続ストン!
あなたの願いがかなう瞬間(とき)
潜在意識研究35年 藤川清美著
続ストン

夢や希望をかなえる最良の方法は何ですか。
努力? 精進? 幸運?
いえ、違います。
答えは、自分の潜在意識にお任せすることです。
自分の願いを口に唱え、紙やノートに書き、潜在意識に
ねばり強く刷り込んでいく――すると、願いがかいます。
それだけです。

たったそれだけのことで夢をかなえ、成功した著者の体験記です。
潜在意識とは何か。どうしたらそれが身につくのか――35年間の
経験をぜんぶ書きました。誰にでもマスターできる方法です。
やってみる価値がありそうです。

【本書の内容】 「はじめに」誰でも使える成功の魔術――それが潜在意識です

「1章」 人生、みんなつながっている
「2章」潜在意識ってなに?
「3章」私のシンクロ体験
「4章」夢ノートを作ろう
「5章」未来の夢
「解説」思いが自然に実現する時代(酒井 満)

著者:藤川 清美

発行年月日:2011年11月
コード:ISBN978-4-938939-66-3
四六判並製 224ページ
定価(本体1429円+税)

本書の内容

「ストン!」って?

自分の潜在意識に自分の願いをねばり強く刷り込んでいくと、
突然あるときある場面で、「願いが潜在意識に届いた!」と感じられる瞬間がやってきます。願いが潜在意識に「ストン!」と落ちた瞬間です。
「ストンと腑に落ちる」――なんてよくいいますね。
あのときの感覚が「ストン!」です。
すると、願いや夢がきっとかないます。

泣きぐせ

酒井先生の奥さん・茂代さんに聞いた話です。長男の泰たい士し くんは、生後6ヵ月の頃、おんぶするとよく泣く子でした。雨でも晴れでも、夜でも昼でも泣き続け、茂代さんは買い物にも行けないとほとほと参っていたそうです。そこで酒井先生は茂代さんに、泰士くんが毎晩寝るときに、「お利口だからね、泣かなくていいんだよ」とささやくことを提案しました。茂代さんは、毎晩、ささやき続けました。するとあるときからピタリと泣くのをやめたそうです。泰士くんの潜在意識に訴えて、「大丈夫だよ、泣かなくてもいいよ」と安心させたのです。先生は、「潜在意識に働きかけると、希望どおりになる││これは間違いない」と確信したそうです。

あれは実験だった

もう一方の「月収100万円」は、他人と比べて遅かったようです。一生懸命だったので すが、3年間というものは鳴かず飛ばずでした。私の成績が上がらないとグループ全体にも 迷惑がかかります。負けず嫌いなこともあって、そこから1年7ヵ月後、やっと願いを達成 することができました。それ以来、収入はぐんぐん増えました。曲折を経て、年収8千万円 というレベルに接近していました。それに合わせて環境が変わってきました。望みどおりの オフィス、サロン、別荘、別荘地、マンションなどが手に入り、念願だったネコハウスを新 築することができました。ここにはいっとき56匹のネコが住んでいましたが、今は47匹に減 りました。自然との暮らしを楽しんでいるターシャ・チューダーというあこがれの人と会え たことも予想外の夢の実現でした。アメリカのターシャの家まで飛び、そこで会ったのです。 そうしたなかでも大きな出来事は、都心の100坪の土地にマンションを建てたことです。 そこが仕事上の新しい拠点となりました。もちろん足踏みもあり逆風も吹きましたが、でも こうして私は”成功”したのです。

うまくいったでしょう――と自慢したいのではありません。

右に挙げた成功例を「ラッキーだったの」と言いたいのではありません。その一つひとつ は、私が潜在意識に願いをかけた実験の結果なのです。私が選んだ仕事と、潜在意識の実験 がぴったりくっついた結果なのです。私はお金がほしいと願い成功を望んでいましたが、あ の潜在意識の実験がなかったら今の私はありません。実験した→結果がでた→面白かった、 という流れを素直に実践してきたおかげなのです。

自分の望みが何か。何を求めているのか――それをはっきりさせます。

ここが肝心な入り口です。お金がほしいのか、恋人がほしいのか、仕事がほしいのか、英語ができるようになりたいのか――。自分の願いは何か、自分は何を望んでいるのか、それをまず決めてください。これは大事なことです。たとえば「お金がほしい」とします。「お金がほしい」と「月収100万円ほしい」ではずいぶん違いますね。私は「月収100万円の仕事を下さい」と書きました。酒井先生はある時期「1000万円の月収」と書いたそうです。「お金がほしい」と言っただけでは、はっきりしませんね。3万円ほしいのか100万円ほしいのかでは大ちがいです。同様に「結婚したい」と「付き合う人がほしい」では、これも隔たりがあります。私の場合、「父に会う」と「生きている父と食事する」では、大変な違いでした。その区別がわからずに大きなミスをしてしまいました。あれ以来、私はそういうミスを二度とやらなくなりました。まず自分の願いが何なのか、それを決めることです。 (くどいようですが)サンプルとして私の先生の例をもう一度挙げますね。

先生はあるとき、お嫁さんがほしいと決意しました。条件は、視力は1・5以上の女性(自分の視力が弱いから)。10歳ほど年下の女性。何でもハイハイいう女性。その期限は3ヵ月以内――あれこれ条件を挙げます。先生の偉いところは、それらをだらだら言わなかったところです。散漫になっては自分の潜在意識に届かないからです。それを象徴する言葉を決めます。先生はキーワードを「愛する妻」と決めました。「愛する妻」「愛する妻」――それがキーワードです。イメージをはっきりさせ、潜在意識に刷り込みやすくしました。2ヵ月後、先生は「愛する妻」をめとったのです。これは実話です。

シンクロニシティ(エンコした車)

犬を乗せて仕事に行く途中、山道にさしかかったら、車のエンジンが急に「スコン、スコン」と悲鳴を上げ、だんだんゆっくりになり、やがてストップしてしまいました。

「わー、止まっちゃった。どうしよう?」

キーを回し、ガチャガチャやってみる。ダメ、動かない。

こんなところでエンコしなくてもいいのに! パニックになっていると、向こうから犬を連れたつなぎ服のおじさんがやってくるのが見えます。山の中。ふつうならめったに人に会うこともなさそうな場所。でもありがたい、そこに人がいる! つなぎ服というのが意味がありそうです。もちろん話したこともない人。車のそばを通り過ぎるその人に向かって思い切って、

「すみません。車が動かなくなってしまったのですが、助けてくれません?」

とヘルプを求めると、おじさん、片手で犬2匹を引っ張りながら戻ってきます。車のク ラッチを踏んだり、あちこち押したり、様子を見ていました。

「これは、マフラーと◯◯◯が悪いんだよ」

と言いながら、どこかの何かを調整すると、あれ、エンジンがかかりました。 「今はこれでいいけど、あとでなおしておいたほうがいいよ」

と、また犬を連れて歩いて行ってしまいました。その場で出会った初対面の人。そうい えば車の修理工場をやっていると言っていました。これって、どうなっているのでしょう?

「著者略歴」

藤川清美(ふじかわ・きよみ)

1949年埼玉県川越市に生まれる。県立川越女子高校を経て、玉川大学(通信教育課程)に学ぶ。1男2女を持つ主婦。猫47匹、犬2匹の生活を楽しみながら、健康食品の営業活動の拠点(有)キヨミを設立。同社代表取締役。恩師の教えで潜在意識と共時性(シンクロニシティ)を学び、公私ともにフルに実践している。「潜在意識セミナー」を開催するなどこのノウハウを世界に広げようとチャレンジ中。

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