ヘソの話
ボクはこうしてボクを気づいていった・・・
岡田多母

ヘソの話

著者: 岡田多母

発行年月日:2004/6/25
サイズ:四六版上製
ページ数:300
コード: ISBN4-938939-34-7
定価:(本体1,400円+税)

本書の内容

目次

[はじめに] 始まりの話
[第1章] へその話
[第2章] シャボンダマの話
[第3章] イワの話
[第4章] 粋な話
[第5章] 示め括りの話

著者略歴

岡田多母(おかだ・たも)


1956年秩父生まれ。
明治薬科大学薬剤学科卒業後、製薬会社にて新薬の研究開発に携る。
91年、健康な心身を取り戻すため、天然磁性水「新生水」を販売するアースエネルギー研究所を夫と共に設立。
96年、自然法則に従い、生かされて生きる生活を体験する場として、秩父連峰を見わたす地に「アーリーハウス」を建造。

現在、さまざまなセルフケアのサポーティングや、独自のセミナーを行っており、そのなかには、アーユルヴェーダと日本の伝統的な知恵を合わせた「和ユルヴェーダ」の料理教室もある。

アースエネルギー研究所
TEL: 0494-22-7190
E-mail: earth@chichibu.ne.jp
http://www.earth-energy.co.jp

▼著書

『スメラナル』
『ヘソの話』

著者 岡田多母さんのこと

岡田多母さんという秩父の山中でヒーリングをやっているご婦人は強烈でした。
いゆる「チャネラー」と呼ばれる一人なのですが、本当の肩書きをなんといえばいいのか誰も分かりません。ヒーラーとか覚者(グル)と呼ばれることもあるそうです。自分の過去世がよく見えていて、三度にわたる転生をはっきり記憶しているのです。むろん他人のことにも洞察は及ぶのですが、あまり人前でしゃべってはいけないという親の戒めがあったり、自分が見てきた宇宙の実像とこの世のルールの違いや複雑多重さにあきれ果てたり、誰にもその悩みを話せないことにずいぶん苦しみます。
しかしある日、統合を得て自分のすべてを語り始めました。ふつうの赤ちゃんは、おぎゃーと生まれた瞬間に向こうの世界のことは一切忘れるそうなのですが、岡田さんはなにか気になるものがあって、その記憶の布(きれ)はじを引っ張っていたら、ある日ずるずると自分の過去世が見えてきたというのです。
岡田さんはどちらかというと天上界、神々の世界に強く、夜ごと夜ごと天空を飛翔しては神々に会い、この宇宙の成り立ちと地球の来し方行く末について学び、それを地上会の人々に語るのです。その洞察力の鋭さを、あの船井幸雄さんが、「岡田多母さんの特性は直観力に優れた人。どんなことについても瞬時に正しい答えの分かる能力を持っている」と評しました。
お目にかかった当初は、岡田さんの話す内容はまったく聞き取れませんでした。岡田さんの語る内容が常人の僕には荒唐無稽で、想像を絶していたからです。しかし一年二年とじっくりお話を聞くにつれて、岡田さんの話す内容が半分ぐらい理解できるようになりました。

本書『へその話』は岡田多母さんがこの世で発した最初の文言集です。
この書を皮切りに、彼女はさまざまな活動をスタートすることになりました。

(山平 松生)