『身体の痛みを取るには  気功がいい!』

★気功のあと、患者さんのほとんどが、身体が軽い、楽だ、信じられない! 「何、これ?」というような驚きを見せます。
「これまで苦しんだン年間は何だったんでしょう?」と戸惑う方もいます。気功はこれまでの治療を一変させます。

★【これまで完治または改善した症例】ぎっくり腰 腰痛 脊柱管狭窄症 腰椎椎間板ヘルニア 坐骨神経痛 両膝のガクガク 膝の急性炎症  足と両膝の痛み 頸部痛 頸、肩、背中がガチガチ 頸椎椎間板ヘルニアで頸が曲がった疼痛性斜頸 十年来の慢性的な肩こり 四十肩 五十肩 頸から肩に かけての炎症 外反拇趾 捻挫 足関節外踝骨折 コーレス骨折 橈骨末梢側亀裂骨折 中足骨斜骨折 上腕骨骨折と肩関節脱臼 仙骨下端部骨折 腓骨神経の 不全麻痺 全身の痛みと不調 線維筋痛症 パニック障害 全身がつる 腱鞘炎 三叉神経痛 腱鞘炎+手根管症候群 脊髄麻痺 低髄液圧症 脳出血後30キ ロの重さを背負った男性など。★気功治療の実例を網羅(第3章)

【本書の構成】
(はじめに)整形外科医から「治療家」へ
(第1章)私が整形外科を選んだわけ
(第2章)気功治療の奇跡

(第3章)はい、これでいいでしょう(診察日記から)《腰、膝、足の痛み》《頸、背の痛み、肩こり、寝違え》《肩、四十肩、五十肩》《足》骨折、脱臼》《神経麻痺、不全麻痺》《その他》《遠隔治療》《どこへいっても治らない、どこへも行き場がない病気》
(第4章)気功治療でわかったこと
(第5章)気と愛の世界へ
(おわりに)医学にもパラダイムシフトを

46版並製256頁
定価(本体1429円+税)
◎6月5日発売
(株)風雲舎 ISBN978-4-938939-72-4

(本文より)

……朱さんはICUの広いワンフロアのベッドに、仰向けになって寝ています。枕元を見るとA4の白紙に人体図が描いてあって、「脊髄梗塞、下半身麻痺、治療法なし」とはっきり書かれていました。訓練を重ねても、よくて車椅子生活だと思いました。
翌日の昼前のことです。
朱さんが来たというので外へ出ると、まるでコンニャクかトコロテンのようにグニャグニャしていて、回復の可能性はゼロの状態に見えたのです。でも、気を取り直してベッドへ運んで三十分ほど気功をしました。完璧な下半身麻痺です。これは打つ手がありません。
朱さんに「さあ、起きよう」と声をかけると、彼は起き上がって、ベッドの横に両足を下げて座りました。さっきまでトコロテンだった人が起き上がって座っています。さらに、朱さんが片手で衝立の枠をつかみながらスッと立ったのです。自力です。
立っている朱さんを見て、奥さんが「ギャッー」と叫びました。友人が、眼を真ん丸にして驚いていました。まるで死人が生き返ったかのような驚きの表情でした。

 

「著者略歴」

小坂 正(こさか・ただし)
治療に気功をとり入れた整形外科医。小坂整形外科院長。1948年北海道札幌市生まれ。道立釧路江南高校より弘前大学医学部卒業。74年自治医科大学、 76年国立国際医療研修センター研修医としてスタートし、関東一円の病院にて 臨床経験を積む。85年東京・池袋にて開業。手術を得意とする勤務医時代から 一転して“入院・手術前に治す”を目標とする。いわゆる名医、名人、ヒーラー などの治療法をこの間に模索。2004年ガン宣告を受ける。2005年気功を学ぶ。気功による脊髄麻痺患者の回復体験を機に気功治療を本格的に取り込む。 整形外科医から“治らないものを治せる治療家”になるのが夢。対症療法集の医学ではなく、治癒力の回復による健康概念の再構築を目指している。
http://kosakaseikei.xsrv.jp/

編集担当より

●6月5日、できたばかりの本を届けに池袋の小坂整形外科へ行く。約束は診療の終わる7時半。ドアを開けると、診察室前の通路に立った先 生が大きな声で患者さんに、「歩いて!」「走って!」と指示している。それに倍するようなドでかい声で女性の患者さんが「ワアー、あたし走れる! 見て、 見て、こんなに走れるの!」と歓喜の声をあげている。
聞くとはなしに耳を傾けていると、練馬から東銀座に通勤するオフィスレディらしい。すべり症といわれ、手術を促され、この一年ほど足腰を引きずるようにやっと歩いていた人。それが一発で、このありさま。ここに通って以来、こんなシーンを何度見たことか。

小坂先生の取材を始めてまず実行したのが、自分を含め、痛んでいる友人たち15人ほどを治療してもらったこと。足、腰、肩が痛いという人はごまんといる。
左手が肩から上にあがらないという60代の主婦。
両足の痛み・しびれ、腰の痛みで夜も眠れないという建築屋さん。
膝の皿がおかしくなって歩行困難だという古い友人。
ある気功で身体のエネルギーバランスが崩れたという68歳の男性。
脊柱管狭窄症と言われて困っていた50代の主婦。
脳梗塞後のリハビリの遅々たる進捗に悩んでいた同年輩の友。
椎間板ヘルニアと診断されて治療を受けたがちっともよくならなかったという人。
そういう人たちの腰痛、肩の痛み、手の痛み、膝の痛み–みんな驚くほど、良くなった。
僕のズキンズキンする左足の痛みも、頸の痛みも全快した。
気功治療のすごさである。

いい気になって、ぼくは今こんなお願いをしている。
「では先生、ぼくの最大の悩み・糖尿病を治してください」と。
週に一度のペースで気功診療を続けている。
うまくいったらその時はまた大々的に報告します。
こういうひたむきな、なんとか治してやろうという医師にめぐり会えたことに感謝します。