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帯津 良一

汝のこころを虚空に繋げ (帯津三敬クリニック院長 帯津良一著)
—白隠さんの『延命十句観音経』を読む

――白隠さんの『延命十句観音経』を読む――

 

帯津良一 著

ISBN 978-4-938939-98ー4
定価(本体1500円+税)

この本について

著者帯津良一さんは、食道がん専門の外科医。
多忙な日々を過ごしながらも、西洋医学だけではなく、中国医学、さらに
人間まるごと見る「ホリスティック医学」をエネルギッシュに実践しています。
大きな転機は、白隠さんと出会い、「虚空」を知ったことでした。
40年前のことです。

白隠さんの人生は苦悩の連続でした。
地獄に落ちる恐怖、
悟りを求めての厳しい修行、
富士山の大噴火、
大飢饉、
禅病といわれる難治の病、
ようやく治ったら、今度は弟子たちが病に倒れ……。

どう乗りきろうか?
弟子たちや、貧困にあえぐ庶民のために残したもの、
それが、
「『延命十句観音経』を読め。そうして「虚空」に繋がれ」
のメッセージでした。

――病気が治るとか治らないとか、生きるとか死ぬとか、
そんなことはささいなことだ。
私たちは虚空からやってきて、虚空に帰っていく存在だ。
虚空は「いのち」の故郷。
生きる目的は虚空と一体になること。
生きながらにして、虚空と一体になるくらいの覚悟で修行しなさい――

そんな白隠さんの檄(げき)を、帯津さんはわが身のこととして受け取ります。
「病気を治すことが、生きる目的になっていないだろうか?」
「仕事や、目の前の問題にとらわれて、
大事なものを見ないようにしていないだろうか?」
「人生の目的をどこにおけばいいのだろうか?」
「忙しくすることで、日々をやり過ごすだけでいいのだろうか?」

そんなふうに、白隠さんに魅せられていきます。

虚空とは、生命の根源である完璧なエネルギーの源であり、
生きとし生けるものすべての大いなる「いのち」そのもの。
虚空とのパイプが繋がれば、虚空のエネルギーがどんどん流れ込んできて、
自然治癒力が大いに働き始め、あらゆることがいい方向に流れ始める、と。

「いのち」そのものである虚空と繋がることで、
いま、この瞬間から、
「生きる」意味を知り、「生きる」意欲が湧き、生と死を統合し、
その上で本当に「生きる」人生が始まる――
と納得したのです。

帯津さんによれば、
「なぜ生きているんだろう?」
「この世で何をしたいのだろう?」
そんな問いを耳にすることが増えているそうです。
自分の生まれてきた目的を知りたいと思うのは、虚空と繋がりはじめたしるし、とも。

「人間の場」をみるホリスティックだけでは不十分だ、
必要なのは、さらに、素粒子から虚空まで、「場の階層」のすべてを
網羅する「大ホリスティック」だと、さらに進化する
帯津医師84歳、転換点の渾身の一冊。

帯津先生

帯津良一 先生

目次
(はじめに)~不安な時代を『延命十句観音経』で乗りきる
第一章 なぜ『延命十句観音経』か
第二章 『延命十句観音経』を読む
第三章 白隠さん
第四章 大いなる虚空
第五章 祈りの力
第六章 内なる虚空
第六章 地球の場
(おわりに)~こんな時代だからこそ、虚空に思いを馳せる

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著者略歴

帯津良一(おびつ・りょういち)

1936年埼玉県川越市に生まれる。1961年東京大学医学部卒業。
帯津三敬病院名誉院長。がん治療に中国医学を取り入れ、
さらには「からだ」ばかりではなく、目に見えない「こころ」や
「いのち」を含めた人間まるごとを見るホリスティック医学を実践。
さらに2016年からは、人間の場だけでなく、すべての宇宙を
包み込む空間「虚空」にある「大いなるいのち」との繋がりまで
視野に入れた大ホリスティック医学を提唱している。
虚空と繋がることで「生まれてきた理由」「生きる意味」が見えてくると。
自らも、気功や『延命十句観音経』、さらには仕事が終わったあとの晩酌
といった日々のルーティンから虚空に思いを馳せて、いのちのエネルギーを
高める日々を過ごしている。診療、執筆、講演など、さまざまな活動を通して、
虚空と一体化する道を説き、それをライフワークとしている。

担当者から

虚空は、天の遥か彼方にあるのではなく、
自分のうちにあるもの。

外の情報や、意識に惑わされず、
内の虚空と繋がる――
繰り返し読むことで、灯台のような明かりが灯るようでした。
あ、何かに気づきそう、と。

どんなに忙しくても、いつも朗らかな笑顔の帯津さん。

「では、どうすれば虚空に繋がることができるのですか?」
と聞くと、
帯津さんは満面の笑みで、三つの習慣を話してくれました。

虚空と繋がるには、
ひとつ。気功、太極拳を舞う。
ふたつ。腹から声を出して『延命十句観音経』を唱える。
そして三つ目が、仕事をやりきったあとでの晩酌だと。
晩酌は、生の総仕上げ。日々、今日が最後の日だと思って
盃を傾けるのだそうです。

帯津さんのいう「いのち」とは、
私の単独の「命」ではなく、
おおきな「いのち」だと、
それと一緒になって、いのちを生ききろう、
そう思うようになり、
私も毎日、『延命十句観音経』を声に出して唱えています。
(編集部 山垣忍)

毎日ときめいてますか?

毎日ときめいてますか?

☆ガン名医の健康放談

『毎日ときめいてますか?』

……いのちが躍動している……
それがいちばんの健康です。
数値なんて、まあ、どうでもいいのです。

 

帯津良一

帯津良一(帯津三敬病院名誉院長)

ISBN978-4-938939-87-8
定価(本体1400円+税)

☆ときめく……

朝から酒を飲む、
タバコを一服する、
好きな人に想いを馳せる……
生き生き、ホカホカして、いのちが弾んでる。
数値なんて、まあ、どうでもいいのです。

☆ポイント
いくら人間ドックの成績がよくても、それはたまたま値が正常値だった、ただそれだけのことです。逆に、生命の躍動さえあれば、少しぐらい乱暴なことをしたり、異常値が出てもいいのです。

☆内容
(はじめに)酒は朝から飲むもよし(1章)人間を「まるごと」診る医学(2章)生と死と悲しみと(3章)ときめいている仲間たち(4章)飲む、食べる(5章)ハメバラばなし(6章)さまざまな病(あとがき)健康ってなんだろう。

☆なるほど、思わず膝を打つ名医の放談!

 

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(さわり)

胸に燃え立つもの

医者になって半世紀以上たちますが、健康を考えるうえでいちばん大切なことは、内にあるダイナミズムです。これがないとダメなのです。これはフランスの哲学者ベルクソンが唱えた「生命の躍動」を指します。青雲の志や情熱と呼んでもいいでしょう。内に「ときめき」を秘め、志を持って生きる。そして、社会の一員として、他者に思いをやりながら粋に生きる。――これが理想です。

胸に燃え立つものを持っていなければ、「健康」とは定義しません。いくら人間ドックの
成績がよくても、それはたまたま値が正常値だった、ただそれだけのことです。逆に、生命の躍動さえあれば、少しぐらい乱暴なことをしたり、異常値が出てもいいのです。

射精は、エントロピーを捨てること

何歳になっても常に恋心、いわゆる性欲を持っていれば、免疫力が高まり、若さも維持できます。これは過去の偉人たちも証明している事実です。ドイツを代表する文豪ゲーテは七二歳のころ、一七歳の少女に恋をしました。フランスの画家ピカソは八〇歳のときに二度目の結婚をしました。ホメオパシーの父である医師ハーネマンが三度目の結婚をしたのは八〇歳です。彼らがその年齢までパートナーとセックスをしていたかは定かではありませんが、私が言う「恋心」とは、形を問いません。恋人のように心を通い合わせることができる存在がいるだけでいいのです。

だからといって「接して漏らさず」というのも体によくありません。これは『養生訓』の
貝原益軒先生の言葉ですが、率直に言って、私はこの言葉には賛成できません。なぜなら男性にとって精液を出す行為は、エントロピーを捨てることにつながるからです。エントロピーとは、「乱雑さの尺度」を指します。エントロピーが増大すると、体内に無秩序を引き起こす要因が大きくなり、病気になる比率が高まるのです。ですから精液を放出することは、息を吐くことや、汗をかくこと、大小便を排泄することと同様に、とても大切な行為なのです。人間の体の中で作られ排泄するべきものは、出すほうが自然ということです。

何かひとつ、行をやろう

50歳過ぎたら、何かひとつ行をやるといいですね。
私の大好きだった詩人の加島祥造さんは、生前、伊那谷のおうちに行くと、「これがおれの健康法だ」と、50年間続けた自彊術をやっていました。私の場合、最初、東大のころ始めたのが空手でした。初段を取り、卒業してもやるつもりでいました。ところが外科医というのは暇がない。おれは無理だなと思い、空手から足を洗いました。

楊名時先生は私の太極拳の師匠ですが、特にこれといって教えてもらったことはありませ
ん。酒ばっかりです。酒がぴったりなのです、二人には。
そもそもの接点は、うちの家内です。
家内が更年期になり、不定愁訴が多くなったとしきりにこぼすものですから、「太極拳で
もやったら」と楊名時先生を紹介したのです。彼女は一生懸命やるので、面白くなった。これは素晴らしいということがわかって、当時、作ったばかりの病院で取り入れようと院内に道場まで設けたのです。ところが患者さんに気功を教えようとしても、患者さんは自分が重症だということがわからない。当時はガン告知をする時代でなく、患者さんは誰も来てくれません。閑古鳥が鳴いていました。これじゃだめだと、「太極拳の教室を開け」と家内に言いました。すると入院している患者さんではなく、健康志向の近所の人が集まってきたのです。すぐいっぱいになりました。

一方、患者さんは消灯が九時ですから、朝が早い。みんなうろうろしています。これはも
ったいない。家内に「朝の教室を開いて、そこでも教えて」と頼みました。自分の子供のことや家の中の仕事もあるので、とんでもないと断られました。それじゃ俺に教えてくれ、休みの日に四時間もあれば覚えるからと頼みました。空手をやっていたから太極拳はなんとなくわかる。家内に教わった次の日から、私も教えるようになった。家内は家内の時間帯で、私は私の時間で教えるようになったのです。

諦めない

どんな大きな病を宣告されても、諦めず、失望せず、ときめきを持って生きる――他人か
ら「みっともない」「いまさらそんなことをしたって」と思われたって良いではないですか。
大病の宣告は「第二の人生」の宣告です。そこから「ときめき」を見つけ出すチャンスを与えられたことなのです。

だからこそ、宣告されたら、できるだけ酒を飲み、うまいものを食し、足腰を鍛え、敬意
を持って他人を敬い、他人に愛される生き方をしようとあがいてみましょう。
ガンはミステリアスな病。だからこそ、何が生命に作用するかわからないのですから。
医者の冷たい言葉で、絶望の淵に立たされている皆様に「ときめく」時間がありますように。

(編集者のメモ)

ガン医師の帯津良一さん。
知り合ってもう20年を過ぎた。
100回ぐらい酒を飲んだ。
しんどい患者の声を聞き、元気づけ、闘病戦略を語り合い、
うまくいったら、また世の中に送り出す(そうでない場合も多々あり)。
大変な仕事だな……といつも思っていた。

でもこの人は、まん丸お月さま。
怒鳴ったり、語気を荒らげたり、めげたり、しょげたりする場面を
見たことがない。
穏やか、乱れない、明るく、いつもにこにこしている。
天性のものだろうか、訓練のたまものだろうか。
えらいなあ、この人は――と、いつも思う。

でも、まん丸お月様にも、少し欠けたところもある。
まん丸の端っこに、ちょっとギザギザしている部分がある。
ぼくがそれを指摘しても、そうなんですよと笑ってる。
ギザギザ、欠点を補って余りある大人。
この人のそばにいると、なぜかホッとする。
つらいときには、元気がもらえる。

この本は健康“放談”、
朝から酒を飲むもよし、
タバコを一服するもよし、
好きな人に想いを馳せる、
生き生き、ホカホカして、いのちが弾んでる……。
それがいちばんの健康です、
数値なんて、まあ、どうでもいいのです、
という主旨。

週刊誌で“放談”中の長い原稿を、
帯津さんから「好きにしていいよ」と許可をもらい、
あるライターに手直しを頼んだ。
ネタは豊富にある。好きなところを勝手に選び、つなぎ
順序を替え、不足部分は帯津さんに書きたしてもらい、
再構築した一冊。

僕がライターとして選んだ人は、優れたドイツ語の翻訳者。
でもこの人、2度の手術を経た、闘病中のガン患者。
自分の経験に照らしながら、「なるほど、なるほど」と、
原稿を読み、合点できる部分をピックアップし、まとめ、
ようやくまとまった。

「いいまとめだね」と帯津さんのオーケーが出た。

巻末で、帯津さんはこんな風に締めている。
「たとえ余命一カ月と宣告されても「死に至る病は絶望」なのです。
今日の免疫と心の関係を知るはずもない時代の哲学者・キルケ
ゴールのこの言葉は実に正しい。
どんな大きな病を宣告されても、諦めず、失望せず、ときめきを持
って生きる――他人から「みっともない」「いまさらそんなことをしたって」
と思われたって良いではないですか。
大病の宣告は「第二の人生」の宣告です。
そこから「ときめき」を見つけ出すチャンスを与えられたことなのです。

だからこそ、宣告されたら、できるだけ酒を飲み、うまいものを食し、
足腰を鍛え、敬意を持って他人を敬い、他人に愛される生き方をしよう
とあがいてみましょう。
ガンはミステリアスな病。だからこそ、何が生命に作用するか
わからないのですから。
医者の冷たい言葉で、絶望の淵に立たされている皆様に「ときめく」
時間がありますように」

病人に、それが無理なら病人のそばについている人に、読んでほしい一冊。
元気が出ます。(文責・山平)

がんと告げられたら、ホリスティック医学でやってみませんか。

がんと告げられたら、ホリスティック医学でやってみませんか。
帯津良一

がんと告げられたら、ホリスティック医学でやってみませんか。

ホリスティック医学は、西洋医学だけでなく、漢方薬や気功、食事療法やイメージ療法、ホメオパシーやサプリメントなどの代替療法も取り入れ、自然治癒力を高めていこうという考えです。だから「もう打つ手がない」ということはないのです。極論すれば、打つ手はいくらでもあるのです。希望を捨てることはありません。

「このちがいは大きい。そのうち生命力が復活するかもしれない。
朗報が来るかもしれない。諦めることはない、だから希望を捨てるな。
極論すれば、打つ手はいくらでもある――」(著者)

著者:帯津良一(帯津三敬病院名誉院長)
発行年月日:2011年7月
コード:ISBN978-4-938939-65-6
四六判並製 240ページ

定価(本体1,500円+税)

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ホメオパシーという新たな医学の幕開け

花粉症にはホメオパシーがいい
アトピー性皮膚炎からがんまで、エネルギー医学の大きな力
帯津良一 板村論子

花粉症にはホメオパシーがいい

おや、こんな手があったのか?!
小さな粒(レメディ)を舐めるだけで、確実に何らかの効果を感じる。
元気が出る、食欲がわいた、痛み・かゆみが苦にならなくなる、そして・・・
治療現場からの驚きの報告!!

ホメオパシーとは、人間の生命力に働きかける治療です。
治療の対象は「疾患」ではなく「病気の人」そのもの。
身体の持つ自然治癒力に働きかけるのです。
そこで用いられるレメディとは、植物や鉱物などを高度に薄めた小さな粒。
これを舐めるだけで、花粉症などのアレルギーやさまざまな病気、
性格や精神的な疾患にまで、確実に効果を発揮するという・・・。
日本におけるホメオパシー医学の第一人者であるお二人の実践からの声は、
自分以外に自分を癒せるものはないと教えてくれます。
「治癒」の考え方を根底から変革させる一冊。

本書で取り上げた症例

花粉症(アレルギー性鼻炎) / 難治性うつ病 / 片頭痛
外傷後ストレス障害(PTSD) / 敏感性腸症候群 / 潰瘍性大腸炎
成人性アトピー性皮膚炎 / 尋常性乾癬 / 再発性ヘルペス
帯状疱疹後神経痛 / パーキンソン病 / 全頭脱毛症
リンパ節結核 / 副鼻腔気管支症候群 / 慢性関節リウマチ
胃がん再発 / 乳がん/上大静脈症候群/子宮ガン
など・・・

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明日世界が滅びるとしても 今日、君はリンゴの木を植える

いい場を創ろう
「いのちのエネルギー」を高めるために
帯津 良一

いい場を創ろう

発行年月日:2005/7
サイズ:四六版上製
コード: ISBN4-938939-38-X
定価:(本体1,500円+税)

本書の内容

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