OSHOの道場(アシュラム)で学んだことが、
人生の羅針盤となった。
中村有佐(学校心理士)著
ISBN978-4-910545-03-5
定価 1760円(1600円+税)
内容
ゾルバ・ザ・ブッダ(仏陀であるゾルバ)
「『その男ゾルバ』っていう小説知ってる? 映画にもなったみたいだけど」
「いや、知りません」
「ゾルバは貧しいけど、とても自由な男なのね。酒を飲んでは、歌い、踊り、女性を愛し、大変な目に遭うんだけど、それに動じることもなく、そのすべてを楽しんだんだって」
「へえ、ステキですね」
「そう、いいよねえ。でね、OSHOは〈New Man〉新しい人間になりなさい、って言うのね。
その〈New Man〉はゾルバ・ザ・ブッダ(仏陀であるゾルバ)だって言うの。
感覚や煩悩を楽しみなさい、同時に、大いなる意識、〈目撃者〉でいなさい、ブッダでいなさい、って」(本文より)
……OSHOが私の「第三の目」に触れる。
「ああ、OSHOが私に触れている」と思った瞬間、気が遠のいていった。
誰かに抱えられたのを感じる。
気がついたときには、椅子に座らされていた。(本文より)
山川紘矢・山川亜希子さんからのメッセージ
直接OSHOの話を聞き、ダルシャン(聖者との面会)を受け、その後の人生を深く、濃密に過ごすことになった著者の心の成長記録。ひとりひとりが覚醒して、自分とは何ものか、生きる意味とは何なのかなどについて、それぞれに答えを見つける時なのです。この本はその意味でもとても意味深い本だと思います。OSHOのファンである私たちは、とても楽しく読みました。
編集部から
大学1年生の著者は悶々としていました。生きる意味が分からなかったから。
OSHOの本を読んで驚きました。今まで読んできた本と全然違う。
彼の言葉を直接聞きたかった。インドへ、OSHOの道場(アシュラム)へ行った。
すごい! ビシビシ言葉が突き刺さってきた。
とりわけ驚いたのが、「ゾルバ・ザ・ブッダ(仏陀であるゾルバ)」。
……まず、ゾルバになる。この大地の花になる。それによってブッダになる力を得る。「目撃者」になれ、と……。
あれから40年。著者はゾルバになれただろうか、ブッダになれただろうか?
著者略歴
中村有佐(なかむら・ゆうすけ)
1960年神奈川県生まれ。同志社大学文学部在学中に、OSHOの道場(アシュラム)をはじめインド、ネパールを歩く。
この旅が人生に大きな影響を与えたことを描いたのが本書。
卒業後、精神科ソーシャルワーカーをへて小学校教員に。
マレーシアの日本人学校教諭、JICA横浜で研修講師、小学校英語専科教員、公立小学校長を歴任。現在も現場に立つ。学校心理士、メンタルケア・カウンセラー。