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風雲斎のひとりごと No.53(2015.2.15)
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このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった方々に発信して
おります。よろしければご一瞥下さい。ご不要の方は、お手数ですが
その旨ご一報下さい。送信リストから外します。

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『ほら起きて!
目醒まし時計が鳴ってるよ』という本
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上の並木良和さんの本がやっとできあがった。
取材に入ったのが2年まえ。
スタッフがまとめたものを著者に提出すると、
さあ、そこからが大変。
一行一行を、並木さんは天使やガイドとエネルギー調整をして、
そこから、ほとんどすべてを書き直す。

ある日は2,3行、ある日は5ページと、
はかどらないことおびただしい。
途中、何度か僕は文句を言ったが、
いけない、これが神のペースなんだと思って、
そのあとは、一切、何も言わなかった。
ただひたすら、神任せ。

こんな本の作り方は初めて。
それもこれも、並木さんという人が
通常の人ではないから。
神に近いところにいるような人ゆえのこと。

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あらためて並木良和さんのこと
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2年ほど前のこと。
友人の紹介で、わが社に並木さんがやって来た。
余りに若々しいその風貌に、僕はややぞんざいな、
まるで爺さんが孫に接するような態度で応対した。

彼は2時間余り、風雲舎の抱えている問題、僕個人が
抱えている問題を指摘して、最後に
「でも大丈夫です。このまままっすぐに進んでください」
と太鼓判を押した。
最初、僕は足を投げ出し、無造作に応対していたが、
お話の終わりごろには、正座していた。
指摘のことごとくが、いつも悩み、感じていたことだったから。

だんだん仲良くなった2015年の寒い日、
体調の芳しからざる状態を訴えると、
「山平さん、この一年、あなたに身体の問題が出てきます。
サインをちゃんと受け止めてきちんとした対応をするように。
それを上手に過ごせば、あなたは長生きします」と。
その一つひとつの指摘に僕は内心驚いた。
全部そのとおりだったから。

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ハイヤーセルフと対話する人
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最大の驚きは何かというと、
並木さんは他人のハイヤーセルフと会話する。
人は生まれ変わるたびに、性別や国籍や皮膚の色や
家庭環境などを変えるが、ただひとつ共通するものがある。
その人の魂、それがハイヤーセルフ。
彼は、誰のそれとも対話する。
むろん僕の魂ともコミュニケートできるのだから、
僕の考え、やろうとしていること、悩んでいること、
問題点、たぶん財布の中味から家庭の事情まで、
何でもかんでもすっかりお見通しに違いない。
それが驚きだった。
以前にもそれらしい御仁とけっこう沢山つきあってきたが、
ここまでの人は見たことも聞いたこともない。

僕のなかよしの小坂先生という医師は
並木さんのセミナーに一度参加したことがある。
この本の「解説」で、並木さんのことをこう書いてくださった。

「本当にこんな人がこの今の日本に普通に人間として
生きていたのか。信じられなかった。
宇宙の真実をこんなに気楽に簡単に話せるのか。
年齢不詳、性別不詳といわれる華奢な人が、
大人物でもなく、偉丈夫でもなく、周囲を圧する異人でもなく、
普通の人間として目の前にいた。
その存在の軽やかさに驚いた。
そんなに楽に存在できるのか。
この人は地球上の人間ではない。
この人と喧嘩することはありえない。
悪印象を持つことはできない。
嫌うことはないだろう。
衝突のない世界を感じた。

ガイドを、天使を、アセンデッド・マスターを並木さんは語ったが、
僕にはまったくわからない。
しかし彼がその世界にいること、
その次元で生きていることはわかる。
彼を生で体験できたことだけで十二分だった。

いろいろな人と出会ってきたつもりでいたが、
彼のような存在は初めてだった。
こんな人間のあり様は想像したこともなかった。
昼食の一時間を挟んで朝の十時から夕方五時まで
並木さんはエネルギッシュに話し続けたが、
まったく疲れを感じさせない。
肉体で活動している感じではない。
身体の頑健さではない。
頭脳を回転させているのではない。
ただ使命感で動いている。
善意、親切心で教えている。
そこに誠意を感じる。
教えたいことを無限に持っている。
新しい世界を紹介している。

質問が終わる前に、並木さんは答えをもっていて即答する。
何にでも即答する。何でも知っているようだ。
しかもそのトーンには脅しや恐怖感を感じさせない。
怖くない。ネガティブな回答は一切出ない。
果てしなく親切で優しい。
それは彼の個人的な優しさだけではなく、
宇宙の優しさを伝えている。
宗教も神も仏もいらない。
それ以前に宇宙は優しい。」

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こんな人がいるんだね!?
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数人の信用できる知識人にこの原稿を読んでもらった。
異口同音に口にしたのは、
「こういう人がいるんだね……!」
という驚愕のセリフだった。

こういう人が息を吸って生きている、
僕のそばにいる、
会いたいと思ったら会って話をしてくれる……。
こういう人と同じ空気を吸っていることに感謝したい。
並木さん、ありがとうございます。(今号終わり)