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風雲斎のひとりごと No.92(2023.3.11)
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ご無沙汰です。
風雲舎3月新刊です。
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『ゾルバとブッダ』
まず、ゾルバになる。
ブッダはゾルバの中に眠っている。

OSHOの道場(アシュラム)で学んだことが、
人生の羅針盤となった。
中村有佐(学校心理士)
ISBN978-4-910545-03-5 定価(本体1600円+税)

https://www.fuun-sha.co.jp/
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(内容)

「『その男ゾルバ』っていう小説知ってる? 映画にもなったみたいだけど」
「いや、知りません」
「ゾルバは貧しいけど、とても自由な男なのね。酒を飲んでは歌い、踊り、
女性を愛し、大変な目に遭うんだけど、それに動じることもなく、
そのすべてを楽しんだんだって」
「ステキですね」
「いいよねえ。でね、OSHOは〈New Man〉新しい人間になりなさい、
って言うのね。その〈New Man〉はゾルバ・ザ・ブッダ(仏陀であるゾルバ)
だって言うの。感覚や煩悩を楽しみなさい、同時に、大いなる意識、〈目撃者〉
でいなさい、ブッダでいなさい、って」(本文より)

(著者のこと)

20歳。大学1年生の著者は悶々としていました。
自分とは何ものか、どこからきて、どこへ行くのか……生きている意味が
分からなかったのです。

OSHOの本を読んで驚いた。
今まで読んできた本と全然違う。
OSHOの言葉を直接、聞きたくなった。
インド・プネー、OSHOの道場(アシュラム)へ行った。
「光明を得た師」「イエス・キリスト以降で最も危険な人物」と呼ばれた男。
OSHOの懐へ飛び込んだ。
ビシビシ言葉が突き刺さってきた。

「ゾルバ・ザ・ブッダ(仏陀であるゾルバ)」
……まず、ゾルバになる。この大地の花になる。
それによってブッダになる力を得る。
「目撃者」になれ、と。

講話を欠かさず聞き、メモを取った。
ダルシャン(聖者との面会)も受けた。
分かった、でもよく分からなかった。
だんだん頭がくらくらしてきた。

人が変容するのはそんなに簡単じゃない、
20歳の今の自分には無理、機が熟すのを待つしかない……
若者はアシュラムを去った。
その足でヒマラヤへ行き、仏教教室で学び、バラナシに飛びガンジス川で泳ぎ、
宇宙論を聞き、帰国。あれから40年。

20歳だった若者は還暦を越えた。
若者はゾルバになったか、ブッダに一歩近づいただろうか。

同書にある「解説」(山川紘矢・山川亜希子)から。

……
当時、実はOSHOに対して、私たちは否定的な思いを持っていました。
アメリカでの彼らのやり方を知って、ひどいカルトであり、とんでもない指
導者に違いない、と思い込んでいたからです。ですから、あまり熱心に
アシュラムに通ったわけでなくて、プネーの雰囲気やインドの色彩豊かで
熱気に満ちたエネルギーを楽しんだり、そのパワーに圧倒されていたのでした。

しかし、その後、ある書店からの依頼でOSHOの本を翻訳し始めた時、
やっと、彼の過激で断定的で、しかも分かりやすい宇宙的な真理の説明に、
深く感銘を受けました。彼はこの時代に必要とされる素晴らしい教師だ、
と思ったのです。本当に大切なことを、わかりやすい言葉で話していたからです。
そしてなんと、彼のファンになってしまいました
……

よろしければどうぞご一読ください。ありがとうございます。(風雲斎)