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風雲斎のひとりごと No.84(2020.2.15)
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おります。よろしければご一瞥下さい。ご不要の方は、お手数ですが
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風雲斎はこの半年間、体調不全でサボっていました。
(ゴメンナサイ)年末からようやく回復。
ユニークな一冊ができました。そのご案内です。

『アカシックレコードと龍』
…… 魂につながる物語 ……
ジュネ(Noel Spiritual)著
定価(本体1500円+税)
ISBN978-4-938939-96-0
(2020・2・19日発売)

[10]アカシックレコードと龍(ジュネ著)——魂につながる物語

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あらまし
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著者ジュネさんは、運命や心を読む不思議な家系に
生まれました。
でも聴こえてくるのは、悪口や嫌な心の声ばかり。
それでも、祖母や仲間たちに支えられながら、
心を探求し、いじめや悩みを乗り越えていきます。

成長した著者は、運命に導かれてフランスに渡ります。
魔女やシャーマンたちと出会い、モン・サン=ミッシ
ェルの大聖堂で、スフィアというエネルギー存在から
「アカシックレコード」のデータをダウンロードされ
ます(以下のような具合です)。

《この世のすべてはエネルギーでできている。
物質も、お前も、この星も、目に見えないものも。
すべてはエネルギーが基にある》
……すべてがエネルギーでできている?
そう考えた瞬間、見たこともない奇妙な記号の羅列が、
ザーッと脳裏に走った。
プログラムのような映像は次第に形を成し、
人生の記憶として走馬灯のように流れ出した。
原始時代、中世のヨーロッパ、アラブ、チベット、
エジプト、アラスカ、アメリカ大陸。
男だったり、女だったり、さまざまな時代、さまざまな
国々を転々とした生まれ変わりの記録が映し出される。

大変なことに気づいた。
これらすべてが私だったのだ。
どの場所にも、どの時代にも、どの星にも、
命の記憶のすべてに、私が宿っていた。
何から何まで私の経験だった。
すべてが私だった。

……いま見たものはなに?
《アカシックレコード》
スフィアの声が、美しく響いた。

学びを得て日本に帰国した後、著者は
「Noel Spiritual」という小さなサロンを開きます。
人々の様々な問題をアカシックレコードで読み解き、
それぞれの人の持つブループリント(命の設計図)を
伝え、魂に添った人生の歩き方……を語りはじめ
ます。

その後、彼女の前に現われたのは、すべてを知る
美しい、大きな金色の龍でした。
龍はこんなことを言います。
《お前は特別ではない。だから選ばれたのだ。
だが、お前は自分を勘違いし、走ろうとしたであろう》

ズバリです、
著者は自分を特別だと思い、舞い上がっていたのです。

それから8年。
「Noel Spiritual」は、「本当は教えたくないけど……」
と噂され、めったに予約が取れない不思議なサロンとなり
ました。著者の不思議な人生とともに、その秘密が、
ようやく書籍になったというわけです。
カラー写真とともに、おとぎ話のような実話です。

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風雲斎のひとりごと
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スラっと背の高い、びっくりするような美しい
人がわが社に姿を現わしたのは2年ほど前のこと
でした。おや、掃き溜めに鶴?

話してみると、彼女、ぶっ飛んでいる!
新人類? 「クリスタル・チルドレン」?
いや、それとも違う。
言うこと、なすことが違う。
前世、過去生、生まれ変わり、魂……。
何でもよく知っている。全部知って、この世にスッ
と舞い降りてきた天女……みたいな感じ。

(でもぼくの内心から、こんな声も聞こえてきます)
……この話、ほんと?
……夢見る子がでっち上げた夢物語じゃない?

いや、それにしてはディテールがしっかりしている。
夢物語なら、こうもうまくつじつまが合うはずがない、
そんなにうまく物語(ストーリー)を展開できはしない――(と納得)。

ルルドの街で会った魔女との対話、
スフィアとの対話、
龍との対話も素晴らしい。
ブループリント論も面白い。

最後に著者は、「あなたは、魂に添って生きています?」
と問うてきました。自分の命の設計図(ブループリント)に
従ってちゃんと生きているか、という詰問です。
うーん、難問。でも以来、「魂に添う生き方」を意識する
ようになり、自分の生きざまを書き込むことになりました。
A4のノートで50ページを越えました。
ジュネさん、ありがとうございます。

(今号終わり 2020・2・15 風雲斎)