(波動を上げて、意識を変える)ああ、楽しかった精神世界(スピリチュアル)ぼくはこんなふうに旅してきた……山平松生(風雲舎代表)著

山平松生(風雲舎代表)著
定価1700円+税
ISBN978-4-910545-06-6
2024年6月20日発売

(読者から)

風雲舎の山平さんの人生行路、まるで法華経を読んでいるみたいに面白かった、素晴らしい本。
(佐賀県 井手恵)
 
 
読んでいたら、なんだか涙がポロポロ流れてしまいました。
何とも言えない郷愁を感じました。
人間への郷愁です。
作者の魂に触れたからでしょうか。
生命エネルギーを感じさせる旅路はとても面白かった!

この人は確かに本音で生きている。真剣である。
成功者とか聖人とか関係なく、人間って素晴らしい存在だなあと思いました。
そして、出会う人出会う人と真剣に関わっていくことで必然的に精神世界に入り込んでいくのだけれど、幾度も岐路に立ちながら、悩みながら、苦しみながら、むちゃむちゃ楽しんだり、その心の変化も面白い。

改めて自分に問いました。
ちゃんと人間を生きていますか?
(山梨県 山崎佐弓)
 
 
一気に読みました。すごく面白かった!
意味が分からない所もたくさんありましたが、
著者は、鎧を脱ぎすてて内面をさらし、
捨て身で書いている。
本音が出ている。
存在の大きな方々に出会い、豊かな人生を生きてきた。
苦しみながら、楽しみながら、自分のやりたかったことを成してきた。
その旅路が確かに表現されている。素晴らしい人生。
このことで、著者は永遠に残る。お体お大事になさって下さい。
ありがとうございました。
(盛岡市 藤田桂子)
 
 
面白かった。活劇映画を見る如く一気に読みました。
東映の「昭和残侠伝」の如く、権力者、道に外れたものに対して、幼少から今日まで抗ってきた人間の記録のように思いました。
役柄としては、一匹狼の高倉健ではなく、風格・長老の池部良でもなく、親分から常に理不尽なことを言いつけられる松方弘樹の如き役柄かも。
一方、神仏は人の器に合わせて、人との縁を創り、越えられる器であればそれ故その人に労苦を強いるとよく言われます。出会った人たちのご縁はなかなか創れるものではない、大きな人材は、ひと(人)財産です。その意味でこの著者は人生の達人なのでしょう。
いい書を拝読し、元気をいただきましたので、もう少し先へ向かって歩いていきます。
(東京都 榊野秀樹)
 
 
がんと宣告された、もう時間がない、自分史を書こうと思った――。
わかる――その感覚は正当だと思う。だから必死に書いたにちがいない。
それだけに面白かった。

著者は生一本の性格らしく、ハンディキャップにもめげず、ぐいぐい世間に割り込んでいく。それって何? それってどういうこと?――と何事にも首を突っ込んでいく。その意識と行動力がすばらしい。
でも著者が掲げた「波動を上げて、意識を変える」のプロセスがよく見えない。どのようにして波動を上げ、どのようにして意識を変えていったのか。肝心のそこをもう少し丁寧に書いてくれればもっと読めるものになったかもしれない。そこは他人にとっても必要な、読みたいところ。そこをちゃんと書いたら――と思いました。80点という印象。
(岡山県 斎藤健一郎)
 
 
以前から風雲舎さまの本はたくさん読ませていただいております。
社長さんが、こんなにも素晴らしい方だとは知りませんでした。
ますます風雲舎のファンになりました。
ぜひ、ご一緒に2036年を迎えましょう。
ありがとうございました。
(新田オサ アマゾン「カスタマーレビュー」より)
 
 
これほど苛烈な魂の遍歴を読ませていただける予想もしませんでした。この自伝を出してくれたことに感謝します。どれほど多くの人に癒しを与えることか!
私のほうは「苦」に身体と意識をがんじがらめにされ、いやが応でも「光」を求めざるを得ません。『バーソロミュー』は今もわたしのバイブルです。ヒューイ陽子さんに感謝です。
あなたの病がどれだけ苦しかろうと、あと10年は頑張ってください。それがあなたの使命です。最後に私の愚作を。
「夢覚めて目蓋を開けば仮の闇 半盲のわれの安堵のひととき」
(東京都 栗原行雄)

内容

(どんな本?)

風雲舎代表・山平松生の自分史です。
なぜこの道に入ったか。誰と出逢い、何を学んだか――を中心に、この間の営みを綴った一冊です。
著者は膀胱がんと宣告され(2023年1月)、もう時間がないことを知り、ジグザグに生きて来た自分のことを書き遺さなければならないと思ったのです。

(パラダイムシフト) ――最初、ソニーの井深大さんに出会ったばかりのころ。バカな質問をすると、こう叱られました。
ちがう、ちがう、そんなんじゃない。
モノじゃない、「心」だ、
こっちなんだ。
井深さんは(こいつ、わかっちゃいないな)という目でにらんでいます。ぼくは、
(パラダイムシフト、パラダイムシフト)と口の中でつぶやきながら冷や汗をかいていました。

(不思議な人たち)――以後、出会うことになったのは、船井幸雄、「地球(テラ)の語り部」岡田多母、足立育朗、小林正観、帯津良一、“伊那谷の老子”こと加島祥造、“デモーニッシュな怪物”・西城信、麴屋の3代目・山元正博、菩薩行するご婦人・青木紀代美、「ありがとう10万回」の工藤房美、「バイオレゾナンス」の青木秀夫氏ら、不思議な人たちばかりでした。楽しくないはずがありません!

 (同じ波動は集まる)不思議だったのは、船井さんです。なぜこの人の周りに、こんなすごい異才が集まるのだろう? なぜ船井さんはその人たちの言葉(思想)がスラスラわかるのだろう? それが理解できませんでした。船井さん自身すでに高いレベルにいる人……というくくりで済ませていたのですが、それでは理解したことになりません。
船井さんがくり返しおっしゃっていたのは、「ある波動は同じ波動に結びつきたがる」「同じ波動は集まる」でした。だから「波動を上げて、意識を高めなさい」と多くの人に説いたのです。「すべての存在の本質は波動であり、振動波が組み合わさってあらゆる現象をおこしている」(足立育朗)と同様に。そうか、急所は「波動」か。(これだな……!)と思ったのです(本文より)。

(「新しいわたし」になった二戸さん)二戸依里さんもそうです。彼女はひっそりと実直に生きてきた公立中学校の非常勤講師。そんな彼女の、ものの見方や人生観があるときからまるっきり変わったのです。龍に憑かれたように……。
浅川嘉富さんに出会ったことを皮切りに、さまざまなメッセージが飛び込んできました。迷っていた生協理事長の役を引き受けました。その総代会の帰路、ふと空を見上げると、頭上に真っ白い龍の頭のような雲。「……大丈夫」そんなメッセージが届いたような気がしました。以来、「あなたには白龍がついていますよ」「背中に緑の羽根が見えます」「あなたは遠い星からやってきている魂たちを守るお役目があるんですよ」などといわれるようになったのです。
いま彼女は「新しいわたし」。「わたし史上、最高の仕上がり(スペック)」だと感じています。そして何よも、“わかっている”若い人たちが増え、彼らの認知度が上がっている“ことに驚いています。地球の波動は一気に上がる……という感じで。

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著者略歴

山平松生(やまだいら・まつお)

1939年3月5日朝鮮半島・江界(現、北朝鮮)にて生まれる。1941年引き揚げ。高校卒業まで岩手県一関市に在住。1958(昭和33)年早大第二政経学部入学。六〇年安保闘争に入れ込む。高校教師の後、早大大学院(政治思想)へ(修士中退)。出版社勤務の後、㈱風雲舎を設立。以来30年、好きな本づくり。つくった本は100冊あまり。84歳を前に膀胱がんと告げられ、持ち時間がないと知り、本書を書くに至る。