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風雲斎のひとりごと No.57(2015.6.20)
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このメールマガジンは、これまで風雲舎とご縁のあった方々に発信して
おります。よろしければご一瞥下さい。ご不要の方は、お手数ですが
その旨ご一報下さい。送信リストから外します。

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ある披露宴で
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風雲舎の本に『麹のちから』という名著があります。
著者は山元正博さん。祖父は“麹の神様”、父は“焼酎の神様”
と呼ばれた麹屋の三代目。三代目の山元さんには……何も異名
はありません。

山元さんは東大農学部大学院在籍中に、「麹の研究はもう終わり
だよ」とする発酵学研究室の雰囲気に反発し、「冗談じゃない、
おれがその先を発見してやる」と、迷うことなく麹研究に没頭し
ます。食べ物をおいしくするのはもとより、麹には健康、ストレス
解除、環境浄化などに巨大なパワーがある、と独自に麹研究に取り
組みました。以来30年、日本一の麹研究者です。農学博士ながら、
薩摩示現流本家の師匠でもあり、もたもたしているとバサッと叩き
斬られそうな気合いの入った御仁です。むろん大酒飲み。と書くと、
暴れん坊のようですが、物静かなインテリです。

その山元さんの息子さんの結婚披露宴に呼ばれました。
新婦は、山元さんの「源麹研究所」へストレートに就職した麹菌
を学ぼうという女性研究者。そこで修行中の四代目と出会ったわけ。
この本が縁結びの役を担ったのだから編集者も出なくてはいけな
いという妙な理由で、僕もノコノコ鹿児島へ飛びました。その実、
三代目、四代目の師匠に当たる迫登茂子さん(東京・小金井市で
「十一日会」を主宰するシャーマンご婦人)のアッシー君代り。
これも嬉しい浮世のご縁です。

午後1時から始まった披露宴は夕刻5時までの重厚長大、パー
フェクトな大披露宴。近隣の市長さんたちがそろって顔を見せ、
地元大手銀行の頭取氏らが祝辞を連ねる大イベント。さすが
100年続いた名門の披露宴。もう飲めない、もう食えないという
ほどたらふく腹に詰め込んで、さて本業の取材となりました。

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木下供美さんと工藤房美さん
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山元さんのレストラン「バレル・バレー」の一角をお借りして、
宮崎、熊本からの二人のご婦人と出会いました。もちろん迫さん
にも同席していただきました。
木下供美さん、この人は風雲舎主催の並木良和さんの講演会に
お子さん3人を連れて出てくださった感度のいいママさん。
もう一人は熊本市からいらした工藤房美さん。二人はいとこ同士。
僕と顔なじみの木下さんが工藤さんをご案内したというわけです。

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余命1ヵ月ですと宣告された工藤さん
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工藤さんはガン患者でした。子宮ガンとして発症し、その後、転移
します。余命一カ月と宣告され、さて困りました。子どもが3人、
やらなければならないことが山ほどあります。抗ガン剤を呑んでみ
ると、髪の毛がごそっと抜け、ハゲました。息子がかつらを買って
きてくれました。さらに学校の先生からと一冊の本『生命の暗号』
(村上和雄著 サンマーク)を「これ、読んでみて」と手渡されます。

読んでみるとおもしろい。必死で読みます。
痛くないほかの臓器——目、鼻、耳、心臓、手、足に「ありがとう」
「ありがとう」とお礼の言葉を唱えます。100回、1000回、
1万回、気がつくと10万回、20万回が過ぎています。

一か月後、ガン細胞が消えていました。
主治医もおどろきます。
村上和雄先生に手紙で、これこれですと報告すると、先生は熊本
までやって来て、生えかけのチョボチョボの頭髪を撫でて、
「いい子だね……」と、スイッチオンした工藤さんの遺伝子を褒め
てくれたそうです。

工藤さんは、助かったとしばらく喜びに浸っていました。
すると、「自分だけ治ったからといって、それでいいのか?」という
声がどこからか聞こえてきました。
なんだなんだ? と工藤さんはびっくりします。

そこからみんなに、自分の体験をしゃべりはじめます。
こうこうこういうことだった、こうだった……と。
5人の人に、10人の席で、だんだん人が多くなって50人、
100人と増えていきました。熊本はおろか九州全県を回り、
神戸や大阪など、本州にも講演の場の範囲を広げているそうです。

同席の迫さんは、感動が走ると、身体が反応する人です。
身体がわなわなとふるえ、手が勝手に動いて、文字を書くのです。
この席でもそうでした。ワアーと書きなぐって、「はい、これ」と
工藤さん、木下さんに手渡すのです。「それに気づいたからには、
しっかりやるのじゃぞ」というような神さまからの言の葉でした。

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本になりませんか?
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お二人の希望は、この体験を本にしたいというのです。
その場はあらましだけを聞いて、講演を録音したDVDを預かって
帰京し、会社で拝見しました。

これがすばらしい。
「何も足さない、何も引かない」というCMのコピーがありました
が、ドンぴしゃそれと同じ。そのままテープ起こしをすれば一冊の
本になるような名講演です。工藤さんは時系列に、自分の身に何が
起きたか、そのときどうしたか、その仔細を、巧まずして淡々と語
っていきます。熊本弁が心地よく響きます。話し方は決して上手で
はありません。低い声でボソボソ……という感じです。ときおり涙
したり笑顔を見せたりして、地のままに語ります。これがまたすば
らしい。リアリズムがあるのです。
僕は二つ返事で、「これ、出しましょう」とご返事をしました。
村上先生の添え書きも期待できそうです。

よくある話ですが、ガンと宣告された人の胸中を考えると、生半可
なことは口に出せません。下手な激励がかえって本人には辛いのです。
でも「ありがとう」を唱えることは、誰だってできます。
自分の臓器へ「ありがとう」を100万回唱える、これはできます。
臓器を形成する遺伝子をオフからオンにするのです。
これは希望です、光です。

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弾ける人
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お二人との出会いはほんの数時間のことです。
その後の打ち合わせを含め、まだ5時間にも満たないつかの間の
出来事。でも僕は彼女たちの本を出版することに、このあと真剣に
取り組み、ああだこうだと相談したり、その展開を一緒に考えたり、
そうして彼女らと波長を合わせるだろうと思います。その作業に喜
びを感じだろうと思います。こういうことが編集者の仕事なんだと。

すごいなと思ったのは、こういう人が増えてきたことです。
工藤さんはとくにスピリチュアルに専念した人とは思えません。
普通の主婦がある日、何か大事なことに気づき、ほかの人にも伝え
なければならない、それを淡々と実践している——そんな様子です。

弾けたのです。
自分のなすべきことが何か、それに気づいたのです。
こういう人が僕の周りに多くなったという気がします。
従前の意識を切り替え、何かを見つける人たち——そういう場面が
とても多くなりました。
並木良和さんの言葉によれば、「アセンションしている」のです。
ライトワーカー(光を運ぶ人)になったのです。そんな連鎖調和が
いま地上をうねっていると感じます。だからおもしろい時代になっ
てきました。みなさんはどう感じていますか。

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保江邦夫先生と山本光輝先生の講演会がもうすぐです
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口から出任せ講演会です。
お二人の魂の雄叫びがさく裂します。余席あり。お出かけ下さい。

7月4日(土曜日)13時〜16時
東京ウィメンズプラザホール(東京・青山)
参加費:5000円
お申し込みは
→(株)風雲舎 このメルアドに、または電話 03-3269-1515 FAX 03-3269-1606
詳しくはURL http://www.fuun-sha.co.jp/

(今号終わり)

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