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   風雲斎のひとりごと No.15 (2008.8.20)
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このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった方々に発信しておりま
す。よろしくご一瞥下さい。
なお、ご不要の方はお手数ですが、その旨ご一報下さい。
送信リストからはずします。

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ボクは魂なの?
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田村珠芳さんの『アセンションはもう始まっています』(小社刊)という本に
ドキッとする箇所がありました。

「アセンションとはなにか。
アセンションとは、少しも難しいことではありません。
自分が魂であるという自覚――それだけです」(同書192p)

「自分が魂であるという自覚」――ここです。

この一文が脳天にズシンと響いてきました。
(こんな具合です)
ああそうか、オレは魂なのか。
オレは、オレの体、オレの顔、オレの手足、オレ固有の脳細胞を持った物理的
人間だ。同時に、こころ、感情などを持つ感性人間でもあるのだが、それにと
どまらず(いや、それを超えて)、オレは魂なのか!と。
へえ、(オレという人間にどんな規定をつけようが、まず何より)オレは魂な
んだ、と。

オレは魂なんだ――そう思い定めると、いろいろ想いが湧いてきます。
おい、おまえは一体どんなやつなんだ?
今生のオレだけだけでなく、前世もそのまた前世もずっと続けてオレ(わたし)
であったあんたは、どんな、誰なんだ? オレの魂とはどんな存在なんだ?
そんなあんたは、何を求め、何を探しているのか?

田村さんにお尋ねすると、
「魂は永遠です。
人間、死んでしまえばおしまいさ、ではありません。
肉体はやがて滅びますが、魂は何度も転生して生まれ変わって来ます。
生まれ変わりの姿や形は変わっても、魂は不変です。
宇宙のサムシング・グレート(根源神)から1人ひとりに与えられた魂が、分け
御霊(みたま)。
その魂が修業を終え、もういいとなったら、光の国へ帰る。
そんな魂をみんな1人ひとりが持っている。そう、あなたも持っている。

それを信じなさい。
自分のなかの魂を信じていれば、宇宙の根源神といつもつながっている。
そこにお任せしなさい。
何をなすにしろ、そこにお任せすれば、すべてがうまくいく。
あっちこっちと他所を探すのではなく、もっと自分を信じ、心のなかにいる神様
にお任せしなさい」と。
それをちゃんと認識したとき、あなたのアセンションは完了する、というわけで
す。

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『内在神への道』という本
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ちょうど同じ頃、友人の薦めで読んだ
伊勢白山道著『内在神への道』という一冊の本には、こんな文章がありました。

「神への信仰とは、人間の願望を叶えるための手段でした。
満たされぬ欲望を叶えるための信仰は、人間の心の外に神を見いだそうとしてき
た。
自分にないものを求めるので、自分の外に、神を作り出してきたのだ。
でも、そんなものは本当の神ではない。
命を生み出した本当の神は、生きている人間1人ひとりの心にいる。
それが、内在神だ。
人間は、自己の心の中に神仏を感じるまで、不安から解放されない」
(意訳著者)
両者に共通するのは、
「自分が魂であるという自覚」
「神は自分の心にいる」
という点です。

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バーソロミューの言葉
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「その視点が、ニューエイジと呼ばれた運動の中心概念だよ」と指摘してくれた
のが古い友人でした。そこで読み返したのが、『バーソロミュー』という名著。

「自分の幸不幸はただひとつのことにかかっている――つまり、自分が神の一部
であると感じられるかどうか、ということです」
「自分の内にある神に気づきなさい」
「あらゆるものを照らし出すのは、まさにこの“大いなる自己”なのです。
“大いなる自己”は、ただ在るのです。“大いなる自己”とともにいると、すべ
てがうまくいきます。“大いなる自己”の外に出ていると、問題が山積みになり
ます。そこでまた“大いなる自己”のもとに帰ると、その問題は消え去ります」

そうかそうか、彼らは、「自分の内にある神に気づけ」――と、10年も前から促
していたのでした。

彼らの目には、人間たちが自分の目指すものが見つからず、神や救いを求め、あ
っちにふらふら、こっちにふらふらさまよっていると見えたのでしょう。
そういう群れを見て、
いいかげんにしたら――
他人や、他所に、神を求めるのはやめなさい――
神や魂は、どこか他所に、どこかのすごい人のなかにもでもなく、ただただ、あ
なたのなかに在るのだと。神は、彼岸(あっち)ではなく此岸(こっち)にいる
んだと。

それは観念的には分かっていたのですが、実際のところ僕は、あの人やこの人に
と、他人・他所を意識して、右顧左眄し、つまりは右往左往していたようです。
それを、此花咲耶姫という神さまは、田村さんを通して、
自分が魂だと自覚しなさいと、改めて意識させてくれたのです。

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自分が魂だという自覚
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リーディングをするジュネさんという友人からある日、こんな指摘を受けました。
彼女は他人の潜在意識を読み、その人の問題点を教えてくれる不思議な人です。
彼女はこんなことを言います――
「山さん、あなたの魂はとっても若いのね。
普通は200回とか300回の転生をしているんだけれど、あなたはまだ若い。
40回ほどじゃないかなあ。それに、いつも幼くして生を終えている魂です。
3つとか、5、6歳の頃に亡くなっています。成年までぶじに成長することがほ
とんどなかった。
ネイティブインディアンの若者だったころ、崖から落ちてケガをして、誰も助け
に来てくれず、二十歳前に亡くなっています」

そう言われてある場面を思い出しました。
今生、5歳か6歳の頃、まきちゃんという仲良しの女の子と、近所の池で遊んで
いた。
僕が前のめりに池に落ち、その勢いで池の中央部まで回転していき、プカプカ浮
かんでいたらしい。驚いたまきちゃんがおばちゃんを呼びに行き、ぬいちゃんと
いうおばさんが着物を着たまま飛び込んで助けてくれた。ほとんどダメだったら
しい。僕が覚えているのは、我が家の押し入れにあったふすま絵。それがうっす
らと目に入った。生き返ったのだった。

いやまだあります。小学校一年生の頃、7歳年上の兄貴たちのけんかに巻き込ま
れた。
ふらふらついて行った僕は、そのあたりの草むらにしゃがんで難を避けていたの
ですが、ガツンと額に石の直撃を受け、意識を失った。病院に担ぎ込まれ何針か
を縫ったらしいが、
よくぞ助かったものだ。あれはヤバかった。額のきずはまだ残っている。

若死にすることに慣れたいたわが魂は、今生、何を間違えたか、長生きすること
を決めたらしい。だからボクは何にでも興味を持つし、何にでも首をつっこみた
がるし、年齢よりも実体は若く、つまり何でもかんでも珍しいのだそうだ。あな
たの今生は、まだまだだから、しっかり生きなさい――とジュネさんは言う。
ストンと腑に落ちた。

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セミ時雨
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暑い夏の日、昼寝から目覚めると、かみさんが庭に向かって端座し、うちわを使
っている。
カナカナがすごいのよとのたまう。寝ぼけあたまでゴロンとそばに寝そべり、
セミ時雨に聞き入る。耳をつんざくようなカナカナの合唱。草いきれ、
雲の流れ――。雑念が飛ぶ。
30分ほどぼんやりしていた。あの瞬間、僕はたしかに一個の魂となってセミ時雨
の中を浮遊していた。

そうか、オレは魂なんだ――
うーん、
これをしばらく念じてみることにします。
(長々と駄文をすみません。今号おわり)

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『アセンションはもう始まっています』
――プレアデスから来た木花咲耶姫のメッセージーー
田村珠芳著 定価(本体1429円+税)
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1歳半のメス。血統書付き。無料です。
性格は活発で、「泳ぎが得意」。元気が良く、とても賢い。
友人の大学教授が大事に飼っている訓練犬系統の優秀なシェパードです。
飼い主が病気がちで、散歩がつらくなりました。シェパード君、運動不足を
嘆いています。
お譲りの際には、しつけ方法などをめぐって若干の打ち合わせが必要かもし
れません。
関心のある方はご一報下さい。(以上)

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                           風雲斎 2008.8.20