あの物理学者にとうとう神さまが憑いた!
●僕は植芝盛平合気道に憧れていた。その根源は何だろうとずっとそれを求めていた。
●根源は、神降ろしだった。天之叢雲九鬼武産龍王(あめのむらくもさむはらりゅうおう)、サムハラ龍王だった。
●サムハラ神社・奥の院で祝詞を上げていると、風が吹き、雨が降り、雷がとどろき、何かが追いかけてきた。
●サムハラ様が入ってきた。以来、サムハラ龍王が僕を動かしている。
●翌日、見知らぬ人が宮崎からやってきた。「マリア様の伝言を預かってきました」と前置きして次のように続けた。
「マリア様の愛を今後のヤスエクニオの体に入れるゆえ、承知せよ」
●「何をもってそれとわかるのか?」と僕は尋ねた。
●「愛が入ったなら、お前は若くなる一方だ。寿命は九十二歳まで」
●以来、会う人会う人が、「どうしたの? 若くなったみたい!」と驚く。
●以前から僕には伯家神道の巫女様がいる。そこにサムハラ龍王が憑き、マリア様の愛が入った? いったいどういうことだ?
●僕はずっと我を消そうとしてきた。我が消えると、神が降りてきた。
時あたかも「ドッグ・イヤー」。ものごとが八倍速で動く時代だという。
●何かが始まった。すべてが激しく動いている。
(担当者のひとりごと)
風雲舎 定価(本体1500円+税)7月25日発売。
(目次)
「はじめに」間もなくだよ……
「第1章」 神降ろし
「第2章」 山本光輝先生との出会い
「第3章」 神さまにつながった電話
「第4章」 絶対調和の世界—木内鶴彦さんに教わったこと
「第5章」 我をなくすと神さまが降りてくる
「編集者のあとがき」神様は確かにいらっしゃる 山崎佐弓
ますます若くなった著者
本書の内容
雷と黒雲に追いかけられたサムハラ奥の院
その日は朝から晴れていい天気だった。
ところが祝詞を奏上しはじめると、急に雷がゴロゴロと鳴りだした。祝詞を奏上しているときは頭の中も心も空っぽだから、僕の耳には雷の音が入らなかった。案内してくれた卒業生が急変に気がついた。後で聞くと、祝詞を上げはじめるとゴロゴロと鳴りだし、祝詞の間中ずっと鳴って、祝詞をやめたとたんゴロゴロもやんだという。もう一つ不思議な現象があった。これは僕も気がついた。祠は本当に小さく、小さな祠の上に五十センチくらいの注連縄が張られ、四枚の紙垂が垂れ下がっている。祝詞を奏上している間、真ん中の紙だけがなぜか揺れる。外側の二枚の紙はぴたっと止まったままだった。卒業生はそれにも気づいた。祝詞が終わったとたん、黒雲がワアーと出てくる。風も出てくる。すると紙垂が四枚とも揺れた。さっきは真ん中だけ揺れていたのに、おかしいねと言っていると、黒雲がどんどん頭上の空に覆いかぶさってくる。
道場に龍が舞う――空手家の入門
門人たちは空手の先生にポンポン投げ飛ばされている。誰も彼にかなわない。「これは格好がつかないな、僕が相手をするしかないな」と代わった。稽古前半、僕は植芝盛平のように祝詞を奏上しながら技をかけていたが、僕でも彼にかなわない。必死に祝詞を奏上しても彼は倒れない。「あれ、何かヘンだな」と、もっと真剣に祝詞を唱える。でも、前よりもっと倒しにくくなる。
祝詞を上げれば上げるほど、相手はもっと強くなる。
そこで気がついた。祝詞を上げると、サムハラの神様が彼に行くのではないか。そこで僕は、「攻守交替してください。僕がかかっていきますから、何でもいいので、手でも足でもいいから僕を払ってみてください」とお願いした。彼は、「合気道の技は知りませんが、見よう見まねでやってみます」と応じた。かかっていくと僕は二、三メートルもぶっ飛ばされた。
「なに、これ! まさに、植芝盛平先生だ。これはすごい!」
何度かかっていっても、彼にポンポン飛ばされる。門人も女子大生もみんな僕を見ている。若い初めての人に師匠が軽々と投げ飛ばされている。格好が悪い。でも僕はこれはすごいと思った。僕が祝詞を奏上すればするほど彼が強くなったのは、彼に神様が降りてきたからだ。
宇宙開闢の話
彼はついに宇宙開闢の時を見た。それは百七十二億年前──と学説ではいう。
そのとき何が起きたのか──それを知りたいと木内さんは、ついに百七十二億年前に行った。
すごい!
興味津々の僕は「で、どうだったんですか」と真剣に聞いた。
木内さんは百七十五~百八十億年前に行った。
何もなかった。
何も。
何もないという意味は、行ってみてわかったのだが、違和感がないということ。そこに何かあるのだろうが、あるということすらわからない。そこには完璧な調和だけがあった。そういうところでは何も見えない、何も認識できないが、感じることはできる。木内さんが感じたのは、絶対調和。絶対調和がずうっとある世界だ。
それが宇宙開闢前だった。
これは何だろう──木内さんが感じたのは、
「ああ、これが神様の世界か」
ということだった。
(著者略歴)
保江邦夫(やすえ・くにお)
1951年岡山市生まれ。UFOの操縦を夢見る宇宙少年は東北大学で天文学を、
京都大学大学院、名古屋大学大学院で理論物理を学ぶ。その後ジュネーブ大学
理論物理学科講師、東芝総合研究所研究員を経て、82年からノートルダム清心
女子大学教授。理学博士。生死の境をさまよう大病をマリア様への帰依で乗り越えて以来、多くの奇跡を経験。伯家神道の「祝之(はふりの)神事(しんじ)」、「ハトホルの秘儀」を体験し、さらにサムハラ龍王、マリア様の愛が入るなど、神憑き現象が急速に増える。それを受け、この6月、「冠光寺眞法」の「愛魂」、自身の合気を「美保神伝合気」と改称。奇跡はその後も日々継続している。
著書に、多くの物理学書の他、『路傍の奇跡』(海鳴社)『魂のかけら』(春風社・
ペンネーム佐川邦夫)『愛の宇宙方程式』『人を見たら神様と思え』『予定調和か
ら連鎖調和へ』(いずれも小社刊)『伯家神道の祝之神事を授かった僕がなぜ』
『古神道《神降ろしの秘儀》がレムリアとアトランティスの魂を蘇らせる時』(ヒ
カルランド)など。http://www.kankoujiryu.com
(担当者のひとりごと)
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あの物理学者にとうとう神様が憑いた!
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物理学者の保江邦夫先生。
お目にかかってまだ3年ほどだが、不思議な人だ。
狭苦しいわが社の応接に先生が座ると、その迫力に気圧さ
れる。彼の中の何者かがヌッと出てきて、その何者かが本
人の代わりに話している――そういう感じがする。今回、
その謎がはっきり解けた。彼の中にいるのは、サムハラ龍
王だった。
サムハラ龍王は、合気道の創始者植芝盛平に憑いた神様だ。
保江先生はひ弱だった高校生の頃、NHKテレビで植芝盛平
の合気道を見て、植芝のすさまじい、神業のような合気道に
憧れてこの道に入り、植芝盛平のあの根源は何だろうと探し
てきた。探していくと、根源はサムハラ龍王だとわかった。
どんな本を読んでも、植芝盛平の守り神がサムハラ様だった
とは出ていない。ルーツがわかって植芝の守り神にご挨拶を
しているうちに、今度は自分にサムハラ龍王が入ってきたの
だった。そうなのだ、サムハラ龍王が自分に降りてきた!
大阪・立売堀(いたちぼり)にあるサムハラ神社。
古くから弾除け、刀除け、災害除けのご利益(りやく)で知ら
れていた。加藤清正が文禄・慶長(1592~1598)の役で、
このお守りを肌身離さず付けていたらかすり傷ひとつ負わな
かった、江戸中期の随筆集『耳嚢』(みみぶくろ)(岩波文庫)
にはその効能の具体的な記録が記されていた、飯尾憲士の
『さむはら』という小説の中にその実例が出てくるとか、
枚挙にいとまがないほどご利益の実例が出てくる。
サムハラ神社の奥の院は岡山県津山市の加茂村にある。
保江先生が奥の院を訪ね祝詞を上げていると、それまで晴れ
ていたのに、にわかに雷がゴロゴロ鳴り、黒雲が頭上を覆い、
雨が降ってきた。おかしいねと言いながら車を走らせた。
黒雲は加茂、津山、岡山とずっと追いかけてきた。
岡山について食事中、先生は、「あれ、ヘンだな」と気が付
いた。それまでの自分の魂が缶詰にされたようになって背中
のあたりにポイと放り投げられ、代わりに誰かが自分の中に
入ってきた。サムハラ龍王だった。
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マリア様の伝言
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翌日、見知らぬご夫婦が大学に訪ねてきて、
「昨日、追いかけられたでしょう。あれは龍神様です」
と前置きした上で、マリア様からの伝言を持参したという。
「マリア様は今までもヤスエクニオを守ってきてくださった
のだが、これからもずっと守り続ける。ヤスエクニオはこの
ままだと六十二歳で終わりだが、マリア様の愛で本来の魂を
これから九十二歳までのヤスエクニオの前面に出させること
にした。承知せよ」
「何をもってそれと知るのか」と、先生は訊いた。
「お前は今後若くなる一方だ。それをもって知れ」
以来、会う人会う人が、「えっ、若くなったみたい」と驚く。
道場に立つと、門人は、
「え、なにがあったんですか? 金色の柱が立っています」
「渦が巻いて、まるで龍が登っているみたいです」
「これ以上近づかないでください。もう私、立っていられな
くなる」と、ヘンなことを言いだした。
10数年前、保江先生は大腸癌で生死の境をさまよった。そ
のときマリア様のお使いの白鳩が現われて助けてもらった。
マリア様にはご縁があると思ってはいたが、こうもストレート
な伝言をもらうのは初めてだった。以前からすでに伯家神道の
巫女様がいる。そこへサムハラ龍王が入った。さらにマリア様
の伝言がやって来た。どういうことだ。
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神様のお出ましが増えた
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神様が自分に憑くことで、神様がらみの場面が多くなった。
道場では神降ろしを試してみると、うまくいった。
門人たちに神様を降ろしてみると、これもうまくいった。
「神の視野」を経験したこともある。神の目(慈愛の目)で
見ると、世の中の景色が一変した。
神の気配を身近に感じるようになった。
神様と電話でつながったこともある。
それにしてもいったいどういうことだろう。
神は僕に何をさせようとしているのか。
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リーマン面が変わった
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リーマン面が変わりつつあるのだ――そう気づいた。
予定調和だったこれまでの旧世界と、連鎖調和によって変化
していく新世界の重なりが消え、旧世界と新世界に画然と分
離する。すると新世界に移った僕は、僕の側に移った人しか
見えなくなる。旧世界に残った人たちはそこで固まってしま
い、もう二度と新世界に移ってくることはできないかもしれ
ない……。
この裂け目は、少なくとも五、六年は続くだろう、二〇二〇
年頃までは猶予期間だろうと僕は漠然と考えていた。その間
にできるだけ多くの人たちを新世界へ誘っていこうとのんび
り構えていた。ところがそうは問屋が卸さなかった。なんと
今年は「ドッグ・イヤー」だという。つまり人間の一年が八
年に相当する犬と同じ速度で歳を取り、物事すべてが八倍速
で進んでいるらしい。
何かが迫って急を告げている、時代が急展開している。
旧世界と新世界がはっきり分かれ、さてお前はどこに行くの
かと問われている――そうとわかった。
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目覚める人が急加速している
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取材中、風雲斎はたまりかねて、途中、何度も口を挟んだ。
「先生、いくらなんでも、そこまでホラを吹くの?」と。
「いや、おれだってそう思うよ。でもホントのことなんだ。
ホラだったら、いつかどこかで辻褄が合わなくなるよ」と先生。
ホントだ、そういえばすべてに辻褄が合っている。保江先生は
ウソをつく男ではない。
今この時期、神様が世界中でグーンと出現しているような感じ
がする。保江先生のように、神懸かり、「神人合一」を直接体験
中の人は別としても、目覚める人が、あっちでもこっちでも急に
増えている気がする。そういう話がどんどん入ってくる。こうい
う現象が今の日本で数千人、いや数万人が体験中なのではないか。
別の若い霊能者は、世の中の半分ぐらいの人が目を覚ましつつ
あると言っていた。おもしろい世の中になったとワクワクする。
(風雲斎)