マリア様の愛が入った? いったいどういうことだ?

●僕はずっと我を消そうとしてきた。我が消えると、神が降りてきた。

時あたかも「ドッグ・イヤー」。ものごとが八倍速で動く時代だという。

●何かが始まった。すべてが激しく動いている。

(担当者のひとりごと)

風雲舎 定価(本体1500円+税)7月25日発売。

(目次)
「はじめに」間もなくだよ……
「第1章」    神降ろし
「第2章」    山本光輝先生との出会い
「第3章」    神さまにつながった電話
「第4章」    絶対調和の世界—木内鶴彦さんに教わったこと
「第5章」    我をなくすと神さまが降りてくる
「編集者のあとがき」神様は確かにいらっしゃる  山崎佐弓

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安江先生

ますます若くなった著者

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太一~UFOに乗った少年(宝生明著) 

太一〜UFOに乗った少年

湘南、烏帽子岩を舞台に展開される壮大なスピリチュアルファンタジー。
読み出したら、もうやめられない。

 

「少年のときめきを絵にしたような小説。
NHKの『少年ドラマシリーズ』を思い出した。
第1章を読み終えるあたりからワクワクして、もう中断できなくなった。最後は読み終えるのがもったいなかった。こんな作品が生まれる時代を僕らはずっと待っていた」(スピリチュアルTV主宰 小泉義仁氏)

 

多くの人と同調し合い、助け合い、愛し合うこと、
君たちにそれができるか?
謎の存在からつきつけられた課題を少年三人と老人ひとりで三日以内に実現できるか?

UFOは単なる宇宙人の乗り物ではなく、霊的なものであり、さらに言えば、歴史上すでに登場したものだと思うのです。

過去の人々はそれを神だと思って見ていたでしょう(著者)

特設サイトはこちら

46版並製272頁

2014年2月18日発売
ISBN978-4-938939-75-5
定価(1,400円+税)

amazon kindleで購入

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予定調和から連鎖調和へ(保江邦夫 著) 

予定調和から連鎖調和へ

世界が変わった!
そこは、連鎖調和から生まれる願いがかなう世界。
そこは、時空を超えた調和のあるいい世界。
僕らは今、その裂け目の真っただ中にいる!

物理学者が見た時代の裂け目!

☆著者はマリア様のお恵みをいただき、伯家神道の祝之(はふりの)神事(しんじ)を授かった。
☆ギザの大ピラミッドで「ハトホルの秘儀」を成し遂げ、「次元転移」を体験した。
☆以来、新しい次元世界(新しいリーマン面)をかいま見ることになった。
☆時代は、予定調和(これまでの世界)から連鎖調和(これからの世界)に入った。
☆めったに見ることのなかったUFOに遭遇する機会が増えた。
☆七番チャクラが開き、なぜか日々若返っている。
☆新しいこの次元世界は、願いがかなう世界。
☆いい加減に生きよう。「明日できることは今日するな」
☆世界が変わったのだから、みんなもこっちにおいでよ。

2013年9月27日発売
ISBN978-4-938939-73-1
定価(本体1429円+税)

 

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人を見たら神様と思え(保江邦夫 著) 

人を見たら神様と思え

活人術の世界へようこそ。
ここには愛があふれています。
生き方がガラっと変わります。

活人術は、そっとそこにいて、相手に気づかれず、
天の恵みを注ぎ、森を育てる小ぬか雨です。
人を見たら神様と思う 目の前の人でも、そこらを歩いている人でもかまいません。あなたが出会うあらゆる人を神様 だと思ってください。神様だと思って接するのです。神様だと思えば、どんな人であれ大事に扱います。その人に接するときにも神様に触れるように丁重に扱い ます。そういう気持ちを続けていくと、いいことが生まれます。

「キリスト活人術」とは? (1) 損なクジを引く(2)しもべになる(3)自分の気持ちの中に何も留めおかない(4)朝、目覚めたら手を合わせる(5)物を活かす(6)人を見たら神様と思う(7)人に寄りそう(8)愛する(9)愛されていると思い込む(10)在るがまま–という教えです。

★活人術で生き方が変わった人たちのインタビューを収録。

【本書の内容】
(まえがき+α)型を持ち、型を破り、型を無くして、神に会う
≪第一章≫活人術とは何か
≪第二章≫キリスト活人術の教え
≪第三章≫活人術で、人生がこんなに変わった
≪第四章≫愛魂はマザーテレサ効果をもたらす

2013年3月5日発行
ISBN978-4-938939-71-7
46版並製216ページ
定価(本体1429円+税)

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[14]
愛の宇宙方程式(保江邦夫著) 

愛の宇宙方程式

☆すべては「愛」です
著者は、理論物理学者。科学者の人生が、なぜか奇跡・奇跡の連続です。高校、大学、大学院–試験と名の付くものはすべて奇跡的にパスし、大学講師、女子 大学教授への就職も奇跡的でした。奇跡の極めつけは52歳のときの大腸癌。ほとんどアウトだったのですが、ルルドの泉の水を呑みマリアさまと白鳩に祈るこ とで全快。その後、奇跡は加速します。スペイン人の神父様からキリスト由来の活人術という不思議な力を授かり、ロシアのUFO研究者からはUFO操縦の秘 訣を教わります。ここで両者が合体します。取り組んでいた合気道(愛(あい)魂(き))の原理とUFO操縦の原理が、同じ「愛」だと気づいたのです。する と? すべては「愛」で動いているのではないか。神社に参拝すれば不思議な神託を受け、神様のような方々との出会いも増えます。奇跡は今も進行中です。

☆矢作直樹・東大医学部教授は「奇跡はみんなにやってくる。気づくか気づかないかの違いだ。奇跡とは、つまり神意です。保江先生が、この人生で神意を理解できるとは素晴らしい!」と驚嘆します。二人の出会いも奇跡的です。

☆理論物理学者と奇跡……ここに、現代の混迷を解くヒントがありそうです。

【本書の内容】
(序)神意を理解することの素晴らしさ 矢作直樹
《第1章》真理の庭
《第2章》一条の光
《第3章》すべては愛
(おわりに)なるほど、これが私の人生なのか! 保江邦夫

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2012年9月27日発行
ISBN978-4-938939-70-0
46版並製240ページ
定価(本体1429円+税)

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[13]
麴のちから!(100年、麴屋3代山元正博著) 

麹のちから!100年、麴屋3代

山元正博(農学博士)著

●食べ物が美味しくなる
(食べ残しの刺身を塩麹にひと晩漬ける→翌朝、ホカホカご飯にのせてお湯を注いで食べる→最高のお茶漬け。杜氏さん直伝。
ただしニセモノの塩麹にご注意。酵素の力がほとんどなくなった塩麹、これがニセモノ。ホンモノの塩麹をとりましょう)
●身体をきれいにする
(たとえば塩麹で歯を磨く。酵素が歯についた有機物をとってくれる。歯周病の予防にもなる)
●ストレスをとる
(万病のもと「ストレス」。その解消にも麹はひと役買っています)
●環境を浄化する
(排水浄化から悪臭の除去まで、麹のちからはすごい!)

–麴には「身体が持つ本来の機能をみがく」働きがあります。

–麴は愛の微生物です!

 

2012年7月25日発行
ISBN978-4-938939-69-4
46判並製216ページ
定価(本体1429円+税)

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[03]
淡々と生きる(小林正観 著) 

淡々と生きる
―人生のシナリオは決まっているから―
小林正観著

「ああ、自分はまだまだわかっていなかった……」
天皇が元旦に祈る言葉と、正岡子規が病床で発した言葉は、死と向き合う著者に衝撃を与えた。
そして、到達した「友人知人の病苦を肩代わりする」という新境地。
澄み切った著者最後のメッセージ。

神々しいほどでした。
高いところへ登っていくようでした(あるファンの声)。

【本書の内容】

(1章)淡々と生きる
(2章)運命の構造
(3章)魂の話
(4章)悩み苦しみをゼロにする
(5章)すべてを味方にする
(6章)病を得てわかったこと

著者:小林 正観

発行年月日:2012年1月25日
コード:ISBN978-4-938939-67-0
四六判並製 224ページ
定価(本体1,429円+税)

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[08]
いま、目覚めゆくあなたへ(マイケル・A・シンガー著/菅 靖彦訳)
——本当の自分、本当の幸せに出会うとき

いま、目覚めゆくあなたへ
本当の自分、本当の幸せに出会うとき
マイケル・A・シンガー著 菅靖彦訳

いま目覚めゆくあなたへ

悟りは苦行なんかしなくても得られます――
これがいまのスピリチュアル界の流れです。
自らのアセンションへ――
心のガラクタを捨てていくと、人生すっきり楽になる!
目覚めゆくあなたに、スピリチュアル・ガイドブックをお届けします。

>> イメージ動画はこちらから

著者: マイケル・A・シンガー
訳者: 菅 靖彦
発行年月日:4月上旬発売
コード: ISBN978-4-938939-60-1
四六判上製 240ページ

定価:(本体1,600円+税)風雲舎
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[15]
野生の還元力で体のサビを取る

自然の中の理想的なミネラルバランス!
中山栄基(ミネラル研究家)

野生の還元力で体のサビを取る

● あなたの体はサビていませんか?
● 酸化は病気や老化促進の原因です!
毒物屋だった著者が毒消し屋として目覚め、
ついに見つけた「野生の還元力」へのストーリー

著者: 中山栄基(ミネラル研究家)
発行年月日:2009年 10月
コード: ISBN978-4-938939-56-4

定価:(本体1,500円+税)風雲舎
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[01]
釈迦の教えは「感謝」だった(小林正観 著) 

釈迦の教えは「感謝」だった
悩み・苦しみをゼロにする方法
小林正観

釈迦の教えは感謝だった

人は、なぜ悩み、苦しむのか?
その答えは、「般若心経」にあった。
それは、「受け容れる」ことだった。
子供が勉強しない……受け容れる。
子供が不登校になった……受け容れる。
上司が厳しいことばかり言う……受け容れる。
夫が病気になった……受け容れる。
受け容れず、現象のほうを「思いどおりにしたい」と思った瞬間から、悩み・苦しみが始まります。
釈迦が言った「苦」とは、「思いどおりにならない」という意味でした。
だから「思いどおりにしよう」とするのをやめ、「受け容れる」。
誰のためでもない、自分のためです。
「受け容れる」ことをずっと高めていくと、「ありがとう」と「感謝」するまでに至る。
釈迦の教えは、結局、「感謝」につながっていたのです。

発行年月日:2006/4/25
サイズ:四六版ソフト製
ページ数:224
コード: ISBN4-938939-42-8

定価:(本体1,429円+税)

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[10]
宇宙方程式の研究 

宇宙方程式の研究
小林正観の不思議な世界 (「未知世界の旅びとシリーズ」)
小林正観 vs 山平松生

発行年月日:2001/6/25
サイズ:四六版ソフト製
ページ数:210
コード: ISBN4-938939-23-1
定価:(本体1,429円+税)

いま、静かなベストセラー!新しい時代の語り部・小林正観の不思議な世界。あなたの人生観が、生き方が変わります。
うたし会HP → http://www.skp358.com/

本書の内容

一日千回の「ありがとう」

「ありがとう」の効能について、あるご婦人の実例を小林さんは挙げています。もちろんこの方程式がすべての人に当てはまるかどうかは保証のかぎりではない、と但し書きをしています。ある日、自分の講演会の会場入口で小林さんは、見知らぬご婦人からいきなり声をかけられます。「ありがとうございました。正観さんのおかげで命を助けてもらいました」とご婦人はお礼を述べるのです。初対面です。小林さんが詳しくお話を伺ってみるとこうです・・・・・・。

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