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風雲斎のひとりごと

風雲斎のひとりごと No.9 (2007.7.19)

風雲斎のひとりごと No.9 (2007.7.19)

このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった
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「ブラインドサイト――小さな登山者たち」という映画のこと
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表記の映画が近く上映される。
チベットの盲学校の生徒達がエベレストをめざすというお話だ。
原作はサブリエ・テンバーケン。子供達と同じ盲目のドイツ人女性で、チベットに盲学校を創立した先生でもある。原作者自ら、生徒達と一緒に出演するドキュメントだ。

この映画の前提に相当する『わが道はチベットに通ず』という一冊の本は、風雲舎の出版(2001年)だった。そんな縁もあってか、試写会に呼ばれた(宮中から、この道に関わっているという紀子さまもいらしていた。満座の中で、すぐそれと分かる光りようだった。僕は皇室主義者ではないが)

映画は、とてもおもしろかった。
取り立てて目を見張るような筋立てや仕掛けがあるわけではない。アクションもない。ただひたすら盲目の子供と先生達が山に登るというストーリーである。

エベレスト(といっても標高7000メートルのラクパリ)に登るにはプロのクライマーの協力がいる。プロに先導され、高度を上げて行くにつれ、高山病にやられる者が出る。
プロ達はあと一歩の地点(6500メートル)まで来たのだから、落伍者を下山させても頂上をきわめようと言う。サブリエは、そうではない、ここまで子供達と一緒にやってきたことに意味がある。頂上をきわめるかどうかは問題ではないと反論する。

多分この部分がこの映画の事件らしい事件なのだが、サブリエは、次のようなことを言いたかったのだろう。エベレストに挑戦するという行為のプロセスが大事なのだ。それは、盲目であっても、エベレストであれ何であれ、何か目標を立てれば、何でも達成できる、やってやれないことはない――ということをみんなに分かって貰うことだと。

子供達の表情が良かった。
盲目であることは、チベットではそれまでは、人間として遇されなかった。一生家の中に閉じこめられて過ごすか、物乞い、乞食が定番だった。彼らはサブリエ達が創った盲学校で学ぶことで、知を学ぶ術をつかみ、世界を知り、新しい人生を得た。点字器を操り、英語をかなり流ちょうに話し、臆せず、堂々と人間らしく生きていた。そうかそうか、君たちみんな、元気でやっていたんだなと安堵した。

サブリエはチベットの盲学校を現地の人の手に委ね、南インドに新たな拠点を建造中だという。こうした運動を支える資金はすべて欧米からの寄付によるのだともいう。その社会的厚みに脱帽すると同時に、逆境に次ぐ逆境の中で、そういう意志を継続しているサブリエと連れのパウルに敬意を表したい(www.blinden-zentrum-tibet.de)。握手を交わしたサブリエの手は冷たかったけれど、その目は、とても強い意志に輝いていた。すごいね、君たち!

そんな次第で、サブリエの第2作「7年後――チベットからインドへ」(仮題)も風雲舎が出版することに決めた。

映画「ブラインドサイト」は、21日から「シネマライズ」「品川プリンスシネマ」などで上映されるが、関西方面での上映もある由。
どこで上映されるかなどはhttp://www.blindsight-movie.comまで。(以上)

風雲斎のひとりごと No.8(2007.05.23)

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   風雲斎のひとりごと NO.8(2007/05/23)
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「手かざし」という癒し
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左の肩が痛くて、好きなゴルフをやめた。
クラブを振り上げると、ビビッと激痛が走ったのだ。四十肩、五十肩どころではない、ガタのきた六十肩である。後を追うように右の膝が痛み出し、電車の乗り換えにはホームでエレベーターを探すようになった。二年ちょっと前のことだ。情けない。このままよたよた爺さんになるのもしゃくで、近所の整形外科、骨接ぎから始まって、カイロ――鍼灸――ふたたび整形外科と、信用できるツテを頼りに、名医や名のある治療院をかけずり巡った。でも、わが痛みを治してくれる医療者はどこにもいなかった。

ところがあることで、肩も膝の痛みも、けろりと直った。「手かざし」である。
知識としてはゴッドハンド(神の手)やゴッドライト(神の光)を知っていたが、実用は初めてである。あるスピリッチャルなおばちゃんが「この人にお願いしてみたらどうかしら……」とさるご婦人を紹介してくださった。およそ3ヵ月、回数にして14、5回ほど、ご婦人に、文字どおり”手をかざして”もらった。朴念仁の僕には、気の流れのようなものはわからない。効いているのかどうか、見当も付かない。ふーん。
 
おやと思ったのは、何度か手をかざしてもらった後、久しぶりに行ったプールだった。クロールの際に左腕がちゃんと上がるではないか。ちょっと前まではまったく上がらず、右腕だけの片腕泳ぎだった。それが、左手が挙がるので、まともに泳げるようになった。同じ頃から膝もよくなって、歩行もちゃんと出来るようになった。欲がでて、物置に放り込んでいたクラブを取り出し、おそるおそる振ってみた。腕が回る。5月の連休、二年半ぶりに回ったコース本番は、ラウンドで97。二度目は41:46で87と出た。うん、やはりおれは筋がいいのか。
 
あらためてこのご婦人を見直した。還暦がらみの奥さま。商社マンのご主人と海外暮らしが長く、教養、人品骨柄、どれをとっても奥が深い。謝礼をどうしようかと案じて現金でもと申し上げたら、「じゃあ、もう来ない」とのたまう。お金を稼ぐためにやっているのではない、ご縁があり、悩んでいる方のために手をかざしているだけと毅然たるご返事。もう20年ほど、こうして人知れず、傷んだ人に手をかざしているのだそうだ。僕の肩、膝の痛みなどはほんの序の口で、難病、業病も手がけてきたとか。その手法はある宗教団体から発したが、その教えや宗派のPRをするでもなく、まあよかったら関連の本でも読んでみてと、まことに悠然たるものだ。

効果らしきものが現れたのをきっかけに、僕ひとりではもったいないと気が付いた。脳梗塞で倒れリハビリに取り組んでいる編集仲間、癌と宣告され不調を訴えている大学教授、不定愁訴に悶々としている女性、肩が張って仕事がつらいつらいとこぼしている職業婦人――共通しているのは、病院に行ってもラチがあかないような人種である。打つ手が見いだせず、苦しんでいる人がこんなに多いとは!

彼女には、定期的にうちの会社にお運びいただく。
狭い事務所のソファーをかたづけ、敷物をひいて簡易手かざしルームのご開帳だ。ひとり一時間ほどかけて、手を当てていただく。むろん、みんながみんな快癒したわけではない。進行形の人びとだ。傷ついた仲間達は、この不思議な癒しに、一縷の希望をつないでいるようにも見える。

この方はとうとうと弁舌をぶつわけではない。
天空に遍在している神のパワーを受け、傷んだ部位に手をかざす。そのパワーは、人体を元の形、自然の形に戻す力を持っているので、天空からいただくだけ――ということになる。自らうんうん唸り、苦労してパワーをひねり出している風でもなく、正座して、30センチほど手を離し、淡々と患部に手をかざす。
ふーん、参った、手かざしねえ――。
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糖尿にはどうなのだろう?
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実は、肩と膝の痛みは、前奏曲だった。
僕には糖尿病というやっかいな病気がある。糖尿病による入院が2回、血糖値の変動が激しく、それに起因する症状が、近頃とみに顕著だ。とりわけ視力の衰えが恐い。原稿が読めない編集者では、商売にならない。そこで、ついでに糖尿病も治してくださいなと気安く頼んだら、彼女、「やってみましょう」とおっしゃる。ただし条件があると。
「あなたがこれまでの生活をあらため、自分を変えること」がそれだと。
この病の最高権威を自称する某病院の「インスリン療法」に辟易していた僕は、彼女に依存することを決めた(といって近代医学を捨てたわけではなく)。酒浸り、大食、夜更かしの日常をあらため、暮らしを変え、心を正そうと。

以来、禁酒、禁煙、カロリー制限、朝晩1時間ほどの散歩(ときおり羽目をはずすのだが)、なにより6段ギアつきのチャリを購入し、専用ヘルメットをかぶって近所のツーリングがおもしろくなった。こと糖尿病に関しては、緒に就いたばかり。結果はまだ見えない。
でも、何となく、治ると感じている。 

親しいあるお医者さんに聞いてみた。「こんなことってあるのですか」
医師曰く、「これが本当の癒しではないかな……」と。
これはフィクションではありません。実話です。

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ひどい腰痛に7年間も苦しんだエンジニア
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上記の僕のケースとはちょっと違うのですが、次のような奇特な人がいます。
ひどい腰痛になった。さんざん医者通いしても、ちっともよくならない。じゃ、自分で治そうとあれこれ文献を読み、戦略を立て、それに添って治療し、ついに7年越しの痛みから解放された! その考え方が、まことにユニークなのです。

戸澤洋二(57歳)さんは電気機器メーカーに勤める電子工学のエンジニア。ばりばりの仕事人間だが、フライフィッシング、ラジコン飛行機、星の観測など、遊び心も旺盛だ。あるとき、チクチク腰に痛みを感じた。整形外科に行くと「これは座骨神経痛ですね」と。しかし回復の見込みが見あたらず、以来、ドクターショッピングが始まった。

整形外科からスタートして、カイロプラクティック、骨接ぎ、鍼灸、中国整体、ゴムバンドによる腰のぐるぐる回し、気功――と渡り歩くが、一向によくならない。それどころか、10メートルと歩けないような痛みがやってきた。遠距離通勤の途中、一駅ごとに下車して休むような事態を迎えた。痛みは、「いっそこの足を切断してくれ!」と悲鳴を上げるまでに激化。椎間板ヘルニアのような物理的障害は見あたらない。注射も薬もまるで効かない。「みのもんた」氏の腰痛を治したという「神の手」を持つ医師にも行ってみた。あれもダメこれもダメ。
――――――――
「痛みのループ」
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さて困った。戸澤さんは、本気で考え込んだ。
「助けて下さい、何とか治して下さい」という態度では、治らない――それがわかった。どうするか。資料をあさり、本を読んでいるところで、「サーノ理論」にぶつかった。サーノ理論というのは簡単に言うと、「心に精神的な苦痛があるとき、脳は体の一部に痛みを発生させ、その精神的な苦痛から注意をそらそうとする」というもの。

ピンと来た。
おれの痛みはこれじゃないか。
その考えに従って戦略を考えた――おれの心の中に、うんとヘビーな精神的な悩み(ストレス)がある。脳は、それをそらすために、腰痛・座骨神経痛という代替行為をとったのではないか。つまり心のストレスが、腰痛・座骨神経痛というかたちで現れたのだ。痛みの回路は次のようなものに違いない――脳から腰痛・座骨神経痛へ、そこからまた脳へ、そしてふたたび脳からまた現場へと、痛みはぐるぐる環(ループ)となってエンドレスに回っているのではないか。戸澤さんはこの環を、「痛みのループ」と名付けた。だから対策は、この「痛みのループ」をどこかで断ち切ればいい――。

この戦略に則って戸澤さんが行ったのは、次のようなことだった。
�毎週一回、ペインクリニックで、圧痛点(触って痛い箇所)に、トリガーポイントブロック注射を打ってもらう。トリガーポイントブロック注射というのは局部麻酔注射。
�麻酔が効いて痛みが消えているうちに、脳を、「楽しいこと」に専念させる。脳に、痛みのことを忘れさせ、楽しいことで忙しくさせるのだ。大事なことは、脳をいったんリセットさせること。勘違いで凝り固まった脳に、痛みを無視するように仕向け、そして、よくなったイメージを脳に与えるのだ。
�そのため抗不安剤を服用すると、大いなる援軍になった。
�それとは別に、毎日のストレッチ、週末のプールで、肉体と気持ちをリラックスさせた。

言ってしまえば、たったこれだけのことだが、ここまでたどり着くのに6年余の時間がかかった。この戦略を実践して3ヵ月、あの激痛は、きれいさっぱり消えた。
戸澤さんはいま、鼻歌を口ずさみながら、大好きなラジコン飛行機を飛ばしています。

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『腰痛は脳の勘違いだった』
……痛みのループからの脱出……
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という風雲舎の本が出来ました。
(定価1575円 5月末発売)

心当たりのある方に、ご一読をお薦めします。
出版前に、帯津良一先生にこの話をお伝えしたら、それはおもしろいと、あの超多忙人間が原稿を読んで下さいました。
その上で、こんなお褒めの言葉を頂戴しました。
……私はがん治療におけるこころの重要性を説いてきた。しかし著者のような「「回路の論理」には思いつかなかった。さすが、工学畑の人だ。「痛みのループからの脱出」という著者の論理は、がんを始めとするすべての慢性疾患に通ずる治癒の原理なのかもしれない。これは慢性疾患に悩む人の必読の本であり、すべての医療者に一度は読んでいただきたい書である……

腰痛に悩んでいる人は1千万人、いるそうです。
椎間板ヘルニアなどの物理的、具体的な障害を伴う腰痛は、そのうち30%。のこり70%の腰痛患者は、理由のはっきりしないそれに悩んでいるそうです。ドクターショッピングを繰り返している人、仕事にも出られない深刻な人、時間とお金を使って出口にもたどり着けない人――心当たりのある方に、ご一読をお薦めします。
脳の勘違いで、体のどこかが慢性痛を訴えていませんか。
痛みのループにはまりこんでいませんか。(以上)

(また長い文章になりました。今後は短めにするよう努力します。ありがとうございます)

風雲斎のひとりごと No.7 (2007.2.5)

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   風雲斎のひとりごと No.7 (2007.2.5)
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真冬の星空がきれいだ。
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ここ半年ほど、ずっと星空を見上げている。
真冬のこの時期、やはりオリオンがいい。
オリオンを起点に、「冬の大三角」を探す。
オリオンの左下のペテルギウスから、プロキオン(こいぬ座)、そしてシリウス(おおいぬ座)を結ぶ逆三角形が「冬の大三角」。ほぼ正三角形の端正な姿を、八時ごろから南の空にくっきり見せてくれる。三角を形成する星のなかでも、シリウスが何ともきれいだ。全天一明るく、まるでこちらの心を射るように、青白い、妖しい光を放つ。

「大三角」を上辺に拡大する。
シリウス――プロキオン――ボルックス(ふたご座)――カペラ(ぎょしゃ座)――アルデバラン(おうし座)――リゲル(オリオン座)の六つの点を結ぶ。それが「冬の大六角形」だ。

三角と六角を眺めているだけでも、数時間があっという間に経つ。やがて彼らが回転しながらどんどん西へ移動する。ステージをほかの星に譲った夜中の2時ごろ、北斗七星がくっきりと出現し、定位置に北極星が鎮座している。

星が移動する――というより、地球が東へ東へと自転しているのか。
オリオンが西の山並みに消えるころ(3時半ぐらい)まで、寒空の下(車のなかで)、じっと星の運行を眺めていると、なにか異次元空間に居るように感じる。そう、この瞬間、僕は、地球という星にへばりつく一匹の生き物となって、宇宙空間にいる。

星がこれほど魅了するものとは驚きだった。小学生の時分にでもこの魅力を知っていたら、僕は天文学を志しただろうな。宇宙をバックにした大オペラが、かくも夜ごと、しずしずと上演されているとは!! 見事だ、荘厳だ。

小林正観さんと星の話をしていたら、「僕の生まれ故郷はプレアデスです」という。
詳しく話を聞きそびれたが、プレアデス=故郷と言う人がけっこう多い。むろんシリウスも、ベガも。でも僕にとっては、やはり『アセンションの時代』という本の影響が決定的だった。あの本を読んで以来、「そうか、あれがプレアデスか」と、明確にインプットされ、スターウオッチングがスタートしたのだった。

これからが旬、スターウオッチングはまだまだ続きそうだ。寝不足も—-。

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迫登茂子さんという方のこと。
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ずっと集中していたもうひとつの対象が、迫登茂子(さこ・ともこ)さん。
彼女は20年ほど前に不思議な体験をした。そのときの印象を彼女はこう書く、
「上から光が一杯入ってきた。はみ出した光で全身が包まれた! 私は変わった!」

以来、彼女の身のまわりに不思議な出来事が続き、天理教の中山みきさん、大本教の出口なおさんのように、不思議な人生を送るようになった。つまり、神の意思の取り継ぎをするようになった。

お取り継ぎの内容は、天変地異から友人たちの悩み事にまで及び、その真実性、正確さには、誰もがびっくりした。

といえば、おどろおどろしい霊能者を想像しがちだが、実は、笑顔のまぶしい、七十五歳のすてきな家庭のおばさん。僕にとっては、亡きおふくろ代わりのような存在。この人の側にいると、鎧や裃を脱ぎ捨て、素直になれて、心が安らぐから。

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みんないい人ね。
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この人の口癖が、「みんないい人ね」
最初僕は、「冗談じゃない、みんないい人なんかじゃない」と文句を言った。
編集者という職業柄、ろくでもない、たちの悪い、下衆で、いやな、頭の悪い、傲慢な連中(僕そのものだった!)との付き合いが長く、「こいつだけは許せない」というやつが何人もいた。

ニコニコ僕の話を聞きながら、彼女はこういった、
「でもね、一人ずつ許していくのよ」

迫さんに一冊書いてくださいとお願いし、やっと願いがかなって、去年の夏以来、毎週、小金井市の閑静な住宅地にある迫家に押しかけた。この間、僕は彼女の想念を聞き取り、心のうちを垣間見、「みんないい人ね」のルーツを知った。

あなたがこだわっている、名誉、肩書き、金、権力、美醜、そうしたものはひと皮剥けば、どうでもいいことでしょう。本当はみんないい人なのね……というわけだ。
もっと曇りのない心で、人も花も見たら、と。

おりしも、かつてのいやな上司Aが危篤という知らせが入った。
「山平さん、いつまでもそんな気持ちでいないで、お別れしたら……」
と、誘ってくれたのが、アニメ会社の社長をしている昔の仕事仲間だった。
彼と、彼のボスらと一緒に見舞いに行った。Aさんは、昏睡状態だった。
ふっくらと、いい顔だった。

一週間後、亡くなった。
僕は、「いろいろ鍛えてくれて、ありがとうございます」
とお礼を申し上げ、お別れした。

通夜の三日後、夢を見た。
場面は、かつて勤務していた会社。なぜか会社中に水で溢れ、書物も、原稿も、上着も、財布も、人も、どんどん流されていく。おーい、待ってくれと叫んでも、何もかも、ぜんぶ流れていった。
水浸しの感覚が残り、寒さで目が覚めた。何だろう?

困ったときには、迫登茂子さんに倣う癖がついている。
「うらみもつらみも、みんなさらっと流しなさい」
との意味だと気が付いた。

僕自身が、今後、みんないい人ねと言えるか……?

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迫さんのご本、ご一読を。
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そんな次第で、やっと迫さんのご本が出来上がる。

天意を取り継ぐことになった一主婦の不思議な不思議な物語
『みんないい人ね』――曇りのない心で生きる――
迫登茂子著 定価(本体1600円+税) 
いい一冊になった、と思います。ご一読下さい。
http://www.fuun-sha.co.jp/
彼女が天啓を受けた記念の日、2月11日に発売です。

(今月のおまけ)
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天外伺朗さんの講演会。
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天外伺朗さんが主宰する「ホロトロピック・ネットワーク」から講演会のお知らせです(ここは仲良しなので、ときどきこうした合い乗りをしています)。

◎ホロトロピック・セミナーのご案内
2007年2月25日(日曜日)
場所/日本消防会館ニッショーホール(東京・虎ノ門)
講演者:五木寛之さん「こころの風景」
 対本宗訓さん「無畏の誓願」
船戸崇史さん「今を生きる」
天外伺朗さん「死と直面するということ」
     ピアノソロ/ウォン・ウィンツァンさん

詳細は下記です。どうぞご参照下さい。
http://www.holotropic-net.org/activity/schedule/2007/20070225.htm
(お問い合わせは)
ホロトロピック・ネットワーク事務局  
〒162-0805東京都新宿区矢来町122 矢来第2ビル3階
Tel:03-3269-1760 Fax:03-3269-1703
e-mail:info@holotropic-net.org

今月はちょっと長くなりました。ありがとうございます。
風雲斎(2007・2・5)

風雲斎のひとりごと No.6 (2007.1.9)

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   風雲斎のひとりごと No.6 (2007.1.9)
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新春御慶

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す。よろしくご一瞥下さい。

なお、ご不要の方はお手数ですが、その旨ご一報下さい。
送信リストからはずします。

新春、『風をつかんだ町』(前田典秀著)という一冊の本が店頭に並んでいま
す。
「クリーンエネルギー」で日本のトップをひた走る岩手県葛巻町の話です。

温泉もスキー場もリゾート施設もない、過疎の町です。この町に、いま年間
50~60万人ほどの訪問者が詰めかけます。町を挙げて取り組んできた
「クリーンエネルギー」の成果を見学し、学ぼうとやってくるのです。

クリーンエネルギーというのは、風力、バイオマス、太陽光、小水力など、
再生可能なエネルギーのことです。この町は、風力を中心に、上記のすべての
クリーンなエネルギーを取り込みました。その達成量は、電力自給率185%、
エネルギー自給率80%という時点まできました。こんな町は日本のどこにも
ありません。

小さな町が、どのようにして“クリーンエネルギー日本一”になったか? 
この本は、その営みをじっくり見ながら、世界の動きにまで目をやっています。
“町おこし”レベルなどではない、とんでもない大テーマに取り組んだのです。

詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
http://www.fuun-sha.co.jp/

本のことをもう一冊。
昨年末、ある方から「お告げ」を受けました。
「ペラペラの紙箱の中で楽しく遊んでいないで、紙を破って出てきなさい。
外は広いのよ。一流の超一流になりなさい」と。

この方は、自分の考えを述べるのではなく、天上からのお告げを取り継ぐの
です。
笑顔が美しい方で、この方の前では、みんな赤ちゃんになり、常識や建前など
の鎧や裃を脱いでしまうのです。
だから、みんないい人になるのですって。
2月11日、『みんないい人よ』という本になります。

昨年出版した『アセンションの時代』の改訂作業が、小松英星さんの手で進ん
でいます。
出したい本が目白押しです。今年も楽しく仕事をします。
よろしくお付き合い下さい。ありがとうございます。

2007年新春 (株)風雲舎 風雲斎

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(株)風雲舎 担当 山平松生
〒162-0805
東京都新宿区矢来町122 矢来第2ビル5F
TEL 03-3269-1515 FAX 03-3269-1606
URL http://www.fuun-sha.co.jp/
E-mail mail@fuun-sha.co.jp
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風雲斎のひとりごと No.5 (2006.10.25)

風雲舎の10月新刊
お久しぶりです。ここのところ、雑用と遊びがいっぱいで、「ひとりごと」をさぼっていました。

今月は、風雲斎がもっとも不得手な、ネット・パソコン、ウェブ、その極めつけのWeb2.0の話です。

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これであなたの「Web 2.0度」がわかります。

ネットにおける自分の座標軸
――自分がどのあたりにいるか――が見えてきます。
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これならわかる これならできる

『Web 2.0の鼓動』

荒井久著 

(四六判並製 232頁 税込み1470円 10月末発売 風雲舎)

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まあ、ざっとこんな話です。

最初、この企画が持ち込まれたとき、「おれはこんなもの、興味ないよ」と拒否しました。
パソコンにやっと慣れ、メールはできるものの、Web1.0もよくわかっていないのに、そんなもの、関係ないやと速断したのです。

ところが読んでみると、ちょっとわかる。
わかるから、おもしろい!
それに加え、ちょっと前に出版した本の中に、「万物はすべて、私たちが〈万物のネットワーク〉と呼ぶ相互作用的なネットワークでつながっています。
あなたがたのインターネットは、万物のネットワークをモデルにしたものであり、物質界における無限のエネルギーを複製しようとする試みです」(バーバラ・マーシニアック「アセンションの時代」)

という言葉が、心のどこかに残っていたせいでした。

これは、どうも大事そうなことなんだ、と囁いてきたのです。

著者は日経BP社で副社長を勤め上げたこの道の手練れです。
プロを相手に素人がごねるのは、至極当然のこと。
ああだこうだと山ほど注文をつけ、出来上がった原稿を繰り返し読んで(普通、編集者は原稿を10回ほど読みます)、なるほど、これならおれでもわかると、合点が行きました。

各論やテクニックはどうぜ無理だとしても、全体像が見えた、という程度にわかったのです。

ご託を申し述べましたが、著者の言をどうぞ――。

「ネット」より、さらにわかりにくい「Web 2.0」という言葉を、よく目にしたり、耳にするようになりました。いったいどういうことなのか、気になっている方も多いと思います。
実は、コンピュータを駆使するIT業界にとっては、これまでになく大変革が進行しているのです。
これについていけない企業は大小に関わらず、取り残される。自分らの世界を謳歌してきたIT関連の大企業ほど、その存続が危うくなっているのです。

今度の大変革は個人に大きく関わっています。ネットにつながった個人同士の情報交換が今度の変革の肝であり、その主人公は「個人」あるいは「個人の集合」です。「個人の尊重」がその根っこにあります。
ネット、つまり社会は、「個人」や「集団」が動かすことになったのです。そこに「Web 2.0」の本質があります。

これからは誰も、ネットに参加しないことは考えられません。それだけネットは便利で、楽しいものです。

一方で、極めて怖い存在でもあります。本書はこの世界がどのように変革されてきたのか。
そして今、何が起こっているの、その全体像を極めてわかりやすく解説しました。

今、それぞれの人たちは、どのようにネットを使いこなしているのか。あるいはこれから、私たちはネットをどうのよう使いこなしていくことが必要なのか。
本書を読めば、ネットにおける自分の座標軸が見えてきます。

例えば今、みなさんにこんな質問をしたら、みなさんはいかがでしょうか。

こんなことでも、あなたの「Web 2.0度」がわかります。

1.メールしていますか?

2.迷惑メールに困っていますか?

3.ネットで買い物していますか?

4.グーグルマップを利用していますか?

5.メールマガジンを5通以上受け取っていますか?

6.ネットで何かを売ったことがありますか?

7.ミクシィやグリーに参加していますか?

8.毎日3時間以上ネットに接していますか?

9.ブログを書いていますか?

10.何かのコミュニティを主宰していますか?

一つでも該当していたら、ぜひ本書をお読みください。

きっと「ネット」という怪物を捉えることができて、大いに今後の参考になるはずです。
(著者より)

どうぞご一読下さい。

10月末、全国の本屋さんの店頭に並びます。

風雲斎のひとりごと No.4 (2006.09.01)

――――――
UFOとの遭遇
――――――

8月9日、信州、鄙びた某温泉宿……。

2月の「風雲斎の独り言」にも書いたのですが、

今回も、同じくUFO探しの旅です。
宿も、前回と同じ、ある秘湯です。

前回は、雲が厚く立ちこめ、UFOはまるっきり見えなかったのですが、今回は

意気込みが違います。メンバーも、親しい友人二人をお誘いし、必勝の構え。

ガイドは例によって、現地のアナウンサーのお嬢さん。

いつものように夕食を終え一休み後、深夜11:30分頃、露天風呂に全員集合。

平日ともあって、そもそも宿泊客の少ない鄙びた温泉宿の離れの露天風呂、

この時間には、人っ子一人いません。バカな中年親父達の天国です。

通常ならこの露天風呂には、足元やあたりを照らすぼんやりとした照明があるの
ですが、今宵のよきことのために、勝手知った仲間が、照明の類を全部消してしま
いました。ぼやっと灯りが点っていると、視界が効かないからだそうです。

だから、星明かり、月明かりだけ。

例によって例のごとく、わいわいがやがやしながら、ぬるめの、掛け流しの
露天で4人がバカ話。うん、しかしどうも雲行きが怪しい。厚く雲が立ちこめ、
視界はよくない。今回も無駄足か……

ふと気が付くと午前1:30を回った。

何事も起こらないせいか、やたらと眠い。ここに来る前に立ち寄った地での遊びが眠
気を誘っているのかも……今日も無理かと心中つぶやいていると、その気分を察した
大学教授のAさんも、
「俺も寝る」と。

午前3:00。ほぼ熟睡に入ったころ、蹴破られるようにドアが叩かれました。
「出たぞ! 寝てる場合か!!」
と、宇宙やUFOやアセンションに詳しいKさんの大声。

寝ぼけ眼で露天風呂に駆けつけると、
山際からせり出した異様な光を放つ発光体を中心に、辺り一面がざわめいている。
親分がお出ましになり、子分達が一斉ににぎわいだした、というような光景です。

そのうち、別のある発光体が、つつっと素早い走りを見せたかと思うと、水澄ましの
ように四方へジグザグに跳躍を見せ、ついで、すすっと真上に上り詰め、見る間に
天空をまっぷたつにして消えていったのです。

僕らの目から言うと、最初、前方の山際での出来事を、斜め上空の出来事として
仰ぎ見ていたのですが、ある星は、その角度を一気に真上へ上げ、
僕らの頭の後ろ側にすっと消えていったのです。

この間およそ10分ぐらいか。
ボーゼン!
ただただ呆然です。

以下は、Kさんのコメントです。

問題は、恒星と同様に天球上で静止していた、非常にに明るい発光体です。
これまでは、現地の特別に優れた観測条件によって、普通の一等星があのように明る
く見えたと考えて、その位置からアルデバラン(おうし座α星)を想定しましたが、
これは間違いだったようです。
今回、高知の片田舎で8月26日の午前2時半頃、あの現地と同様の星空が見えて、東方
の主要な星をすべて特定しました。しかし「親分」は見当たりませんでした。つま
り、普通の一等星では、あの光度は出ないということがはっきりしました。
アルデバランより更に明るいカペラ(ぎょしゃ座α星)も、あの日、北東の空に明白
に見えていたはずですが、「親分」の光が強すぎて、気にも留めなかったと思いま
す。もちろん本来のアルデバランも。
「親分」の真下に見えた、やや明るい星は、オリオン座のペテルギウス(α星)だっ
たとみられます。
つまり「親分」は、アルデバランとペテルギウスの中間あたりで「浮遊」していたと
考えられます。

「親分」に匹敵する光度を持つ惑星や星は、金星、木星、そしてシリウスの3つしか
ありませんが、いずれも、あの時刻にあの位置には現れないので、もともと検討対象
から除外しています。
そこで、あれは一体、何だったのか。手の込んだ彼らの「お遊び」か「プレゼント」
だったのか。
いずれにしても、終夜星空を観察している大勢の天文ウォッチャーが気付かないわけ
はなく、気付けば世界中で大騒ぎになっていたはずです。
—ということで、とりあえず真相は迷宮入りです(ここまで)。

―――――――――――――――
UFOの活動はエスカレート?
―――――――――――――――

そういえば、小社の7月新刊『アセンションの時代』に、こんな文言がありました。

「いま起こっている加速の結果として、UFOの活動はかつてないほどエスカレート
しており、政府や軍部が、天空で起こっていることを無視したり隠したりするゲーム
を続けることは不可能になっています」

え、え? UFOの活動は、かつてないほどエスカレートしているって?

そうか、こういう活動がエスカレートしているのか?!

―――――――――――
プレアデスを仰ぎ見る
―――――――――――

3時からおよそ4時まで、こんな具合にじっと空を見上げていました。

先達役のアナウンサー嬢は、
「夜中の3時に、大の大人が4人も、ぼけーっと天空を見上げている……私、こういう
のって、好きだなあ、いいなあ」とつぶやきます。

真夜中、露天風呂のほとりで、大の大人がろくすっぽ着物もつけず、

ぼけっと空を見上げて、わいわい言っているーーこれはほとんどサイコーのゼイタク
ですね。

ふと気がつくと、「あれはプレアデスじゃない?」
という声がします。

見事な動きを見せた場面からちょっと右斜め、きらりと点滅する星座がそれでした。
、、、と3つの星がならび、その真下に順序よく、、、とさらに3つの星が行儀よく
繋がっています。
風雲舎の例の本のカバーに使用したプレアデスの星座を、左から見上げた角度です。
Kさんの判断では、天球上の位置や時刻、また星団を構成する星々が造る形状から見
て、プレアデスに間違いないと。

持参した双眼鏡で繰り返しプレアデスを眺めました。
こじんまりと、なかよく、肩を寄せ合ってきらめいていました。

ああ、楽しかった。

―――――――――――――――――――
『アセンションの時代』、売れ行き快調
―――――――――――――――――――

小社の本、『アセンションの時代』は、初版本5000部が、発売2週間でうりきれとな
りました。これには正直言ってびっくり。ありがとうございます。重版5000部が9月4
日に出来ます。定価も高い、決して読みやすい本でもないのにと、関係者が驚いてい
ます。

反響は大別して2種類ありました。
一つは、トンデモ本のたぐいとする従来路線の見方。

もう一つは、目から鱗が落ちた、単なるチャネリング本ではない、これはすごい本だ
ね、新しい時代を感じさせてくれた、大切なこと・根元を考えさせてくれた、この考
え方が今後の人間達の進む道を示しているなどなど。

知り合いにも読ませたいので10冊送れ、といった反響がとても多かったことも添えて
おきます。

風雲斎のひとりごと No.3 (2006.07.28)

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   風雲斎のひとりごと No.3 (2006.07.28)
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このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった
方々に発信しております。よろしくご一瞥下さい。

なお、ご不要の方はお手数ですが、その旨ご一報下さい。
送信リストからはずします。

=============
「アンジェラ」という映画
=============
五月といえばもう古い話になりますが、「アンジェラ」という
映画に、ハッと胸を突かれました。

世界で一番美しい都・パリに、ちびで、冴えないぶ男がいます。
何をやってもうまくいかず、ギャングから金を借りては期限まで
に払えず、明日にも殺すぞと脅されています。あれこれ画策しま
すが、まったく展望が見えません。ぶ男には、ささやかなプライ
ドも知性もあるのですが、現実の人生は、小銭をくすねているけ
ちな小悪党です。何もかもつくづく嫌気ざした彼は、せめて最後の
自由意志の行使とばかりに、セーヌ川に飛び込んで死んでしまお
うとします。そのときです、アンジェラという美人が、ぶ男の前に
現れたのは!

アンジェラは、絶望しているぶ男に、
「あなたは本当は心のきれいな素晴らしい人なのよ。
その真実を見なさい。自信を持ちなさい」
と、本来の人間性を思い出すように囁きます。

アンジェラは実はエンジェル、天使です。ですから、ぶ男が望む
ものぐらいは先刻ご承知です。この先の彼の未来がどうなるかも
全部わかっています。彼に足りないもの、それは、お金? 
いえ、ちがいます。自分の本質に目覚め、自信を持つことです。

天使が下界に降りてきて人間を幸せにするという映画や小説は
これまでにもありましたが、
「自分の本質に帰れ、それに気づいて自信を持て」
という角度を、これほど鮮明に描いたものは知りません。映画で
すから、どたばたも奇想天外なシーンも出てくるのですが、この
映画の監督の伝えたかった本質的なメッセージは、たぶんこの部
分です。

ぶ男の名前はアンドレ。
アンドレはこの世にいっぱいいます。
本来の人間性がゆがめられ、いびつな精神状況で生きているアン
ドレたち……そういう意味では風雲斎もアンドレのひとりです。
地上はそういうアンドレ達で満ちているのかもしれません。人間
達の多くが、みんなアンドレを生きているのかもしれません。

(ちなみにこの映画をもう一度観ようと思って有楽町・マリオンに
行ったのですが、既に上映は終わっていました。あっという間に
消えた……そんな印象です。「ダ・ヴィンチ・コード」という愚作
に客を取られたのでしょうか。VTRになるのを待つしかありま
せん)

============================
  「本来の人間性に目覚めなさい」というメッセージ
============================
僕が胸を突かれたのは、たぶん一種の共時性です。
それは、「本来もっている自分の力に気づきなさい」というテーマの
翻訳書を抱えここ一年ほどずうっと考え込んでいたのですが、この
映画とクロスして、バチッと火花を散らしたのです。

それは、ある一冊の翻訳書でした。
バーバラ・マーシニアックという著者の
「Path of Empowerment」(自分の本来持っている力をものにする道、
とでも訳すのでしょうか、実質的には、今進行しているといわれる
「アセンション」についての情報がびっしり詰まっています)という
翻訳書でした。この本も、自分のほんとうの力に気づかずにうろうろ
している人類に、「気づけ、気づけ」と激励しているのです。
「アンジェラ」とこの本のテーマは、同一じゃないかと感じたのです。

==============
  アセンションとは
==============
今私たちが生きているこの地球は、「アセンション」のまっただ中です。
通常「アセンション」は、次元上昇と訳されますが、それは、地球自
身が自分の波動を上昇させていることを意味します。この「アセンシ
ョン」の目的の一つは、私たちが属している物質宇宙に、恒久平和を
実現することです。

天の川銀河からのエネルギーの高潮が、地球とそこに暮らすすべての
「いのち」の細胞と原子に、焼け付くようなシャワーとなって浸透し、
具体的には、地球体温の上昇(つまり温暖化)と、時間が加速してい
ることとして実感されます。

本文に、こんなくだりがあります。
「非常にまれに、時空の或る場所で、宇宙のエネルギーの巨大な加速が
起こることがあります。星々、惑星たち、そして無数の宇宙のプレイヤ
ーたちを含む、様々な形態の知性を持つ存在たちの共同合意によって、
その加速は計画されます。それは、エネルギーの巨大な波動的変化を
統合することによって、はるかに大きい現実体験へ、種々の参画者たち
の目を開くように設計されています。こうした覚醒の時代へのゲート
ウェイ(関門)が、あなた方の世界では1987年に開かれ、25年間の前
例のない変化と幾何級数的な変容を開始しました」

「私たちは、年代記の中のこの特別の期間を、しばしば「ナノセカンド」
と言って引き合いに出します。というのは、ある眺望と観点からは、
この25年間は、《まばたき》より速く通り過ぎるからです」

「すべてのものが加速し続けているので、やがて途方もなく大きい変化
が起こるでしょう。そして、現実についてのあなた方の思い込みは、
《まばたき》の間にひっくり返るでしょう」

それが、2012年12月21日に完結するというのです。

子殺し親殺し、詐欺、ペテン、地震・津波などの天変地異、戦争へと
駆り立てる果てしない太鼓の音……ひどい世の中になった、なぜこ
んなご時世になったのかと多くの人が感じていると思いますが、本書
によると「これこそがいい徴候なのだ」そうです。なぜなら、みんな
が感受して溜めたそのマグマが、強大なエネルギーになって、この
世界を変えていくからです。

私たちより遙かに進化したプレアデスの忠告は、恐ろしいほどの真理に
満ちているようです。そうだったの! そういうことなの! と合点が
いく説明がびっしりと行間を埋めていて、そうか、こうした智慧を得て
人類はやっと重い腰を上げて、前に進むのかもしれないなと、納得させ
られます。本書は、この先の「新地球人教科書」になるかもしれません。

本書の内容は以下の通りです。「解説」にはぜひ目を通してください。

『アセンションの時代』
――迷走する地球人へのプレアデスの知恵――
〈目次〉
(はじめに)プレアデスから、親愛なる地球の友へ
(第1章) 宇宙の本質は多次元です
(第2章) エネルギーと波動を読んで行動する
(第3章) エネルギーが加速した「この時代」の生き方
(第4章) 信念と感情という難物
(第5章) 健康についての真実
(第6章) 性の力
(第7章) すべてはゲームです
(第8章) あなたがたの選択
(解説)人類の進路は既に選ばれているーー小松英星
    アセンション
    徹底した情報操作(1)――歴史の真実
    徹底した情報操作(2)――古代の進化した文明
    徹底した情報操作(3)――宇宙の進化した存在と人類との関わり
    徹底した情報操作(4)――非物質領域の実在と物質界とのつながり
    徹底した情報操作(5)――人類が本来持っている力
    徹底した情報操作(6)――メディアのコントロール
    いったい誰が地球を支配しているのかーー支配構造の由来と現状
    これまで人類がとってきた姿勢――否定、軽視、怠慢または依存
    わたしたちの多次元性について
    「神」または「根本創造主」の本質
    今生の目的と出生の秘密
    ネガティブ創造のマジシャン
    信条または思い込みによる創造
    現実創造のメカニズム
    感情というものの重み
    DNAの真実
    DNAを修復する
    この世界の現状
    この世界の本質を見抜く
    時間とエネルギーの更なる加速
2012年12月21日
    人類の前途
     終わりに 

そういう次第です。
よろしければどうぞ本書をご一読ください。
モヤモヤした視界を大きくパッと開いてくれる一冊です。  

『アセンションの時代』
(紫上はとる+室岡まさる訳・小松英星解説 46並製 
480p 定価2100円 8月初旬、書店店頭に)

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(株)風雲舎 担当 山平松生
〒162-0805
東京都新宿区矢来町122 矢来第2ビル5F
TEL 03-3269-1515 FAX 03-3269-1606
URL http://www.fuun-sha.co.jp/
E-mail mail@fuun-sha.co.jp
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風雲斎のひとりごと No.2 (2006.05.22)

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   風雲斎のひとりごと No.2 (2006.05.22)
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  不思議な人
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小林正観さんについての多くの方々から問い合わせがありました。
あらためて小林さんのプロフィールに触れておきます。
この世には、不思議な人がいるものです。
小林正観――この人も誠に不思議なお人です。

学生の頃から、超能力の研究に明け暮れ、透視ができるようになり、人の死も見えます。スプーン曲げなどは朝飯前でした。
その上で、10数万人ほどの人相・手相を観てきました。
実証的、統計学的な観察を長いこと続けると、人間やものごとの間に共通するものが浮かび上がります。
それを、小林さんは「宇宙方程式」と名付けました。この世を貫徹する大きな法則です。
たとえば、「投げたものは返ってくる」「この世に悲劇や不幸は存在しない。
そう思う心があるだけ」「偶然はない。すべては必然だ」などという方程式です。

小林さんは、風雲斎にとってはおっかない人でもあるのです。
ある対象をひたと見つめると、その人の心、財布の中身、交友関係、先祖、会社での人間関係等々のことなどがすべてわかる……
そんなおっかない人です。風雲斎はある時、そういう凝視を受けたことがあるので、そのおっかなさがわかっているのです。

============================
  『釈迦の教えは感謝だった』という本のこと
============================
その小林正観さんにお願いして、『釈迦の教えは感謝だった……悩み・苦しみをゼロにする方法』という本を出版したことは前号で触れましたが、「なんのこと? よくわからないぞ」という声が何人かから届きました。

小林さんは長い間、人相・手相を見て、人生相談にのってきたのですが、21世紀の寸前から、相談ごとの内容がガラリと一変したことに気が付きます。それまでは相談ごとは自分自身のことでした。それが、21世紀の寸前から、他人ごとに変わったそうです。
「子供が勉強をしないけれども、どうしたらいいか」
「子供が不登校になったけれども、どうしたらいいか」
「主人が酒を飲んで12時過ぎにしか帰ってこないけれども、どうしたらいいか」
「叔父叔母がケンカばかりしている。どうしたらこの人達を仲良くさせることができるか」
それらを凝縮してみると、次のことに気が付きました。
どうしたら自分以外の人を、自分の価値観の中に連れてくることができるか。
要するに、他人を自分の好みどおりにしたい、という相談ごとへと変わったのだそうです。

小林さんは考え込みます。
「この世の悩み苦しみって、他人を思いどおりにすることだっけ?悩み苦しみとは、他人を思いどおりにすることだっけ?」

==============
  お釈迦さまの対応
==============
なぜだろう、ふーんと疑問を感じていた小林さんは、あるとき、「釈迦は、その人自身の相談ごとなら懇切丁寧に相談に乗ってあげたのに、
他人ごとだと、ぷいと横を向いて結跏趺坐して、瞑想に入ってしまった」という文献を読みました。
そこで小林さんはハタと気がつきます。
「ああ、お釈迦さま、あなたはそういう対応だったのですか」と。
そのことについて釈迦がどこかで触れていないはずがないと思って、
「般若心経」を読んでみました。すると、ありました。釈迦は2500年も前に、「般若心経」というお経を通して、そのことについて触れていました。

お釈迦様はこの世の悩み・苦しみを「四苦八苦」と呼びました。
一般論ではなく、人間の本質的な悩み・苦しみを、ちゃんと概念規定していたのですね。
四苦とは生・老・病・死のこと。生まれて、老い、病んで、死んでいく。これは宿命です。
五番目は「愛別離苦」(あいべつりく)愛する人と別れなければならない苦しみ
六番目、「怨憎会苦」(おんぞうえく)怨んで憎む人と会わなければいけない苦しみ
七番目、「求不得苦」(ぐふとくく)求めても得られない苦しみ
八番目、「五蘊盛苦」(ごうんじょうく)五つの感覚が盛んで、それがもとになって苦しむという苦しみ。
五番目から八番目からは、いわば運命です。日常生活次第では変えられるものです。この八つを「四苦八苦」と呼んだのです。

この八つに共通するのは、「思うようにしたいのだが、それが叶わない」ということです。
つまりこの世の悩み・苦しみとは、「思うようにしたいのだが、それが叶わないこと」と釈迦は見抜いていたのですね。

では、そこから脱却するにはどうするか。
「受け容れなさい」というのがお釈迦様の答えでした。受け容れて、さらに受け容れ、それを突き詰めていくと、「ありがとう」と感謝するところまでいく……それが釈迦の教えだったというのです。

読者の反応が素晴らしいのです。
「般若心経がわかった!」
「これを読んでストレスが消えた」
「いろんな人の般若心経本を読んだが、よくわからなかった。この本を読んで、お釈迦さまの伝えたかったことがよくわかった」という投書が多いのです。ユニークで、ラディカルな般若心行経の解釈です。

そういえばそのむかし、高田後胤師の本を読んだことがあります。
あのときも、今回あらためて松原泰道師の『般若心経入門』、寂聴さんの『寂聴般若心経』、新井満氏の『般若心経』などに目を通しましたが、結局よくわかりませんでした。
ご無礼ですが、外辺をぐるぐる回っているが、なかなか核心に至らないという印象でした。

(『釈迦の教えは感謝だった』は4月末、風雲舎から発売され、一週間で一万部が売れました。いま二刷りに入っています。八重洲ブックセンター・人文科学ベストセラー第一位です)。

====================
  「愛別離苦」に悩んでいた風雲斎
====================
さてここから風雲斎の出番です。
四苦八苦を読んでいちばんズキンと来たのは、「愛別離苦」でした。
小林さんは、「般若心経」は「五蘊盛苦」(ごうんじょうく)がわかればいいというのですが、凡人の風雲斎には「愛別離苦」でした。愛する人と別れなければならない苦しみ。

おふくろが亡くなったころから、バタバタと親しい人の死に出会ってきました。
飲み助の大先輩、西城信というわが師匠。会社のボス、かわいがってくれたおじさん。井深大さん、ゴルフ仲間、原稿依頼中だったある学者先生……敬愛し、大好きだった人がどんどん亡くなります。
相談する人がいなくなったと、風雲斎は泣いていました。それもこれも「思いどおりにならない」という事実です。思い通りにしようと思うことをやめて、その事実をただ受け容れればいい、これが小林さんの答えでした。
「ああ、そうなりましたか」と淡々と受け容れる。うーん、そこのところが要諦なのかな……

そういえば、ついこの間読んだ五木寛之氏と帯津良一氏との対談で、五木さんがこんなことを言っていました(月刊文藝春秋5月号)。
「友達仲間が死んだといって、嘆き悲しむことはなくなった。
おお、お前も逝ったか。俺もぼちぼち逝くからな。待ってろよ」と淡々としたものだと。

いい悪い、好き嫌い、認める認めない……起きた事実に対して、あれこれの論評を加えず、ああ、そうなりましたかと淡々と受け容れる……うーん、そうなれるかなあ……みなさん、どうですか。

風雲斎のひとりごと創刊号

――――――――――――
宇宙と同調する時空間
――――――――――――

まだ雪が残る2月末、UFOが現れるという温泉に行きました。
名前は秘しますが、長野駅から車で2時間ほど北西の方角に行ったある秘湯です。
UFO観察歴18年という女性とその友人の先導で、標高7~800メートルの山奥の、さらにその奥にある行き止まりです。彼女たちの話によれば、ここが何度もUFOを目撃したメッカのひとつだそうです。 続きを表示

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