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風雲斎のひとりごと No.42(2013.3.7)
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このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった方々に発信して
おります。よろしければご一瞥下さい。ご不要の方は、お手数ですが
その旨ご一報下さい。送信リストから外します。

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ある宇宙人に魅せられて
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保江邦夫さんという物理学者に魅せられて、この2年ほど、ずっと
へばりついてきました。
この人と一緒にいると、その場が明るくなり、楽しくなり、いつの
間にかみんな大口を開けて笑っています。あの人は大酒呑みで、エネ
ルギッシュで、こんこんと湧く泉のように、大宇宙のあれこれから
次元転移、アセンション、愛魂上げ、下ネタまでと話題が尽きません。
といって一人舞台ではありません。みんなが合いの手を入れ、我も我も
と自分の意見をぶち上げ勝手放題を言うなか、保江さんの手の内で、
あっという間に3時間4時間という時間が過ぎます。すると、みんな
幸せになってニコニコしています。これは宇宙人の魔法にかけられた
のです。ぼくは断言しますが、あの人は宇宙人です。まちがいありま
せん。

酒席ばかりではありません。あの人のそばにいてふと気がつくと、みんな
自分が大きく変わっていることに気がつきます。ぼくもそうでした。
最初お目にかかったとき、愛、愛と、やたらこの難解な言葉を気安く使う
ので、どうも安手の愛のセールスマンかなと疑問に思ったのです。
でもそうではなかったのです。

あの人の言葉に「人を見たら神様と思え」というのがあります。
今日一日、出会う人みんなを神様だと思ってごらん、と言うのです。
汚い爺さんも、デブのおばさんも、生意気そうな若造も、茶髪キンキラ
のお姉ちゃんも、ぜんぶ神様だと思えと言うのです。そう認識するので
はなく、そういう風に扱え、そういう風に接してみろ、実行してみろ
と言うのです。

やってみました。
はじめは一日、いや、半日だけ。
気がつくと、夕方にはやっていません。論評したり批判したり悪態を
ついたり、普段の自分に帰っています。でも半年、一年たって、100に
ひとつか1000にひとつはやっているのです。女房に、娘に、隣のおやじ
に、ガンを飛ばしてきた中年男に、いつもの定期診断のうっとうしい
受付の女性に、いつも口汚くののしっていた代わりに、ちゃんと神様を
扱うような対応をしているのです。

すると日常生活の変化もでてきました。流しのごみを片づける、弁当箱
(ぼくは弁当を作ってもらって通勤しています)はきちんと洗う、目に
する空き瓶やゴミを拾う、電車は最後に乗り降りする……すると、なんと
なく相手の対応が変わってきました。おや……?という感じです。
志操堅固な地球人のぼくが、こうして魔法にかけられたのです。

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保江Aと保江B
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保江さんの門人というある学校の先生と仲良くなりました。
こんな話をバラしてくれました。保江さんの中には二人の人間がいると。
保江Aと保江Bが混在しているというのです。文武百芸に通じた物理学者、
しかしノーマルな、ごくふつうの人間A。それがある瞬間、脈絡もなく
突然Bに豹変するのだと。
Bになると、アレアレっという感じで、保江さんは通常人にはついていけ
ない世界へぶっ飛ぶというのです。通常人の彼には師匠がどこでどうスイ
ッチを入れるのか、その違いがわかりません。でもしばらくすると、つなぎ
が見えてくるそうです。今ではBが出現すると「それ来たぞ」と、気をつけ
るようになったそうです。

うん、これはわかります。いつか酒席で聞いた話ですが、保江さんは
「ぼくはアンドロメダの生まれだ」と言いました。アンドロメダから
シリウス経由で地球に転生し、シリウス宇宙センターの司令官だった、
その名は「アシュター」、ある任務を帯びて地球にやってきたのだと。
この地球上でしばらく暮らしていくうちに、やはりひそかに使命を帯びた
同胞からの連絡がきて、このろくでもない地球という惑星を何とかしよう
という任務が課せられているのだと。

あちこちで読んだ宇宙人やUFOや宇宙の成り立ちなどの話など、それら
はバラバラに散在していて相関関係が見えずイライラしていたのですが、
保江さんの話を聞くと、それが統合されます。ディテールが埋まり、立体感
とリアリティーが生まれます。地球という星のニッポンという国に生を享け、
遠い宇宙やUFOに郷愁を抱いていた少年が、天文学と物理学を学び、大病
を得て生死の境をさまよい、マリア様の力やたびたびの奇跡でカムバックす
る。そうして使命がはっきりする……宇宙センターの司令官だったと。
ね、正体がだんだんはっきりしてきました。

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アセンション後の変化、それがわかる?
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あるとき保江さんはみんなの前でこんなことを言います。
2012年12月21日を期して世界は変わった。
アセンションが完了した。
みんな、その変化がわかりますかと。
ぼくも(たぶんみんなも)ボーっとしていました。アセンションは知っていま
したが、その後の変化がどこにどう出ているのか、まるでわからなかった
からです。保江さんは、ほらそこに、ほらあそこに……と実例を挙げていき
ます。“リーマン面”という数学上の概念を紙に描き、紙を二枚重ね合わせて、
はさみで二枚目に切れ目を入れながら、ほら、僕らはいまここにいるんだよ、
前にいた位置と違うでしょう、時代は変わったのですなどと説明してくれる
のです。みんな、新しい世界の鼓動を聞き取って、と言うのです。

どうも健全なぼくはますます深く魔法にかけられたようです。
この魔法が、めちゃくちゃ面白いのです。
しばらくはこの宇宙人から目を離せません。

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保江邦夫さんの新刊『人を見たら神様と思え』
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というわけで保江さんにまた本を書いてもらいました。
それが上の一冊です。http://www.fuun-sha.co.jp/
よろしければご一読ください。

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保江さんの講演会があります
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天外伺朗さんというこれまたあやしい人が主宰する会での講演です。
Holotropic World 講演会
All You Need Is Love, Again(〜愛こそ、すべて2013〜)
2013年3月17日(日)12:00〜18:20
ところ:浜離宮朝日小ホール
入場料:一般5000円(前売り3000円)懇親会もあります:会費5000円
申し込み:ホロトロピック・ネットワーク(代表・天外伺朗)
03-5465-0778 ファックス03-5465-0779
E-mail:info@holotropic-net.org
講演する人:天外伺朗、田口ランディ、星川淳、保江邦夫、
ウオン・ウインツアン(ピアノ演奏)
保江さんの講演は16:15〜17:15の予定です。
よろしければどうぞ。

いつも駄文を読んでくださって、ありがとうございます。(今号終わり)

2013.3.7 風雲斎